良いことずくめのギリシャ・ベストシーズンは?服装や気候も詳しく解説

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良いことずくめのギリシャ・ベストシーズンは?服装や気候も詳しく解説

良いことずくめのギリシャ・ベストシーズンは?服装や気候も詳しく解説

更新日:2019/02/18 10:16

藤井 麻未のプロフィール写真 藤井 麻未 元秘境系海外旅行添乗員、トラベルライター

青い海に輝く太陽、美味しい料理に気の良い人々……。魅力的な要素が満載のギリシャですが、ギリシャの良さを存分に味わえるシーズンはいつなのでしょう。サントリーニ島などエーゲ海や地中海に広がる島々から、東欧諸国に囲まれた北部の山岳地帯まで、ギリシャの地形は多岐に渡ります。今回はそんなギリシャを旅するのに最適な時期はいつなのか、シーズンごとの気候や服装も交えて解説しましょう。

場所によって様々 ギリシャの気候

場所によって様々 ギリシャの気候

写真:藤井 麻未

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ギリシャの気候を一言で言うならば、全体的に穏やかな地中海性気候。春(4〜5月)夏(6〜8月)秋(9〜10月)冬(11〜3月)と四季があります。しかし正確にはテッサロニキを中心とした北部、メテオラのある中部、アテネ周辺のアッティカ地方、エーゲ海やイオニア海の島々など、地方ごとに少しずつ気候も違います。ここでは各地方の気候をみてみましょう。

【北部 テッサロニキ】
テッサロニキを中心とした北部。夏は30度を超えるほどまで気温が上がり、逆に冬は1〜9度程度まで下がります。山間部では降雪もあるため冬はコートが必須です。降水量は年間を通して少なめ。雨具の出番は少ないでしょう。

【中部 メテオラ】
奇岩の上の修道院群で有名なメテオラを観光の中心とする中部。夏の最高気温は30度前後。乾燥するので水分補給は必須です。対して冬は非常に寒く、場合によっては氷点下にも。冬は降雨量も多くなるので観光には不向きです。

場所によって様々 ギリシャの気候

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【アッティカ地方 アテネ】
首都アテネはギリシャを訪れる観光客が必ずと言って良いほど立ち寄る都市。周辺を含むアッティカ地方の気候は、年間を通じて穏やかなのが特徴です。夏は30度近くまで上がりますが、乾燥しているため日陰は涼しく比較的過ごしやすいでしょう。冬も5度以下に下がることは稀で、さほど寒くはありませんが雨が多くなります。

場所によって様々 ギリシャの気候

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【エーゲ海 サントリーニ島】
ギリシャの中でも最も人気なのがエーゲ海に浮かぶ島々。一番人気のサントリーニ島をはじめ、白い家々が可愛らしいミコノス島、地中海最大のクレタ島など無数の島々が浮かんでいます。これらの島々は、年中温暖な地中海性気候。しかし、常夏のイメージとは違い冬は意外と冷えます。ほとんど雨が降らずカラッとした晴天の続く夏に対し、冬は曇り空が多くなり雨も降ります。気温も10度以下になるので海には入れません。

避けた方が良いシーズンとは!?

避けた方が良いシーズンとは!?

写真:藤井 麻未

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【ハイシーズンとベストシーズンとの違い】
まず注意しておきたいのが、一般的に言われる「ハイシーズン(ピークシーズン)」と「ベストシーズン」とは厳密には違うということです。ハイシーズンとは、年末年始、大型連休や欧米のバカンスシーズンが重なり最も多くの観光客が殺到する時期。対してベストシーズンとは、その国の良さを最も体感できる観光に適した時期という意味です。したがって、必ずしもハイシーズンばかりがベストだとは限らないのです。

まずは、できれば避けた方が良いシーズンから解説しましょう。

避けた方が良いシーズンとは!?

写真:藤井 麻未

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【冬のデメリット】
冬は比較的曇り空が多く、一年で最も降水量が多い季節になります。例えば、サントリーニ島などのエーゲ海に浮かぶ人気の島々を巡る場合、冬は寒くどんよりとしていてビーチリゾートの良さを体感できません。更に、リゾート地ではオンとオフがはっきりしているため冬季には店やホテルが軒並みクローズし交通機関も少なくなります。また、メテオラなどハイキングを楽しむ観光地の場合も、雨が多く寒くなる冬は避けた方が無難でしょう。もちろん、それだけ観光客が少なくなるので、日程的に余裕があり地元民だけの本来の姿を垣間見たい、とにかくのんびりしたいという方には一定の人気があります。

【夏のデメリット】
夏はある意味ギリシャらしい暑さと天気が続くので悪くはありません。しかし、一年で最も観光客が多くなるハイシーズンなので、宿代は冬季の数倍かつ取り難く、航空券や島々の移動に使うクルーズ船などもすぐに満席になってしまいます。実際に現地ではどこに行っても観光客だらけで、のんびり異国情緒を味わいたい方は少々辟易してしまうでしょう。アテネなど遺跡メインの観光地では夏は日差しが強過ぎるので熱中症対策も必要です。

