写真:乾口 達司
地図を見る「石舞台古墳(いしぶたいこふん)」は、奈良県明日香村にある古墳。高松塚古墳やキトラ古墳と並び、明日香村を代表する古墳として知られています。ほかの古墳と同様、築造当時は封土で覆われ、墳丘が築かれていましたが、現在ではその土が失われ、横穴式石室を構成する巨石が露出しています。その築造年代などから、蘇我馬子の墳墓であるとする説が有力。ご覧のように巨大で、実際に石舞台古墳を目の前にすると、圧倒されますよ。
写真:乾口 達司
地図を見る石舞台古墳は国の特別史跡となっている上、その周辺は国営飛鳥歴史公園の一部「石舞台地区」として整備されていることもあって、石舞台古墳の周辺にはたくさんの桜が植樹されています。したがって、毎年春になると、ご覧のように、石舞台古墳は桜にかこまれたようなたたずまいを見せてくれます。お花見スポットとしての石舞台古墳、お勧めです。
写真:乾口 達司
地図を見る春に花を咲かせるのは、何も桜だけではありません。同じ時期に花を咲かせる菜の花も見事。桜と菜の花とのコラボレーションもお楽しみください。
写真:乾口 達司
地図を見る石舞台古墳とその周辺もぐるりと一巡しましょう。ご覧のように、石舞台古墳を取り巻く周濠の外側にも桜並木があり、散策には打って付けですよ。
写真:乾口 達司
地図を見る石舞台古墳は明日香村の平野部のなかでも、比較的、高いところに位置しているため、特に西方向の眺望がお勧めです。
ご覧のように、奈良県と大阪府とのあいだに横たわる二上山を彼方に眺めることも出来ます。お花見シーズンは前景の桜や桃の花が二上山を彩ってくれますよ。
写真:乾口 達司
地図を見るシーズン中は多くのお花見客で賑わいます。シートを敷いてお弁当を食べたり、くつろいだりしてみてはいかがでしょうか。
写真:乾口 達司
地図を見るせっかくの機会ですから、石舞台古墳の巨大な石室も見学しましょう。
石室はいわゆる両袖式の横穴式石室で、南西方向に向けて開口しています。写真はその開口部を撮影したもので、誰でも石室内に立ち入ることが出来ます。
写真:乾口 達司
地図を見る長さ約7.7メートル、幅約3.5メートル、高さ約4.7メートルから成る玄室を内部から見上げた一枚。石室を構成している花崗岩がいかに巨大であるか、実感出来るでしょう。
写真:乾口 達司
地図を見るこちらは上から玄室を見下ろした一枚ですが、ご覧のように、内部にあったはずの石棺や副葬品のほとんどが失われ、発掘調査においても被葬者の手掛かりとなるようなものは見つかりませんでした。しかし、石室自体の巨大さからは、大王家と姻戚関係を持ちながら、なお且つ大王家をしのぐ権勢を誇っていた蘇我馬子の墳墓であるという説もうなずけますよ。
写真:乾口 達司
地図を見るたくさんのお花見客で賑わうこのシーズン、石舞台古墳の周辺ではさまざまなイベントがもよおされます。
たとえば、こちらの人たちは、飛鳥時代の衣装を貸してもらい、園内を散策しています。当時の衣装を身にまとうと、気分はすっかり古代人!イベントはほかにも催されているので、電話で問い合わせてみてはいかがでしょうか。
明日香村を代表する観光スポット・石舞台古墳におけるお花見紹介、いかがでしたか?シーズン中はたくさんの人が繰り出すとはいっても、広い園内ゆえ、混雑するようなことはないので、ご安心を。石舞台古墳で奈良ならではのお花見を楽しんでください。
桜の見頃:毎年3月末から4月上旬
住所:奈良県高市郡明日香村大字島庄
電話番号:0744-54-2441(国営飛鳥歴史公園飛鳥管理センター)
アクセス:近鉄「飛鳥駅」から徒歩約40分
2019年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/3/28更新)
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