イスタンブールの地下宮殿「バシリカ・シスタン」で必見のメデューサ

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イスタンブールの地下宮殿「バシリカ・シスタン」で必見のメデューサ

イスタンブールの地下宮殿「バシリカ・シスタン」で必見のメデューサ

更新日:2019/02/23 15:32

大里 康正のプロフィール写真 大里 康正 旅する写真家、タイと台湾に詳しい旅作家

地下宮殿。その響きだけで様々な想像が膨らむのではないでしょうか。トルコ・イスタンブールの世界遺産、地下宮殿「バシリカ・シスタン 」。地下への階段の先には、美しいライトアップが施され、見事な柱が並ぶ空間が!
通路を奥に進むと二種類のメデューサの頭があり必見。また、願掛けをすると願いが叶うという円柱があり、こちらも体験してみたいところ。トルコ観光の穴場であり、外してはもったいない見どころを紹介します。

地下宮殿「バシリカ・シスタン(Basilica Cistern)」に入る

地下宮殿「バシリカ・シスタン(Basilica Cistern)」に入る

写真:大里 康正

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イスタンブールの旧市街スルタンアフメットのイェレバタン通り。そこに地下宮殿「バシリカ・シスタン」があります。入口が狭く小さいことから見つけにくいかも知れませんので、通りに入ったら少し歩く速度を落としましょう。

チケットはこちら。絵になっているのがメデューサです。メデューサとは、見る者を石に変えてしまうギリシャ神話に登場する怪物で、「バシリカ・シスタン」内部にメデューサの石像があります。それにしてもチケットのメデューサは上下が逆。

実は内部のメデューサも同じように逆に設置されて場所があります。そもそもメデューサが使われた理由はその魔力の効力を期待したからなのですが、しかし本来の姿で直接見ると石にされてしまう恐怖心から向きを変えたと言われています。

地下宮殿「バシリカ・シスタン(Basilica Cistern)」に入る

写真:大里 康正

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石段を下り内部へ。なお、出口は別の場所となりますので、案内に従って観光をしましょう。

美しい内部の様子

美しい内部の様子

写真:大里 康正

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石段を下りて観光案内ルートを進むと、そこには地下宮殿という名にふさわしい美しさがあります。

美しい内部の様子

写真:大里 康正

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では、この場所は本当に地下に存在した宮殿だったのでしょうか。トルコ語で地下宮殿を意味するのはイェレバタン・サラユで、イェレバタンは通りの名前にも使われていますが地下という意味。同時にイェレバタン・サルヌジュとも呼ばれ、これは地下貯水池や槽のことなのです。

美しい内部の様子

写真:大里 康正

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もともとこの場所は古代ローマ帝国時代に、フォルムという公共広場として設立されたものです。その後、東ローマ帝国の皇帝ユスティニアヌス1世(483年-565年)の命により、施設が解体されて、その一部が貯水槽として作り替えられたのです。

宮殿と呼ばれるようなったのは構造の美しさから。そして貯水槽といってもその規模は大きく奥行138m、幅65m、高さ9mもあり、大理石の円柱は合計336本も利用されています。

ライトアップされた美しい地下宮殿を、案内に従って奥に進みましょう。

横と逆さまの二種類のメデューサ

横と逆さまの二種類のメデューサ

写真:大里 康正

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内部には横と逆さまの二種類のメデューサの頭が使われています。

すでに記載した通り、通常の状態でその目を見たくはなかった恐怖心から向きを変えたと言われていますが、別の説では古代の遺跡で使われていたものを転用し、単に高さを合わせるために向きを変えたという話もあります。

しかしながら横でも縦でもほぼ立方体であることから、通常なら正常な位置に置くのではないのでしょうか。やはり心理が影響していると考える方が分かりやすい解釈なのです。

横と逆さまの二種類のメデューサ

写真:大里 康正

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逆さまのメデューサはバシリカ・シスタンの一番奥の場所。段数は少ないものの薄暗い場所に階段が設置されている通路もありますので、足元には十分に注意をして下さい。

願いが叶う目玉が彫刻された円柱

願いが叶う目玉が彫刻された円柱

写真:大里 康正

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戻りの通路を進んでいくと、願掛けを行うことが出来る円柱近くを通ります。途中で右に曲がり10m程の場所に円柱がありますので、立ち寄ってみましょう。

トルコにおいて目玉(ナザール・ボンジュウ)は魔除けのシンボル。お土産品店ではガラス製の青い目玉が売られています。ガラスの場合、もし特に衝撃を与えなくても割れることがあれば、その瞬間に魔から守られたと考えられています。円柱に彫られているのは、同じように魔除けを意味する目玉なのです。

願いが叶う目玉が彫刻された円柱

写真:大里 康正

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円柱についたら、穴の中に親指を入れ、そのまま親指を支点にしてぐるりと360度手を回転出来れば願いが叶うとのこと。やってみればさほど難しい動作ではありませんので、ぜひ試してみて下さい。

戻りの通路も美しい地下宮殿「バシリカ・シスタン」

戻りの通路も美しい地下宮殿「バシリカ・シスタン」

写真:大里 康正

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内部は行きと戻りで別のルートとなります。美しくライトアップされているとはいえ、足もとが暗い状態はずっと続きますので、最後まで注意を怠らないようにしましょう。

戻りの通路も美しい地下宮殿「バシリカ・シスタン」

写真:大里 康正

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観光ルートをそのまま進むと、来た道に合流し、そこから左折して出口となります。

戻りの通路も美しい地下宮殿「バシリカ・シスタン」

写真:大里 康正

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映画「007 ロシアより愛をこめて」の撮影も行われたイスタンブールの世界遺産地下宮殿「バシリカ・シスタン」で、最後までケガをせず観光を楽しんで下さい。

最後となりますが、トルコのその他、世界遺産観光地から5つご紹介します。イスタンブールから「エジプシャンバザール」と「トプカプ宮殿」、その他の地域から「カッパドキア」、「ヒエラポリス-パムッカレ」、「エフェソス古代遺跡都市」です。下記の関連MEMOに紹介していますので、詳細をご覧のうえ、ぜひ旅行の参考として下さい。

地下宮殿「バシリカ・シスタン」の基本情報

住所:Alemdar Mh., Yerebatan Cd. 1/3, 34410 Fatih
電話番号:+90-212-522-1259
アクセス:トラム「スルタンアフメト駅」から徒歩すぐ

2019年2月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。



掲載内容は執筆時点のものです。 2018/05/06 訪問

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