ずばり!ベストシーズンは春と秋

ずばり!ベストシーズンは春と秋

写真:藤井 麻未

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ずばりギリシャの「ベストシーズン」は春(4〜5月)と秋(9〜10月)です。以下、その理由を説明しましょう。

春(ゴールデンウィークを除く)と秋は、まず夏のハイシーズンを避けているので旅費が安いということ、また観光客が多すぎずゆったりと過ごすことができるということ。更に、冬季を避けているのでホテルやレストラン、交通機関が通常営業しているということです。

気候の面でも春と秋は晴天率も高く過ごしやすく、春は草花、秋は紅葉が見られるところもあり自然の美しさも楽しめます。海にも4月中旬頃から9月いっぱいまでは入ることができ、静かなビーチを堪能できます。シーズンオフ寄りの4月上旬、9月下旬以降はより観光客も少なく、良いことずくめのベストシーズンと言えるでしょう。

ギリシャでの服装は?

ギリシャでの服装は?

写真:藤井 麻未

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続いて、シーズンごとにオススメの服装をご紹介しましょう。

【春】
4月に入ると徐々に気温も上がり、平均して15度前後。薄手の長袖と長ズボンなど。朝晩はまだ冷えるのでジャケットやストールを持っておくと安心です。

【夏】
ギラギラと太陽が輝く夏は最高気温30度を超えます。半袖短パン、ノースリーブのリゾートワンピースにサンダルなどで良いでしょう。日差しが強いのでサングラス、日焼け止め、帽子は必須です。ただし、思ったよりもカラッとしているので日陰や朝晩は肌寒さを感じることも。上に羽織えるカーディガンやブルゾン、薄手のシャツなどを持っておき、脱ぎ着できるようにすると良いでしょう。

【秋】
春と似ていますが、まだ9月は夏の名残もあり20度台後半の日も。夏と同じく半袖でも過ごせますが、念のため長袖も何枚か持っておくと良いでしょう。10月に入ると気温も落ち着いてきます。春と同じような服装が良いでしょう。

【冬】
常夏のイメージがあるギリシャの島々でも冬は気温が下がり木枯らしも吹きます。日本よりは過ごしやすいとしても、やはり防寒は必要。セーターなどの重ね着で調節し、しっかりとしたコートも必要です。雨が最も多い季節なので雨具も忘れずに。

シーズンごとに楽しめるイベントも

シーズンごとに楽しめるイベントも

写真:藤井 麻未

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ギリシャでは、宗教行事に絡んだイベントや祭りが多く行われます。チェックして旅の途中に参加してみれば面白い体験ができるでしょう。以下主要なものをご紹介しましょう。
※開催日は年によって変動するため各サイトやガイドブックなどでチェックしましょう。

【1月6日 主顕現祭】
ピレウスの祭りに代表される水にちなんだイベント。キリストがヨルダン川で洗礼を受けたとされる記念日に行われます。司祭の投げた十字架を取りに若者たちが海や川に飛び込みます。

【2月 カーニバル】
ギリシャ正教で肉食や娯楽が禁じられる「四旬節」前の2週間。仮装行列やパレードが行われます。パトラのカーニバルが有名。

【3月25日 独立記念日】
各都市で盛大なパレードが行われます。

【5月下旬〜8月下旬 アテネフェスティバル】
一年で最も盛り上がるギリシャの芸術祭。アテネのアクロポリスなどで古代ギリシャ劇やコンサート、演劇などが開かれ、著名なアーティストや音楽家も出演します。

【8月15日 聖母被昇天祭】
聖母マリアにちなんだ祭りで、各地の教会で様々なイベントや特別礼拝が行われます。とりわけ、エーゲ海に浮かぶディノス島のパナギア・エヴァンゲリストリア教会で行われる祭りは盛大です。

【9月下旬〜10月上旬 スパルタスロン】
紀元前5世紀の史実を再現するため、アテネ〜スパルタ間を不眠不休で走り抜けるマラソンです。スタート地点はアテネのパルテノン神殿下。

【11月上旬 アテネクラシックマラソン】
マラソンの起源となった、アテネ〜マラトン間を走る歴史的なマラソンです。

おわりに

今回は、ギリシャの各シーズンごとの特徴や服装、ベストシーズンについて解説しました。

春と秋は、観光客も多すぎず、気候も良く、旅費も安いという三拍子揃ったベストシーズンですが、もちろんそれ以外のシーズンも楽しめる要素はたくさんあります。ぜひ今回の記事を参考にギリシャ旅行を計画してみてくださいね。

2019年2月現在の情報です。

掲載内容は執筆時点のものです。 2016/03/31−2016/04/05 訪問

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