奇跡の温泉郷「島原半島」ぐるっと巡ろうグルメ旅

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奇跡の温泉郷「島原半島」ぐるっと巡ろうグルメ旅

奇跡の温泉郷「島原半島」ぐるっと巡ろうグルメ旅

更新日:2019/03/02 14:01

塚本 隆司のプロフィール写真 塚本 隆司 ぼっち旅ライター

長崎・島原半島は、旅人の心をくすぐる「温泉」「観光スポット」「グルメ」がたっぷり詰まった観光地。キリシタンや雲仙普賢岳の印象が強いですが、グルメも驚くほどバラエティーに富んで魅力的です。
それは、雲仙火山という豊かな自然環境が生みだす山海の幸、「島原・天草一揆」など歴史的背景から生まれた郷土料理、温泉がもたらす食文化などがいっぱい。
島原半島をぐるっとめぐりながら、島原グルメを紹介しましょう。

野菜に海産物からブランド牛まで、なんでもそろう島原半島

火山から生まれた島原半島。東から島原温泉、雲仙温泉、小浜温泉と泉質や環境が異なる3つの温泉地に加え、北と南でも温泉が湧く「奇跡の温泉郷」といわれています。

温泉旅館が多いのも島原半島ならでは。地産地消の美味を存分に振る舞ってくれます。例えば、雲仙温泉の人気旅館「民芸モダンの宿 雲仙福田屋」の宿泊プラン。高級感あふれるしつらえに良質の温泉、そして豪華な夕食がセットなのにリーズナブル。その理由のひとつは、島原の恵みにあります。

島原半島は周囲を海に囲まれ、近海の海産物が豊富。しかも新鮮とくれば、うまいに決まっています。写真はコースメニューの一品「あわびの溶岩踊り焼き」。

野菜に海産物からブランド牛まで、なんでもそろう島原半島

写真:塚本 隆司

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島原産の野菜は、種類が多く味もよい。火山特有の地形と地質に向き合ってきた、先人たちの知恵と経験のたまものです。
また、島原半島は肉牛の生産地。ブランド牛「長崎和牛」を育てています。福田屋ではA5ランクの長崎和牛を使った「すきしゃぶ」(写真)も名物。しまばら野菜との取り合わせは絶品です。

野菜に海産物からブランド牛まで、なんでもそろう島原半島

写真:塚本 隆司

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野菜に海産物からブランド牛まで、なんでもそろう島原半島

写真:塚本 隆司

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島原には日本酒もあります。
温泉だけでなく湧水も豊富で清らかなため、酒造業も盛ん。県内には焼酎や日本酒、ワインの蔵元が27蔵もあり、なかでも日本酒は、焼酎が主流の九州地方にあって佐賀県とならび蔵元が多い地域。島原半島でも古くから日本酒が造られてきました。
写真は福田屋の売店にて撮影。下段は島原の地酒、上段は長崎県産。

<民芸モダンの宿 雲仙福田屋の基本情報>
住所:長崎県雲仙市小浜町雲仙380-2
電話番号:0957-73-2151(代表)
アクセス:長崎自動車道(鳥栖より)・諫早IC経由で2時間30分

島原半島中心部、雲仙温泉の名物は

島原半島の中心、雲仙温泉といえば「地獄めぐり」でしょう。温泉の蒸気と硫黄の匂いが立ち込めるなか、たくましく育つ植物や春から夏にかけては野鳥たちのさえずり。地獄めぐりは楽しいものです。
温泉玉子や温泉(うんぜん)レモネードも欠かせません。

島原半島中心部、雲仙温泉の名物は

提供元:長崎県観光連盟

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島原半島中心部、雲仙温泉の名物は

写真:塚本 隆司

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定番の地獄めぐりを終えたあとに立ち寄りたいのが、「雲仙湯せんぺい 遠江屋(とおとうみや)本舗」。名物は手焼きの「湯せんぺい」。小麦粉と卵、砂糖に温泉水を加え金型で焼き上げた煎餅です。職人が一枚一枚丁寧に焼き上げる「純一枚手焼き」の姿が見られるのは、今では遠江屋本舗だけ。

レア商品は「焼きたて(みみ付)」。焼く時に金型からはみ出た“みみ”部分の、しっとりとした味わいは焼きたてならでは。さらに、ソフトクリームとの相性も抜群です。

島原半島中心部、雲仙温泉の名物は

写真:塚本 隆司

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湯せんぺいは手焼き体験も人気。他にも、雲仙ゆかりの菓子やオリジナル菓子が売られているので、雲仙温泉らしいお土産が手に入ります。

<雲仙湯せんぺい 遠江屋本舗の基本情報>
住所:長崎県雲仙市小浜町雲仙317
電話番号:0957-73-2155
営業時間:8時30分〜22時
定休日:不定休
アクセス:温泉(うんぜん)神社正面
湯せんぺい手焼き体験:3月〜5月、9月〜11月

島原半島の東、島原の歴史と一緒に味わうグルメ

島原半島の東、島原の歴史と一緒に味わうグルメ

写真:塚本 隆司

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半島の東側、島原城と島原温泉がある島原市。城下の水路では湧水が流れ「鯉の泳ぐまち」として売り出すほど水がきれいです。
飲める温泉スポット「飲泉所」が市内に7カ所あります。写真は一番街アーケード「島原温泉ゆとろぎの湯」駐車場にある飲泉所。となりには足湯もあります。

