タイの象と一緒に!ワット・プラ・ラーム遺跡はインスタ映えスポット

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タイの象と一緒に!ワット・プラ・ラーム遺跡はインスタ映えスポット

タイの象と一緒に!ワット・プラ・ラーム遺跡はインスタ映えスポット

更新日:2019/03/12 17:02

沢木 慎太郎のプロフィール写真 沢木 慎太郎 放送局ディレクター、紀行小説家

アユタヤ観光で人気の象乗り。遺跡を背景に象に乗って散歩を楽しんでいる画像や動画を見られた方は多いと思います。この時、背後に映っている寺院が「ワット・プラ・ラーム(Wat Phra Ram)」。アユタヤ遺跡の中心にある寺院です。トウモロコシ型大仏塔が池の水面に映る姿も美しく、インスタ映え抜群のスポット。象の背に乗って眺める遺跡巡りも格別です。タイの象と一緒に撮影できる、美しい廃墟寺院をご紹介します。

アユタヤ観光の中心地!穴場の遺跡「ワット・プラ・ラーム」

アユタヤ観光の中心地!穴場の遺跡「ワット・プラ・ラーム」

写真:沢木 慎太郎

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象に乗って散歩できるのも、タイ旅行の魅力です。プーケット島やサムイ島、チェンマイなどでも象乗りを楽しむことができますが、広大なアユタヤ遺跡を象に乗って巡り、古都の風情を楽しむのはタイならではの体験。日本の古都・京都や奈良、鎌倉ではなかなか体験できません。

アユタヤでは、「エレファント・ライド」というアトラクションがあり、象に乗って遺跡巡りを楽しむことができます。予約なしで、200バーツ(約700円)からエレファント・ライドが可能。500バーツ(約1800円)のコースでは、エレファントキャンプから外に出て、写真の「ワット・プラ・ラーム」を象の背から眺めながら散歩できます。これはインスタ映え抜群のスポット。

アユタヤ観光の中心地!穴場の遺跡「ワット・プラ・ラーム」

写真:沢木 慎太郎

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タイの中部にあるアユタヤ。1351年に初代ウートン王によって建都されてから、1767年にビルマ(現ミャンマー)軍の攻撃で破壊されるまで約400年間、“アユタヤ王朝”の都として栄えた都市です。

主な遺跡が集まっているのが、“アユタヤ島”と呼ばれる川に囲まれた中州。アユタヤ島のほぼ中心に位置する寺院が「ワット・プラ・ラーム」です。

アユタヤ観光の中心地!穴場の遺跡「ワット・プラ・ラーム」

写真:沢木 慎太郎

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「ワット・プラ・ラーム」は、アユタヤ王朝初期の1369年に建てられた寺院。トウモロコシ型の大きな仏塔を中心に、4つの小塔が十字型に並び、アユタヤ遺跡のシンボリックな存在です。

すぐ近くには、“木の根に覆われた仏頭”で知られる「ワット・マハタート」や、3つの仏塔が並ぶ王室専用寺院「ワット・プラ・シーサンペット」といった有名の寺院があり、ゾウに乗ることができる「エレファント・キャンプ」もすぐ。

そんな人気スポットが集まるエリアで、観光客の姿が少ない穴場の寺院が「ワット・プラ・ラーム」。6遺跡の共通割券が使える寺院で、しかもアユタヤの中心にありながら、廃墟本来の静寂が感じられます。

アユタヤ王朝初代王の菩提寺「ワット・プラ・ラーム」

アユタヤ王朝初代王の菩提寺「ワット・プラ・ラーム」

写真:沢木 慎太郎

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「ワット・プラ・ラーム」は、アユタヤ王朝初代のウートーン王の菩提寺。寺院前には初代王の時代に掘られた池があり、水面に映る大仏塔やライトアップの姿も美しい。

アユタヤ王朝初代王の菩提寺「ワット・プラ・ラーム」

写真:沢木 慎太郎

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「ワット・プラ・ラーム」を建立したのは、ラメスワン王(2代、5代目)。父親で初代のウートーン王の葬儀が行われた跡地に建てられました。規模が大きく、敷地の中央に大仏塔がそびえ、本堂や7つの礼拝堂跡が残っています。

アユタヤ王朝初代王の菩提寺「ワット・プラ・ラーム」

写真:沢木 慎太郎

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拝観料の50バーツ(約180円)を支払って、寺院内へ進むと、朽ちかけたレンガの門が見えてきます。ここが「ワット・プラ・ラーム」です。

