「縄文の宿まんてん」は屋久島空港ビルの玄関を出てすぐにある、アクセス抜群な施設です。県道77号の信号を渡るとすぐに敷地に到着。なお無料駐車場は空港や県道から見て左側にあります。宿泊利用はもちろん、日帰り入浴、仮眠、宴会での利用も可能。正面入口(写真)は宿泊者用で、山側にある駐車場に面した入口が日帰り入浴利用者向けとなっています。
正面入り口前は庭園となっており、天気が良ければ、美しいピラミッド型をした優美な山の愛子(あいこ)岳などの眺めがきれいです。
「まんてん」にある2階客室のうち、県道に面する部屋からは屋久島空港のターミナルと滑走路がよく見えます。電線に注意すれば飛行機の撮影にも最適。また「まんてん」では屋久島空港発の便が欠航し、急きょ島に延泊となった旅行者が当日宿泊を申し込むと、空きがあれば特別料金で宿泊できる場合があります。
「まんてん」の温泉はアルカリ性のお肌がスベスベになり、角質を落とす効果がある美肌の湯。内風呂のほか露天風呂(写真)、温泉ひのき風呂、家族風呂、温泉岩盤浴、ドライサウナ、ミストサウナがあります。このうち温泉家族風呂と温泉岩盤浴は別料金で、日帰り入浴や宿泊者の入浴とは別にフロントで申し込みが必要。なお宿泊者が入浴可能な朝風呂は内風呂のみです。
浴場の脱衣所にはコインなしで鍵をかけられるロッカーや、健康ランドと同様のアメニティが備えられた洗面所(写真)があります。なお日帰り入浴では、受付で鍵とバスタオル、手ぬぐいが付いてきます。
<温泉の営業時間>
日帰り入浴:11:00〜22:00
※露天風呂・檜風呂・サウナ・温泉家族風呂・岩盤浴も同じ
宿泊者入浴時間:朝6:00〜8:00、11:00〜22:00
まんてんでは、宿泊者に屋久島で取れた自然の食材、鹿児島黒豚を代表とする肉、果物、野菜、山菜などを中心に、季節によってはトビウオなどの刺身料理(写真)などを味わうことが可能。夕食は会席、朝食はセットもしくはバイキングです。なお登山の利用客は朝の登山弁当や、昼食弁当を予約出来ます。
お食事処の座席も様々で、宴会場の個室タイプ(写真)の席もあれば、窓に面したテーブル席と人数や目的に応じた席が準備されています。
テーブル席からの眺めが良いところも魅力です。緑に囲まれ、川のせせらぎを聞きながら食事ができるのは風情がありますね。
まんてんの客室は和室、洋室、和洋室、スローハウス、特別室の5種類あります。このうちモンゴルのパオをイメージしたスローハウス(写真)は独立した建物でゆったり過ごせる部屋で、和室と洋室の2種類。スローハウスへ行くには、外にある通路を利用します。
スローハウス(写真は和室)には、トイレ、シャワー、洗面所、TV、冷蔵庫が備えられ、何と言っても2階にはしごで上がって休む区画があります。特に子供連れの利用客に人気です。
もちろん本館にある部屋も充実!和室、洋室、和洋室(写真)も広さを感じる造りになっています。また特別室5部屋は全室温泉があり、部屋でも楽しむことが出来ます。
このほか1階県道側にある客室近くには洗濯機コーナーがあり、宿泊施設では珍しく、靴の洗濯機・乾燥機が設置されています。登山旅行者が多い屋久島で、下山後に靴を洗えるのはうれしいですね。
まんてんは売店も充実しています。フロントの前に売場があってフロントで精算します。まんてんのすぐ近くには商店がなく、少し遠い場所にあるので、菓子・飲料などが買えるのは嬉しいですし、何より屋久島の土産が多く揃っています。
最初のおすすめ土産は、屋久島で生産された有機栽培の緑茶です。屋久島は本格的な緑茶栽培の南限で、日本で一番早い走り新茶が出来る土地。静岡や京都などより半月〜1ヶ月も早く一番茶が摘めます。
また茶畑の周囲には田畑がないので、農薬が飛んでくる心配がないうえ、化学肥料も使わず自然肥料だけで栽培できる土壌です。屋久島八万寿茶園は、空港やまんてんから車で3分の場所。まさに究極の地産地消です。
もう一つは野菜のおいしいレストラン・屋久島ヴィータキッチンが作る、地元で放し飼いの鶏の卵を使った冷凍プリン「やくしま地卵プリン」。甘すぎない昔ながらのカラメルを使った手作りプリンです。鶏のえさは無農薬の玄米に、サバ節の魚粉など自家製飼料で作られています。
「縄文の宿まんてん」は、宿泊にも日帰り入浴に最適な施設。天然温泉、地元料理、特色のある客室があり、しかも屋久島の空の玄関・屋久島空港の目の前にあります。屋久島の恵みを味わう場所として、きっと満点でしょう。屋久島での宿泊や日帰り入浴では「縄文の宿まんてん」を利用してみてはいかがでしょうか。
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