写真:ミセス 和子
地図を見る花の窟神社は、奈良時代の歴史書「日本書記」にも記載がある「日本最古の神社」とも言われています。
この神社に祀られている伊弉冉尊(イザナミノミコト)は、火の神「軻遇突智尊(カグツチノミコト)」を産む際に、火傷を負って亡くなりました。そのイザナミノミコトが葬られたのが、花の窟です。
鳥居があり参道の両側に、木が茂っていて神秘的な雰囲気です。
写真:ミセス 和子
地図を見る澄んだ空気と、厳かな雰囲気の参道を歩いてみましょう。ここは黄泉がえりの聖地と呼ばれる場所。
妻イザナミノミコトと夫イザナギノミコトは、たくさんの子宝に恵まれましたが、一番有名なのが伊勢神宮に祀られている「天照大神(アマテラスオオミカミ)」。
写真:ミセス 和子
地図を見る参道を進んだ場所に、手水舎(ちょうずや)があります。そこには、直径1メートルほどの大きな丸い石があり、しめ縄がかけてあります。
この丸石は「ご神体である磐座(いわくら)から落ちてきた」と伝えられるご神体。「体の痛い場所をさすってから、この石に触れると痛みが良くなる」とも言われている石です。
写真:ミセス 和子
地図を見る静寂な空気が流れる参道の行き着く場所には、手前に1対の狛犬が鎮座している参籠殿(さんろうでん)があります。参籠殿には社務所があります。
写真:ミセス 和子
地図を見る参籠殿を通過すると、いよいよご神体が見えてきます。
写真:ミセス 和子
地図を見る花の窟のご神体は、高さが45メートル。視界に入りきれないほどの巨大な岩です。見上げると岩の頂上には、綱がかかっています。
「黄泉がえりの聖地」と呼ばれているご神体です。
この花の窟を含む「紀伊山地の霊場と参詣道」は、平成16年7月に世界遺産に登録されました。
写真:ミセス 和子
地図を見る巨大岩のご神体頂上には、日本一長いと言われている約170メートルの大綱がかかっていて、1年に2回、2月2日と10月2日に、ご神体の岩の上から境内南隅の松のご神木に渡す「お綱かけ神事」が行われます。この行事は太古の昔から行われ、三重県の無形民俗文化財に指定されています。
写真:ミセス 和子
地図を見る花の窟には社殿がなく、巨大な岩壁そのものがイザナミノミコトのご神体。その岩の下にはひょうたんの形の穴があり、その手前に玉砂利を敷きつめた祭場、そして近くには、火の神「カグツチノミコト」のご神体と呼ばれる高さ12メートルほどの「王子の窟」があります。
写真:ミセス 和子
地図を見る花の窟神社の参道を戻ると、手水舎(ちょうずや)の手前から枝分かれする様に、稲荷神社の赤い鳥居が見えます。
写真:ミセス 和子
地図を見る花の窟神社の境内には、稲荷神社も祀られています。
写真:ミセス 和子
地図を見る花の窟神社の門の前に、「道の駅 熊野花の窟(お綱茶屋)」があります 。休憩スペースには、イス、テーブルだけでなく畳敷きもあり、縁側に腰かけたりとゆったりと過ごせる雰囲気が素敵です。
写真:ミセス 和子
地図を見るここでは地域特産品の古代米「いざなみ米」を使用したうどんやおにぎり、団子やお餅が販売されています。
写真は「いざなみ米みたらし団子」1本100円、注文してから焼いてくれるので、熱々のお団子がいただけます。
そのほかにも、地域の特産品(お酒やいざなみ米、手ぬぐいや那智黒飴、那智黒石の置物)等が並びます。
写真:ミセス 和子
地図を見る世界遺産「花の窟」の、撮影スポットで記念写真を撮ってみましょう。
住所:三重県熊野市有馬町130
電話番号:0597-89-2881
アクセス:
・公共交通機関:JR紀勢線「熊野市駅」から徒歩約20分
・車:紀勢自動車道「大泊インター」から約5分
駐車場:普通車30台/バス3台 EV充電施設有
2019年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2025/2/10更新)
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