クメール様式の大仏塔!アンコール・ワットと同じ建築様式

クメール様式の大仏塔!アンコール・ワットと同じ建築様式

写真:沢木 慎太郎

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さきほどのレンガの門をくぐると、真正面に見える風景がこちら。奥に見えるのが、シンボルとなる大仏塔。手前にあった建物は、1767年のビルマ軍による侵攻で大部分が破壊され、階段や壁の一部が残るだけ。

クメール様式の大仏塔!アンコール・ワットと同じ建築様式

写真:沢木 慎太郎

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「ワット・プラ・ラーム」のシンボルとなる大仏塔。これは、“プラーン”と呼ばれるクメール様式の仏塔です。先端が丸みを帯び、トウモロコシのような型が特徴。カンボジアのアンコール・ワット遺跡に代表される建築様式がプラーン。円すい型のチェディ(仏塔)と違った建築様式です。

クメール様式の大仏塔!アンコール・ワットと同じ建築様式

写真:沢木 慎太郎

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「ワット・プラ・ラーム」では、大仏塔の前後に、礼拝堂(ヴィハーン)や戒壇堂(ボート)といった建物を配置しています。「ワット・マハタート」などの遺跡と同じ建築様式。大仏塔には、インド神話に登場する神鳥「ガルーダ」などの装飾が見られます。

大仏塔を囲むように、4つの小仏塔が取り囲み、上空から見下ろすと、寺院が十字型に見え、クメール式の美しい姿をしています。

戦争で破壊された仏像、朽ちかけた回廊跡も

戦争で破壊された仏像、朽ちかけた回廊跡も

写真:沢木 慎太郎

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大仏塔を中心に、遺跡をぐるりと回ることができるので巡ってみましょう。朽ちかけて、傾いたレンガの壁。大仏塔を取り囲む回廊跡などが見られ、左右には戦争で破壊された仏像が並んでいます。

戦争で破壊された仏像、朽ちかけた回廊跡も

写真:沢木 慎太郎

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こちらは破壊された仏像。修復ができないほどひどく破壊されています。石を積み重ねて、仏像の姿を復元しています。廃墟ではありますが、ここは今も、タイ人に信仰されている大切な寺院です。

戦争で破壊された仏像、朽ちかけた回廊跡も

写真:沢木 慎太郎

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こちらは首を切られ、頭だけが残った仏像。風化も進んでいますが、安らかで優しいお顔立ちが感じられます。

「ワット・プラ・ラーム」で心休まるひとときを

「ワット・プラ・ラーム」で心休まるひとときを

写真:沢木 慎太郎

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「ワット・プラ・ラーム」は、中心の大仏塔を取り囲むように、約40基の小仏塔が建ち並んでいました。その名残を今も見ることができます。

「ワット・プラ・ラーム」で心休まるひとときを

写真:沢木 慎太郎

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こちらも首を切られた仏像です。背後の大仏塔を守っているかのような姿が印象的。

仏教では、祖先の位牌(いはい)を祀る堂のことを、「祠堂」(しどう)と呼んでいます。“高塔状の祠堂”が、仏塔。

仏塔は、もともと仏舎利(ブッダの遺骨)を納めるための建物で、重要な仏法を祀り、仏教信仰のシンボルになっています。

「ワット・プラ・ラーム」で心休まるひとときを

写真:沢木 慎太郎

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1351年から約400年間にわたって繁栄したアユタヤ王朝。ビルマ軍によって1767年に破壊された姿が当時のまま残っています。

「古都アユタヤ」(Historic City of Ayutthaya)は世界遺産(文化遺産)に登録され、アユタヤ島を歴史公園として整備。歴史公園の中心に位置する「ワット・プラ・ラーム」は水辺の空間が広がる憩いのスポットになっています。ライトアップされた姿も美しい。

「ワット・マハタート」や「ワット・プラ・シーサンペット」だけでなく、ゾウと一緒に写真が撮れる「ワット・プラ・ラーム」にも足を延ばしてみてはいかがでしょうか?

なお、なお、アユタヤへの行き方や、おすすめのアユタヤ遺跡、バンコクからの日帰り・半日モデルコースなどについては別途、記事にまとめていますので、ご興味のある方は関連MEMOに貼り付けたリンクからのぞいてみて下さい。

ワット・プラ・ラーム(Wat Phra Ram)の基本情報

住所:Amphur Muang, Ayutthaya 13000
アクセス:アユタヤのバスターミナルからタクシーで約5分
拝観時間:8時30分〜18時、ライトアップ19時〜21時
拝観料:50バーツ(「ワット・ラチャブラナ」「ワット・マハタート」「ワット・プラ・ラーム」「ワット・プラ・シーサンペット」「ワット・チャイワタナラーム」「ワット・マヘーヨン」の6遺跡共通割引券220バーツあり)

2019年2月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2019/02/16 訪問

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