写真:bow
地図を見る冬の奄美大島の観光の目玉として人気急上昇なのがホエールウォッチング!毎年1月から4月中旬ごろにかけて、奄美大島近海にはザトウクジラがシベリア近海からはるばる繁殖、子育てのためにやってきます。そんなクジラたちと高確率で遭遇できるとして注目を集めているのです。
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地図を見るツアーは基本的に現地集合となるので、出発時間に合わせて指定場所へと向かいましょう。ショップからの送迎などはありませんのでご注意を。ツアーは半日プランなら所要約3時間で午前・午後の部に分かれています。
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地図を見る奄美大島で見られるクジラはザトウクジラ。体長は約15m、体重は30トンにも及ぶ巨大なクジラがこの海域で待っています。中には親子クジラと遭遇することも!
そんなクジラの出現ポイントを目指し船は大海原をひた走ります。そして船長から出現の合図があれば一気に船首へと参加者が集まり、海面へと視線を集中します。
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地図を見るブシューッ!という音と共に潮が吹きあがりました!これはブローと呼ばれる一番よく目にする鯨のパフォーマンス。頭上に水しぶきを上げて鯨が呼吸をしているのです。数秒間は霧のように潮が舞いますので遠くからでも見つけやすいはず!1回の浮上で約2分程度は海面付近にいて2〜3回のブローをした後、潜行していきます。
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地図を見るクジラが深く潜る際には尾びれを真っすぐ水面に持ち上げてから潜っていきます。その際、腹側の模様を見せることをフルークアップ、見せない時はフルークダウンと呼ばれています。
提供元:マリンスポーツ奄美
http://www.msamami.comクジラのパフォーマンスは様々。ペックスラップと呼ばれるのは胸びれを水面に打ちつける行動。また身体の3分の1を持ち上げ、口を水面にたたきつけるヘッドスラップはさらに迫力が増します。そしてペタングルスラップという下半身を海面に叩きつける行動は実に攻撃的でこれまた迫力満点です。
提供元:マリンスポーツ奄美
http://www.msamami.comそしてブリーチングと呼ばれる大ジャンプが見られたらラッキー!空中で回転しながら背中から海中へ落ちていく様はこれぞホエールウォッチング!!他にも水面から顔を出して辺りを眺めるスパイホップなど、クジラのパフォーマンスは非常にバラエティに富んでいます。いくつ見られるかは運次第!
動画:bow
地図を見る今まであまりメジャーとはいえなかった奄美大島でのホエールウォッチングですが、オススメする理由はいくつもあります。
まずひとつに近年ザトウクジラの出現数が非常に増え、遭遇率が極めて高いということ。そして沖縄のようにホエールウォッチングを催行するショップが多くなく、航行する船が少ないのでクジラたちの警戒心が低いとされています。そのためクジラが近くまで寄ってくることもあり、動画でも船の近くをのんびりと泳ぐクジラを確認できるはず。
提供元:マリンスポーツ奄美
http://www.msamami.comそして日本で唯一、奄美群島ではホエールスイムができるという点もポイントのひとつ!ただし大海原でのシュノーケリングとなるため参加要件はダイビングライセンス(Cカード)保持者が対象となります。このホエールスイムがリピーター続出の感動体験なのです。
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地図を見る最後に参加する際の注意点を。冬の奄美大島は寒くても15度以上はありますが、海上で風に当たれば身体は冷えますのでネックウォーマー、ニット帽などがあるといいかも。濡れることも必ず想定の上、レインコートのようなはおりものがある方がベターです。
そして意外に盲点なのが船酔い。船はかなり揺れますし、ツアーは長時間にわたるので船酔い率は高め!酔い止めは必須です。
以上をふまえて、奄美大島へクジラに会いにおでかけください!ちなみに小さな子供の参加も可能なので、家族みんなで楽しんでみては!?きっと感動体験が待っていますよ!
今回ご紹介したのは「マリンスポーツ奄美」のツアー。こちらのショップでは3つの港にそれぞれ船を所有しており、天候などに合わせて最適な場所でツアーを開催し、2017年度においてはクジラ遭遇率88%を誇るという敏腕ショップです!
<マリンスポーツ奄美のホエールウォッチングツアー>
料金:半日コース1名6000円 ※クジラが見られなくても返金はありません
開催期間:1月5日〜3月31日頃
集合場所:3つの港からどこになるかは前日に連絡あり。詳細はHPを参照。
2019年2月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/12/14更新)
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