写真:藤田 聡
地図を見る西山温泉慶雲館では、無料の貸切露天風呂が断然おすすめ。南アルプスの山々に抱かれた自然環境が素晴らしく、野天風呂と呼ばれます。
「瀬音」と「川音」の2つがあり、いずれも15人ほど入浴できる大きな浴槽。カップルや夫婦で独占して混浴を楽しめます。宿到着後にフロントで申し込みますが、温泉は宿泊者専用で日帰り入浴はありません。
写真:藤田 聡
地図を見る慶雲館の主要な露天風呂は、1階の川沿いに集結。貸切野天風呂「瀬音」の手前には休憩コーナーもあり、右の通路を奥まで進むと「川音」があります。
写真:藤田 聡
地図を見る慶雲館の貸切野天風呂「瀬音」は、川側が開けて眺望がよく夜間のライトアップ観賞に最適。一方の「川音」には竹林があり、昼間の風情に優れています。
貸切露天は予約制ですが22時以降はフリータイムで、空いていれば自由に使えます。オフシーズンの平日など宿泊客が少ない場合は、最初からフリータイムと案内されることも。貸切風呂で泉質の良さを堪能すれば、慶雲館の温泉の良さを実感出来ます!
写真:藤田 聡
地図を見る西山温泉慶雲館は料理の良さでも知られており、口コミやブログでも好評。夕食は海なし県の山梨らしく、海産物は一切出さない深山会席です。
メインディッシュは、最上級A5ランクの甲州牛。赤身ロース、サーロイン、カルビの旨味と食感の違いを、富士山の溶岩石で焼いて食べ比べ出来ます!
写真:藤田 聡
地図を見る慶雲館の名物は、どんぐり麺。なかなか食べられない一品で、売店でもお土産として販売。ヤマメやイワナの塩焼きは、保温用のカゴに風流に盛り付けられて登場し、手早くお皿に配膳されます。
四季折々の旬の食材を使用した、山の恵みは滋味豊か。なかでも、春の筍の素焼きが印象的。筍は家庭では煮て食べるので、焼いた筍の風味は忘れられません!
写真:藤田 聡
地図を見る慶雲館の朝食は料理がずらりと並び、一見すると夕食に見える程。しっかり食べて、元気をチャージ出来ます!
写真:藤田 聡
地図を見る西山温泉慶雲館は、男女別の露天風呂が大浴場とは別にあります。渓流野天風呂「白鳳の湯」は、広々とした石造りの露天風呂。最初は男湯で、21時以降は女湯になります。
写真:藤田 聡
地図を見る慶雲館の渓流野天風呂「白鳳の湯」は、夜の風情も素敵。広々とした浴槽に加えて、大きな窓が付いた開放感のあるサウナも併設しています。
写真:藤田 聡
地図を見る慶雲館の露天風呂「望渓の湯」は、展望大浴場と同じ4階にあります。こちらは最初女湯で、21時から男湯。大浴場の他に貸切を含めた露天風呂が4つあるので、館内で湯巡りを存分に楽しめます!
隣接した湯上がり処には、天然水に加えて冷やした源泉水も用意。イスとテーブルが室内とテラスの両方にあり、季節や天候・気温や気分に応じて自由に休憩出来ます。
写真:藤田 聡
地図を見る西山温泉慶雲館は、南アルプス公園線と呼ばれる県道37号で早川を遡った場所。下部温泉早川インターが2019年3月10日に開通した後も、インターからのアクセスに50分程かかり、まさに秘湯というロケーションです。
周辺には西山温泉蓬莱館や奈良田温泉白根館の他、湯島の湯と奈良田の里温泉の日帰り施設があるだけ。設備が整い快適な宿なので、滞在中は一歩も外に出る必要がありません。
しかし、それでは旅の印象が薄くなってしまうもの。意識的に外出して、宿の外観を含めた周辺の写真を撮影しておきましょう。
写真:藤田 聡
地図を見る慶雲館に宿泊すると、建築設計の素晴らしさに驚きます。最上階が展望大浴場、1階に大露天風呂と貸切露天風呂があり、その間の客室がサンドイッチされた構造。つまりエレベーターで数階上下するだけで、多数の浴場の湯巡りを快適に行えるのです。
4階建てなので、エレベーターの待ち時間も皆無。風呂場にはバスタオルも用意され、ハンドタオルを持参するだけでOKです。まさに温泉を満喫出来る宿と感じ、温泉好きなら大喜び間違いありません!
写真:藤田 聡
地図を見る慶雲館の周辺には温泉街と呼べるものはなく、商店もインターの手前に「道の駅 みのぶ 富士川観光センター」があるだけ。道の駅の主要店舗は水曜が定休日です。しかし、美しい玄関ロビーに売店が併設されており、土産物探しにも苦労しません。
写真:藤田 聡
地図を見る西山温泉慶雲館は、温泉が多数あるので大半の時間を浴室で過ごし、部屋に居るのは僅かな時間だけ。客室のユニットバスも温泉ですが、お湯を溜める時間がかかりますし、露天風呂巡りが忙しく入る暇もありません。つまり標準客室でも十分で、快適に滞在を楽しめます!
西山温泉慶雲館は、料理が素晴らしく快適に滞在出来る高級旅館ですが、やはり温泉の良さが最大の魅力。自噴の自家源泉は毎分2,000L以上と湯量豊富ですが、温泉資源保護の観点から1/4程度を利用。それでも、シャワーまで温泉という十分な湯量があります。
グルメ目的なら、好みの山の食材の旬を狙う方法もありますが、温泉好きなら貸切風呂の競争率が低下するオフシーズンの平日がおすすめ。フレッシュで極上な温泉を実感すれば、愛用のご褒美宿になるに違いありません!
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(2024/4/18更新)
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