写真:麻田 ユウミ
地図を見るキューバの名産品の1つがラム酒。ラム酒はサトウキビを原料にして作られている蒸留酒で、カクテルや焼酎等のお酒はもちろん、ケーキ等のお菓子作りにも欠かせないもの。そんなラム酒の歴史や製造過程がわかるのが、キューバの有名なラム酒メーカー、ハバナクラブが運営するハバナクラブ博物館。旧市街の外れにあるオシャレな博物館です。
写真:麻田 ユウミ
地図を見るハバナクラブ博物館の見学方法は、英語、スペイン語、フランス語等(日本語はなし)で時間毎にツアー形式で行われています。ここでは、ハバナクラブの歴史やラム酒の製造過程を絵や機械等でわかりやすく展示されています。
写真:麻田 ユウミ
地図を見る途中、かなり精巧に作られた1830年代のラム酒工場のジオラマ模型があり、サトウキビの運搬に使われた機関車も動いています。元々キューバはスペインの統治下であり、アフリカから奴隷をキューバへ、キューバから砂糖をヨーロッパへという貿易が盛んでした。このような悲しい歴史も学ぶことができます。
写真:麻田 ユウミ
地図を見るツアーの最後はハバナクラブ7年もののロックが試飲ができます。通常、ラム酒はカクテルで使われるため、原液はかなり強め。カクテルを希望の方は併設しているバーで飲むこともできますよ(別料金)。
写真:麻田 ユウミ
地図を見る試飲の後はお土産コーナーに。定番のハバナクラブ3年もの、7年ものの他になんと50年ものまでもがあり、お値段にもびっくり!定番3年、7年はお手頃価格で購入できるのでお土産にもピッタリです。ラム酒以外にもキューバ名物の葉巻もありますよ。
<基本情報>
住所:Avenida del Puerto 262, esq. Sol, Habana Vieja Cuba, Havana
電話番号:+53-7-861-8051
営業時間:9:00〜17:00(金〜日は16:00まで)
アクセス:アンボス・ムンドスより徒歩5分
写真:麻田 ユウミ
地図を見るキューバのラム酒の歴史&製造過程を学んだら、是非楽しみたいのがハバナクラブを使ったラム酒カクテル。ラム酒の代表的なカクテルと言えばミントを使った「モヒート」と甘酸っぱさがクセになる「ダイキリ」。キューバにゆかりのある文豪ヘミングウェイもこの2つのカクテルは大のお気に入りでした!
写真:麻田 ユウミ
地図を見る数あるモヒートのお店の中でヘミングウェイが特に好んだモヒートがあるのが、ハバナの旧市街にある「La Bodeguita」。フレッシュなミントの葉を叩き潰して、ライムやレモンと砂糖を加えた爽やかなカクテル。本場のモヒートはミントの香りやラムのコクが一味も二味も違うことにびっくりです!このLa Bodeguitaではキューバ料理も楽しめ、モヒートとの相性もバッチリ!
<基本情報>
住所:Empedrado No. 207, Havana
電話番号:+53-7867-1374
営業時間:月〜土 10:00〜16:00、日 9:00〜13:00
アクセス:アンボス・ムンドスより徒歩5分
写真:麻田 ユウミ
地図を見るまた、ヘミングウェイが好んだもう一つのラムカクテルがダイキリ。ヘミングウェイが足しげく通ったのがハバナ旧市街の入口にある「El Floridita」。ラム酒にライムジュース、砂糖を加えてミキサーで混ぜた暑い時期に最高のカクテル。冷たく爽やかでついつい飲みすぎてしまいますが、アルコール度数は高いので要注意!
<基本情報>
住所:Calle Obispa 557 esq. a Monserrate, Havana
電話番号:+53-7867-1299
営業時間:11:00〜23:30
アクセス:アンボス・ムンドスより徒歩5分
写真:麻田 ユウミ
地図を見るスペインからの独立戦争でアメリカが勝利した時に作られたのが「キューバリブレ」。ラム酒をコーラで割ったなんともアメリカらしいお酒ですが、このキューバリブレには自由の意味が込められているキューバの人には思い入れのあるお酒。お酒に込められた思いを知ると、カクテルの味もまた格別なものになりますね。
写真:麻田 ユウミ
地図を見るラム酒の産地キューバに来たからには、いつもと違うラムカクテルも試してみたい!そんな人にオススメのバーがハバナ旧市街近くにある「Sloppy Joe’s 」。1917年にオープンしたこのバーはキューバ革命の1959年に閉店した後、2013年に再オープン。店内は1900年代前半のハバナを思い起こさせるレトロさ満開の素敵なお店です。
写真:麻田 ユウミ
地図を見るこのお店にはラム酒を使った様々な珍しいカクテルがあるので、普段は飲まないカクテルに挑戦してみてはいかがですか?メニューには簡単なレシピも書いてあるので、日本に帰ってからお土産に買ったラム酒で試してみるのも楽しいですよ。
写真:麻田 ユウミ
地図を見るキューバの古都で世界遺産でもあるトリニダーはサトウキビ栽培で繁栄した当時を色濃く残す街。サトウキビの他にも蜂の養殖が盛んだったトリニダーでは蜂蜜を使ったカクテル「カンチャンチャラ」がご当地カクテルとして今も残っています。
写真:麻田 ユウミ
地図を見るそんなご当地カクテルを飲むことができるのが、カクテルの名前が店名になっている「ラ・カンチャンチャラ」。1740年に建てられた元海賊の家である店内は、24時間営業でキューバ音楽と共にカンチャンチャラが楽しめるお店。是非トリニダーにも足を運んでキューバの歴史が詰まったカクテルを楽しんで下さい!
<基本情報>
住所:Martines Villena esq. Pablo pich Giron, Trinidad
電話番号:+53-41-99-6231
営業時間:24時間営業
アクセス:トリニダーのバスターミナルより5分
ラム酒ベースのカクテルは思った以上にたくさんあります。また、歴史を知って味わうカクテルは、普段よりも一層味わい深いものになります。是非キューバのハバナクラブ博物館でラム酒の歴史を学び、本格カクテルを楽しみましょう!
2019年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2025/2/9更新)
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