島原半島の東、島原の歴史と一緒に味わうグルメ

写真:塚本 隆司

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湧水を使った名物といえば「かんざらし」。かんざらしとは、小さな白玉団子を湧水で冷やし、蜂蜜や砂糖などで味付けした蜜と味わう郷土料理です。市内の多くの飲食店で提供されています。長らく途絶えていた元祖かんざらしの名店「銀水」が2016年に復活し話題を呼び、2019年にはテレビドラマ化されました。

<銀水の基本情報>
住所:長崎県島原市白土桃山二丁目1093
電話番号:0957-63-4610
営業時間:10時〜17時
定休日:火曜日
アクセス:島原鉄道南島原駅から徒歩約10分

島原半島の東、島原の歴史と一緒に味わうグルメ

写真:塚本 隆司

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島原城の目の前に店を構える「姫松屋」は、島原名物「具雑煮」の元祖。島原・天草一揆で籠城した一揆勢の活力となった食事が由来という郷土料理です。1813年に姫松屋の初代が生みだしてから200年以上愛されています。

しっかりとしたカツオだしベースのスープに餅をはじめ焼アナゴや薄焼きの卵焼き、シイタケなど13種類の具材が入った盛りだくさんの雑煮。クセになる味わいで正月に限らず年中食されています。

<元祖具雑煮 姫松屋 本店の基本情報>
住所:長崎県島原市城内一丁目1208
電話番号:0957-63-7272(代)
営業時間:11時〜19時
アクセス:島原鉄道「島原駅」から徒歩8分、島原城正面

島原半島南部、手延べそうめんの生産量第2位は長崎県

半島南部、南島原市は手延べそうめんの産地。長崎県は手延べそうめん生産量で第2位です。その歴史は諸説ありますが、400年前の島原・天草一揆後に小豆島(香川県)からの入植者がもたらしたといわれています。

南島原市役所庁舎前の「麺商須川・面喰い(めんくい)」はそうめん料理の専門店。30種類以上のそうめん料理があります。写真は夏の定番、冷やしそうめん。ピンク色の麺は梅味で、梅の香りがふんわりと口の中に広がります。

島原半島南部、手延べそうめんの生産量第2位は長崎県

写真:塚本 隆司

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島原半島南部、手延べそうめんの生産量第2位は長崎県

写真:塚本 隆司

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この店の名物といえば「地獄煮そうめん」。名前の由来は、鍋の中でグツグツ煮込むから。島原そうめんは、煮込んでも失われないコシの強さが特徴です。ダシもよく利いていて食べ応えがあります。

<麺商須川・面喰いの基本情報>
住所:長崎県南島原市西有家町里坊93-1
電話番号:0957-82-0848
営業時間:10時〜17時
定休日:無休
アクセス:長崎市内から国道251号を車で約1時間30分

島原半島南部、手延べそうめんの生産量第2位は長崎県

写真:塚本 隆司

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1908年創業の「小林甚製麺」は島原の手延べそうめんをはじめ、ちゃんぽんや皿うどん、中華麺を手掛ける製麺所。直売所があり年中無休で、麺好きにはうれしい立ち寄りスポットです。10人以上なら工場見学も可能です(事前予約要)。

<株式会社小林甚製麺の基本情報>
住所:長崎県南島原市西有家町須川388
電話番号:0120-588-440
営業時間:8時30分〜17時
定休日:無休
アクセス:長崎市内から国道251号を車で約1時間30分

島原半島西部、湯もグルメも熱い小浜温泉

島原半島西部、湯もグルメも熱い小浜温泉

提供元:長崎県観光連盟

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島原半島の中でも随一の熱量をほこる小浜温泉。源泉温度は105度。この地のご当地グルメとして熱く盛り上がっているのが、長崎ちゃんぽんから独自の進化をとげた「小浜ちゃんぽん」です。
特徴はあっさり系の和風スープと豚肉や海産物、練り物、野菜をたっぷり盛りつけ、生卵を中央にのせるスタイル。最後に生卵を混ぜ合わせて食べると、1杯で2度の味が楽しめます。

小浜温泉の名物といえば、日本一長い足湯「ほっとふっと105」。迫力ある湯けむりと夕日を眺めながら無料で満喫できる足湯は一番の人気スポットです。隣接の「蒸し釜」では、野菜や海産物、卵などを蒸して食べられます。

島原半島西部、湯もグルメも熱い小浜温泉

写真:塚本 隆司

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島原半島西部、湯もグルメも熱い小浜温泉

写真:塚本 隆司

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<ほっとふっと105の基本情報>
住所:長崎県雲仙市小浜町北本町905―70
電話番号:0957-74-2672(小浜温泉観光協会)
営業時間:4月〜10月8時30分〜19時(蒸し釜18時30分まで)、11月〜3月8時30分〜18時(蒸し釜17時30分まで)
定休日:1月4日、5日、荒天時、源泉清掃日など
アクセス:長崎道諫早ICよりR34、R57経由、雲仙方面へ40分、雲仙市役所小浜総合支所すぐ

温泉とキリシタンだけじゃない、グルメな島原半島

島原半島をぐるっとご当地グルメで紹介しました。もちろん紹介しきれなかったものも多いです。島原カステラやザボン漬け、果物も甘みが強くスムージーにして提供する店も人気です。
温泉と歴史に彩りを加える島原半島グルメ。いろいろありすぎて、ついつい食べ過ぎてしまう旅になるでしょう。

2019年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

取材協力:長崎県

掲載内容は執筆時点のものです。 2019/01/31−2019/02/01 訪問

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