広島西条で酒蔵見学!酒造りの心を伝え続ける「賀茂鶴酒造」

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広島西条で酒蔵見学!酒造りの心を伝え続ける「賀茂鶴酒造」

広島西条で酒蔵見学!酒造りの心を伝え続ける「賀茂鶴酒造」

更新日:2019/03/14 08:34

南森 エレナのプロフィール写真 南森 エレナ ご当地グルメ発掘ライター

東広島市の西条は、兵庫の灘、京都の伏見と並ぶ日本三大銘醸地のひとつ。現在も西条の街には7つの酒蔵が軒を連ね、良質なお酒が造られる地として全国の愛飲家たちにも親しまれています。そんな西条で特に訪れていただきたいのが、西条を代表する「賀茂鶴酒造」。本社敷地内にある見学室では、お酒の試飲や販売も行っています。「賀茂鶴酒造」で自分好みのお酒を見つけてみませんか。

日本三大銘醸地の東広島・西条を代表する「賀茂鶴酒造」とは?

日本三大銘醸地の東広島・西条を代表する「賀茂鶴酒造」とは?

写真:南森 エレナ

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広島駅からJR山陽本線で約40分先にある東広島市の西条は、兵庫の灘、京都の伏見と並ぶ日本三大銘醸地のひとつ。酒造りに最適な気候の西条は、良質なお酒が造られる地として「酒都西条」と呼ばれ、現在も7つの酒蔵が軒を連ねています。

そんな西条の街中に点在する酒蔵の中で特に訪れていただきたいのが「賀茂鶴酒造」。「賀茂鶴酒造」は、大吟醸酒を全国に先駆けて発売し、2018年には法人設立100周年の節目を迎えた老舗。

本社敷地内ある見学室では、お酒の試飲や販売も行っており自分好みのお酒を見つけることができます。

今回は、「賀茂鶴酒造」こだわりの日本酒の魅力をご紹介します。

日本三大銘醸地の東広島・西条を代表する「賀茂鶴酒造」とは?

写真:南森 エレナ

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「賀茂鶴酒造」は、2018年に法人設立100 周年を迎えた記念として、広島の素材にこだわった純米酒「広島錦」を発売。

「広島錦」の特徴は、昭和初期に誕生したものの、栽培の難しさから幻となってしまった酒米「広島錦」と「協会5号酵母(賀茂鶴酵母)」を復活させ、原料として醸しているところです。

米の旨みの中にすっきりと広がる甘みと、爽やかなキレの良さが特徴の純米酒は、料理を引き立てる味わいです。

日本酒に使う原材料のこだわり「米」と「水」

日本酒に使う原材料のこだわり「米」と「水」

写真:南森 エレナ

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日本酒の原材料は、米と水。素材の持つ個性が日本酒の繊細な味を左右するので、原材料選びはとても重要です。

「米」は、地元広島県の標高の高い県北で収穫された酒造好適米を主に使用しています。粒の揃った良質な酒米を使用することができるのは、地元農家の協力があるからこそ。

また「精米」については、1898年(明治31年)に日本初の動力精米機を導入して以来、精米にこだわりを持ち、すべて自社で精米した白米を使用しています。自社の精米機を使用することによって、より丁寧に米を仕上げています。

日本酒に使う原材料のこだわり「米」と「水」

写真:南森 エレナ

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次に、原材料となるもうひとつの存在の「水」。日本酒の約80%が水です。そのため、おいしい日本酒造りに良質な水はかかせません。

賀茂鶴酒造は酒造りすべての工程に、賀茂山系の「伏流井水」を使っています。

自然豊かな山々から湧き出る「伏流井水」は、鉄分が少なく適度なミネラル分を含んだ軟水で、酒造りに最適。水質は素材の繊細な味を引き出すのが特徴で、日本酒だけではなく料理に使用するのに適しています。

尚、こちらの「伏流井水」が湧き出る「福神井戸」が酒蔵の敷地内に設置されており、基本的に誰でも飲料可能です。ペットボトルを持参して水を汲みに来る方も訪れます。一度酒造りにかかせない仕込み水の味を確かめてみてはいかがでしょうか。

