イスタンブール世界遺産「トプカプ宮殿」で美しい青の世界

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イスタンブール世界遺産「トプカプ宮殿」で美しい青の世界

イスタンブール世界遺産「トプカプ宮殿」で美しい青の世界

更新日:2019/02/17 15:37

大里 康正のプロフィール写真 大里 康正 旅する写真家、タイと台湾に詳しい旅作家

トプカプ宮殿(Topkapi Palace)は、トルコ・イスタンブールの旧市街となる半島の先端部分にあり、周囲を海に囲まれた風光明媚な丘の上の見事な宮殿です。多くの金が使われ壁の装飾は絢爛豪華。

また後宮「ハレム」では多くの青色が使われており、それは単に色彩の美しさだけではなく重要な意味を持っているのです。イスタンブールの世界遺産「トプカプ宮殿」をじっくりと観光してみましょう。

緑豊かな第一の庭と「挨拶の門」

緑豊かな第一の庭と「挨拶の門」

写真:大里 康正

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トプカプ宮殿は周辺を豊かな緑に囲まれており、地元の人たちがゆったりとした時間を過ごす場になっています。

緑豊かな第一の庭と「挨拶の門」

写真:大里 康正

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15世紀まで遡る歴史を持つ宮殿と緑のコントラストは、内部に入る前から印象的な美しさ。付近は「第一の庭」と呼ばれる無料のエリアですが、すでにトプカプ宮殿の一部。

なお、トプカプとはトプが大砲、カプが門を意味し、名前に大砲がついています。ゆったりとした緑の雰囲気からは想像しにくいのでは。

緑豊かな第一の庭と「挨拶の門」

写真:大里 康正

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入退場は外廷の二つの尖塔が印象的な「挨拶の門(バービュッセーラム)」から。この門はかつて、未許可の人は入場を許されなかった歴史があるのです。

トプカプ宮殿での注意事項とその歴史

トプカプ宮殿での注意事項とその歴史

写真:大里 康正

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トルコの世界遺産の多くの場所で、入場時にはセキュリティゲートを通ることになります。トプカプ宮殿も同様ですので、手荷物は必要最小限としておくのが望ましいと言えます。

セキュリティゲートがある挨拶の門を通ると、そこから先は「第二の庭」となり、かつてこの場所では様々な公式行事が行われていました。庭を囲むように配置されているのが当時の政務庁舎です。政治事なので質素な建物と思いきやその装飾は絢爛豪華であり、さすが宮殿の建築物と感じることでしょう。

会議の間、宰相の執務室、客間と様々な部屋がありますが、一部では写真撮影禁止。禁止場所の入口部分には「撮影禁止」が絵と文字で表示されているのですが、美観を損ねるという理由から小さめの表示となっており、見落としがちですので注意をして下さい。

そして部屋の中には監視員が立っており、注意深く観光客を見ています。もし他国の観光客が撮影していたとしても、ここは我慢。撮影した人は、あっという間に注意を受けることになります。

トプカプ宮殿での注意事項とその歴史

写真:大里 康正

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三方をボスポラス海峡、マルマラ海、金角湾に囲まれた丘に位置するトプカプ宮殿は、15世紀まで遡る歴史があります。1453年、オスマン帝国の第七代君主「メフメト2世(1432年- 1481年)」はビザンツ帝国(東ローマ帝国)のコンスタンティノープルを攻略し、帝国を滅ぼします。コンスタンティノープルはメフメト2世によって「イスタンブール」と改名され、オスマン帝国の都とされたのです。

それから30年間でビザンツ帝国の建物を大幅に改修しますが、極めて重要なモスク「アヤソフィア」の近くに、トプカプ宮殿を建設したのです。1460年から約16年かけて完成したトプカプ宮殿は、その後400年にわたって居城とされました。

トプカプ宮殿での注意事項とその歴史

写真:大里 康正

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第二の庭で政務庁舎跡を観光しながら時計回りに進むと、トプカプ宮殿博物館として多くのものが展示されている場所となります。美しい回廊には古い石板も。写真左側の奥にある博物館でそれぞれの部屋に入り、歴史を感じてみましょう。

印象的な青の世界「ハレム」

印象的な青の世界「ハレム」

写真:大里 康正

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第二の庭の左側に位置するのが後宮「ハレム」です。ここからは別料金となりますので、近くのブースでチケットを購入しましょう。

ハレムとはどのような場所なのでしょうか。君主の母、妃、子供たちの生活空間であり、他には多くの女官や宦官が一緒に暮らしていたのです。時代が下ると君主の弟や甥たちも一緒に暮らすようになっています。

宦官とは去勢した男性のことですが、多くの人は中国を連想することでしょう。確かに宦官は古代中国で始まっていますが、やがてはアジアの多くの地域に、またヨーロッパに広がり、その影響はイスラム圏にも及ぶことになったのです。

印象的な青の世界「ハレム」

写真:大里 康正

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ハレムで特に印象的な装飾は多く使われている「青色」です。トルコブルーという言葉が知られていますが、それほど青は重要なのです。魔除けとして多くの家庭の玄関に使われる目玉(トルコ語でナザール・ボンジュウ)は、青いガラスで作られています。

印象的な青の世界「ハレム」

写真:大里 康正

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ハレムの青は精神的な落ち着き、安定を意図して使われており、ハレム内という限定された空間で生涯を生きるしかなく、他に選択の余地がなかった多くの人たちへの一定の配慮なのかも知れません。

残されている昔のプールや歴史を感じるレンガ造り

残されている昔のプールや歴史を感じるレンガ造り

写真:大里 康正

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ハレムを抜けて少し進むと、今も残されている昔のプール跡が。ここに水を湛え、ゆっくりと談笑した人たちがいたのです。

残されている昔のプールや歴史を感じるレンガ造り

写真:大里 康正

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観光通路となっている場所も古いレンガ造りであり、歴史を体感できることでしょう。400年の歴史を誇るトプカプ宮殿は世界遺産として、世界中から観光客がくる名勝地です。イスタンブール観光で見逃せませんので、ぜひとも足を運んでみましょう。

最後に、その他のトルコ世界遺産観光のご案内です。

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下記の関連MEMOに詳細を記載していますので、ぜひ旅行の参考としてみて下さい。

トプカプ宮殿の基本情報

住所:Cankurtaran Mh., 34122 Fatih/Istanbul
電話番号:+90-212-512-04-80
アクセス:トラム「Sultanahmet station(スルタン・アフメット)」駅から徒歩10分

2019年2月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2018/05/06 訪問

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