台中発祥の「タイガーシュガー」（TIGER SUGER・老虎堂・ラオフータン）は今や台湾のみならず香港やシンガポール、韓国まで進出している人気のタピオカドリンク店。そんなタイガーシュガーの看板メニューは「黒糖タピオカミルク」ですが、そもそも「タピオカミルクティー」と「黒糖タピオカミルク」は別な飲み物だというのをご存知でしょうか？
「タピオカミルクティ」は文字通りミルクティーにタピオカが入ったドリンクですが、「黒糖タピオカミルク」は黒糖で甘く煮込んだタピオカにフレッシュミルクを注ぎ込んだもの。黒糖と牛乳という意外な組み合わせはクセになる美味しさです。
タピオカミルクティーとは一線を画す旨さで人気に火が着き、またたく間に台湾で人気ドリンクの仲間入りを果たした「黒糖タピオカミルク」。台北市内にも黒糖タピオカミルクを売りにした店はいくつかありますが、おすすめは旅行者が訪れやすい台北駅前や西門、士林に支店を持つタイガーシュガー（TIGER SUGER・老虎堂）です。
地元台北っ子から観光客まで連日行列のできるタイガーシュガーですが、回転が良いので諦めずに列に並んでみましょう。
店では先に注文と支払いをして番号をもらうシステム。タピオカミルクティーもメニューにはありますが、タイガーシュガーで選ぶべきはやはり看板メニューの「黒糖タピオカミルク」でしょう！
タピオカは波霸（バボ）と呼ばれる大粒のタピオカ、もしくは珍珠（パール）という小粒タイプ、または大小タピオカのミックスから選べるのですが、一番人気は大粒タピオカの濃厚クリームミルク「老虎堂波霸厚鮮ナイ（含ナイ霜）」（55元・200円）です。
手渡された「老虎堂波霸厚鮮ナイ（含ナイ霜）」でまず目を引くのがそのビジュアル。黒糖シロップでじっくり煮込まれた温かいタピオカ上に注がれる新鮮な冷たいミルク。これが混じり合うことによって生み出される不思議な虎の模様。SNS映えするこの美しいビジュアルがタイガーシュガーの人気の秘密なのです。
また、カップの下には黒糖で煮込まれた熱々のタピオカが沈み、上部はヒンヤリしたミルク。ひとつのカップで温かい部分と冷たい部分があって、手に持った触感も独特です。
もちろん見た目だけではなく、お味も絶品！自然素材にこだわった黒糖の甘さが染み込んだタピオカはもっちもち。濃厚ミルクも意外にさっぱりで黒糖との相性も抜群です！
次にタイガーシュガーならではの「黒糖タピオカミルク」のおすすめの飲み方を紹介しましょう！
1.まずはSNS用にきれいな写真を撮ってアップロードする
2.その後、上下に15回ほど均一に振ってタピオカとミルクをシェイクする
虎柄が出現する美しい見た目は黒糖タピオカとミルクが混ざり合う前ですが、味はシェイク後。高級黒糖で煮詰めるタピオカは温かい時は柔らかく、冷たいミルクとシェイクすると表面がプリッとなり食感の変化も楽しめますよ。また、タピオカは冷たくなると固くなってしまうため、出来たてをすぐにいただいた方が良いでしょう。
香ばしい黒糖と濃厚なミルクで「焦がしキャラメルミルク」を彷彿とさせるような味わいの「黒糖タピオカミルク」。地元、台湾っ子にも人気とあって、ロケーション的に有利な台北駅前店舗や“台北の原宿”と呼ばれる西門西寧南は行列ができることも珍しくありません。
そんな大人気の「タイガーシュガー」ですが、「士林大北店」は夜市で有名な士林市場から徒歩で7,8分くらいの少々奥まった場所にあるため、行列も少なく穴場店となっています。
日本でもブレイクの予感ありの絶品「黒糖タピオカミルク」。昭和を彷彿とさせる士林のレトロな街並みを散策しながら、台湾最新のドリンクを味わってみてはいかがでしょうか？
住所：台北市士林區大北路38號
電話番号：+886-2-2881-5692
2019年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/4/16更新)
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