時間と温度管理が重要!秋から冬にかけて行う酒造り

時間と温度管理が重要!秋から冬にかけて行う酒造り

提供元:賀茂鶴酒造株式会社

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そんなこだわりの原材料を使用して、秋から冬にかけて酒造りが行われています。(※一般客の製造工程の見学は不可)

「米」は、精米からおよそ1か月、米を休ませたのち「洗米」して「浸漬」する作業が行われます。米の表面に残ったぬかを取り除くことはもちろん、米に含ませる水の量も重要です。

その割合は米の重さの約3割。大吟醸酒用の米は杜氏・蔵人が洗い、慎重に秒単位で時間を計って水から上げます。

時間と温度管理が重要!秋から冬にかけて行う酒造り

写真:南森 エレナ

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洗米後は、巨大な木の甑(こしき)で米を蒸す「蒸米」が行われます。こちらで蒸している米は約3000キロ。

そして、日本酒造りには温度管理がとても重要です。現在はステンレス製の甑を使う酒蔵がほとんどですが、木製は熱が偏ることなく均一に蒸し上がるメリットがあります。

西条の街には酒蔵の数だけ煙突がありますが、その煙は釜の蒸気が屋根を伝い煙突から出たもの。酒造りの時期は、澄み切った大気の中、米を蒸す真っ白な蒸気が立ち上がり、冬の酒蔵を飾ります。

蒸した後の米は、麹をつくるため酒蔵の2階へ運びこまれます。

時間と温度管理が重要!秋から冬にかけて行う酒造り

写真:南森 エレナ

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そして、麹室で「種麹」と呼ばれる「麹菌」の胞子を蒸米にふりかけます。次に米にまんべんなく胞子を根づかせるために「床もみ」という操作を行い、そのあと白布でくるんで静かに寝かせます。

製麹時間は、約46〜52時間。麹菌がさかんに生育し始めると、蒸米を小さな箱・麹蓋に小分けする「盛り」を行い、麹菌の生育に合わせて温度を管理します。

時間が経つにつれて米の一粒一粒は麹菌の繁殖により白くなって、焼き栗を思わせる香りの「麹」が出来上がります。

日本酒の味には、この「麹」が重要な役割を果たすので、作業は最後まで慎重に行われます。

酒蔵見学室で自分好みの日本酒の味を見つけてみよう

酒蔵見学室で自分好みの日本酒の味を見つけてみよう

写真:南森 エレナ

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賀茂鶴酒造本社の敷地内には見学室があり、酒造りの工程をビデオ鑑賞できる他、酒造りで使用している道具の展示を行っております。※見学蔵は6月27日〜7月22日(予定)に改装期間を経て、今秋リニューアル予定。

酒蔵見学室で自分好みの日本酒の味を見つけてみよう

写真:南森 エレナ

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さらに、蔵で製造された自慢の日本酒の試飲ができ味を確かめることができます。お酒が造られる過程を知ってからいただく日本酒は格別です。飲み比べをしているうちに、自分好みのお酒の味が見つかるかもしれませんね。

酒蔵見学室で自分好みの日本酒の味を見つけてみよう

写真:南森 エレナ

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試飲後、気に入ったお酒があったらその場で購入できます。広島錦や梅酒、蔵元限定の日本酒も揃っており、お土産に送ったら喜ばれそうですね。配送することもできますので、荷物が重くなる心配もいりませんよ。

今後は、2019年4月20日に本社蔵にて「蔵開き」を開催予定。醸造蔵見学のほか、大吟醸などのプレミアムなお酒を味わえる「賀茂鶴BAR」、日本酒カクテルや食とのマリアージュが楽しめる食店も出店します。

西条の街に訪れたら、賀茂鶴酒造でぜひこだわりの日本酒の味を体験してみてくださいね。

賀茂鶴酒造の基本情報

住所:広島県東広島市西条本町4番31号
電話番号:082-422-2121(代表)
アクセス:JR山陽本線西条駅より徒歩約3分

2019年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2019/02/27−2019/02/28 訪問

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