雪と氷の世界を冒険!小樽の秘境「穴滝」スノートレッキング

| 北海道

| 旅の専門家がお届けする観光情報

雪と氷の世界を冒険!小樽の秘境「穴滝」スノートレッキング

雪と氷の世界を冒険!小樽の秘境「穴滝」スノートレッキング

更新日:2019/02/19 15:03

月宮 うさのプロフィール写真 月宮 うさ ブロガー

小樽といえば、レトロな街並みや絶品グルメをもとめて多くの旅人で賑わう観光都市ですが、今回ご紹介するのは"小樽の秘境"とも呼ばれる「穴滝」の冬景色です。白く染まる山道を進んだ先に待っているのは、大きな洞窟と氷結する裏見の滝が織りなす神秘の絶景。
秘境というだけあって、冬山登山装備・地図を読む知識は必須ですが、道中アップダウンは少ないので、経験者と一緒ならば初心者も冒険にでかけることが可能です。

穴滝までの道程と注意事項

穴滝までの道程と注意事項

写真:月宮 うさ

地図を見る

「穴滝」は小樽市内を流れる勝納川(かつないがわ)の源流に流れ落ちる滝。落差は決して大きくないものの、裏側には大きな洞窟が広がっており、前後から滝を間近に観賞することができます。その年の気温変動にもよりますが、氷結した滝が見られるのは12月下旬〜3月中旬くらいまで。一面に広がる雪と氷の世界は、夏とはまた違う美しさで感動です。

穴滝までの道程と注意事項

写真:月宮 うさ

地図を見る

穴滝までは、営林署が保安林の管理道路を登山道として一般に開放している林道を歩いていきます。ずっと山道が続きますので、軽登山程度の準備は必須。寒さ厳しい日は-10度を下回りますので、特に防寒対策はしっかりとしてください。事前の天候情報チェックも忘れずに。天気や体調の悪い日は中止にする勇気も大切です。

スノーシューは必要ですが、アップダウンの少ない平坦な道を進んでいきますので、ストックの有無は任意で大丈夫です。付近に売店は無いので飲料水や軽食は忘れずに。

穴滝までの道程と注意事項

写真:月宮 うさ

地図を見る

天神浄水場駐車場近くにある林道の入口から穴滝までは約4.5km。積雪の状態・ラッセルの有無で大きくコースタイムは変わりますが片道約2時間です。

途中、林道から自然歩道に分岐する地点より先は森の中を進んでいきます。そこに新雪が積もると登山道を見失う危険が。登山用地図の読み方がわからない場合は、必ず知識のある人と一緒に行動してください。ツアーガイドをお願いするのも1つの案です。また、雪崩に巻き込まれる危険もあります。単独ではなくグループでの行動を強くおすすめします。

自然観察をしながら林道を歩こう

自然観察をしながら林道を歩こう

写真:月宮 うさ

地図を見る

約4km続く林道では、周囲の景色や自然観察を楽しみながら歩きましょう。ふわふわの新雪が積もっている日は、雪そのものを楽しむのも冬山遊びの醍醐味。

所々で写真のような水の流れを跨いでいく箇所があります。景色に見とれて水に足を付けたりしないように気を付けてくださいね。うっかり水に入ってしまうと、スノーシューや靴に雪が固まったり、装備が凍って大変なことになります。

自然観察をしながら林道を歩こう

写真:月宮 うさ

地図を見る

写真は森に住むキツツキが開けた穴。雪の大地では動物たちの足跡を見ることもできます。

自然観察をしながら林道を歩こう

写真:月宮 うさ

地図を見る

自然の中で凍り付いた山ぶどう。枯れた山あじさいが雪の中から顔を出していたりもするよ。

道なき道の合図。後0.5kmの看板を見落とすな!

道なき道の合図。後0.5kmの看板を見落とすな!

写真:月宮 うさ

地図を見る

林道を進むこと約4kmの地点。向かって右手側に分岐の標識が見えてきます。雪にすっぽりと埋もれていることもあるので見落とさないように注意。ここから先は木々の合間の細い山道を歩きます。

道なき道の合図。後0.5kmの看板を見落とすな!

写真:月宮 うさ

地図を見る

基本的には川の流れに沿って進んでいきます(流れの上を渡る箇所も有り)。この辺りは、積雪状態によっては道が大変わかりにくいので、登山地図を見ながら慎重に進みましょう。道に迷ったときは引き返して。川やぬかるみに落ちないように足元にも細心の注意が必要です。

道なき道の合図。後0.5kmの看板を見落とすな!

写真:月宮 うさ

地図を見る

途中に見える氷柱に気持ちはワクワク。穴滝ではもっと素晴らしい風景に出会えますよ。

雪崩に注意!

雪崩に注意!

写真:月宮 うさ

地図を見る

目的地の穴滝まであと少しの地点、視界に雪の斜面が見える場所があります。このような場所では雪崩に注意。危険地帯に入るときは1人1人の間を大きく開け、安全な場所にいる全員で危険地帯を歩く仲間を見守りながら進んでいきます。万が一に備えストックは装備せず手に持つ形で、ザックと身体を繋ぐベルト・ハーネス類は外しておきましょう。

雪崩に注意!

写真:月宮 うさ

地図を見る

雪崩危険地帯を抜けるといよいよ目的地の穴滝を見ることができる洞窟が見えてきます。

雪崩に注意!

写真:月宮 うさ

地図を見る

間近に見る氷結する穴滝。この滝の裏側に広がるのが人が立ち入ることができる洞窟です。

氷の世界へようこそ。裏見の滝「穴滝」神秘の絶景!

氷の世界へようこそ。裏見の滝「穴滝」神秘の絶景!

写真:月宮 うさ

地図を見る

到着後はスノーシューを外して洞窟の中でひとやすみ。目の前に広がるのは氷の造形美が織りなす美しいブルーの絶景。近付いて触れることもできます。ただし、足元はスケートリンク状態。びっくりするくらいよく滑ります。転ばないように慎重に歩いてくださいね。

氷の世界へようこそ。裏見の滝「穴滝」神秘の絶景!

写真:月宮 うさ

地図を見る

凍り付いた水の流れは美しい模様に。

氷の世界へようこそ。裏見の滝「穴滝」神秘の絶景!

写真:月宮 うさ

地図を見る

洞窟の中はかなりの広さ。雪と氷の風景が綺麗です。
春にはエゾノリュウキンカが咲き乱れ、冬とは違う美しさがあります。夏のグリーンシーズンも良いですよ。

穴滝の基本情報

アクセス
JR小樽駅から北海道中央バス16奥沢線・天神町行きに乗り約20分、終点天神町下車。バス停から穴滝までは約6km、所用時間は片道約2時間半。ただし積雪・天候状態で大きく変動しますので時間には余裕をもって行動することをおすすめします。※バスは1時間に2〜4本、運行しています。

2019年2月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。

- PR -

条件を指定して検索

LINEトラベルjpで一緒に働きませんか?

- PR -

旅行ナビゲーター(在宅ライター)募集中!
この記事に関するお問い合わせ

- PR -