あふれる桜と鉄道のコラボ!神奈川県「山北鉄道公園」と桜並木

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あふれる桜と鉄道のコラボ!神奈川県「山北鉄道公園」と桜並木

あふれる桜と鉄道のコラボ!神奈川県「山北鉄道公園」と桜並木

更新日:2019/03/15 11:25

M Maririnのプロフィール写真 M Maririn 神社仏閣巡り人、50代からの女子旅愛好家

神奈川県と静岡県を結ぶJR御殿場線の山北駅。春になると線路沿いに咲く桜と、それをくぐるように走る電車の姿を見ようと訪れる人たちでにぎわいます。駅前の山北鉄道公園にはデゴニの愛称で知られるD52形蒸気機関車が保存されていて、整備運行が見られることも。鉄道ファンもそうでない方も、桜と鉄道のコラボレーションを楽しみに出かけてみませんか。

かつての駅の賑わいを伝える山北鉄道公園

かつての駅の賑わいを伝える山北鉄道公園

写真:M Maririn

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神奈川県の国府津駅から山北、御殿場を通って静岡県の沼津駅を結ぶ御殿場線。その中の駅の一つ山北駅の南側に山北鉄道公園があります。公園の中心にあるのはかつてこの地を走っていた蒸気機関車。

普段は静かな小さな公園ですが、ここは春になると沢山の人が訪れる桜の名所。山北鉄道公園と、駅から延びる線路沿いの道の周りはたくさんのソメイヨシノが植えられていて春になると可憐な花が一斉に咲き、鉄道と桜の花の見事なコラボレーションを楽しもうと訪れる人で賑わいます。

かつての駅の賑わいを伝える山北鉄道公園

写真:M Maririn

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この御殿場線、最初は明治22年(1889年)に東海道本線として誕生しました。当時は小田原から熱海、沼津間の山岳地帯を貫くトンネル技術がなかったため、御殿場経由で建設されたのです。

当時の東海道線の開通とともに開業した駅の中でも山北駅は箱根越えの基地駅として機関庫が置かれ、鉄道に携わる多くの人が働き鉄道の町としてにぎわっていました。鉄道唱歌第1集13番で「いでてはくぐるトンネルの 前後は山北・小山駅 」とうたわれ、「お山の中行(ゆ)く 汽車ぽっぽ」の歌いだしで始まる童謡「汽車ポッポ」は山北駅を通って山を越えてゆく汽車の様子を歌ったものです。昭和9年(1934年)に丹那トンネルが開業し東海道線が国府津から熱海を経て沼津へと結ばれるまで多くの物や人を運んできました。

かつての駅の賑わいを伝える山北鉄道公園

写真:M Maririn

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公園にはかつてこの地を走っていたD52蒸気機関車や山北機関区跡と記されている記念碑などがあり当時の歴史を伝えています。そして春の訪れとともに鉄道の町の賑わいの面影が桜色に染まっていくのです。

線路沿いに続く約130本の桜並木

線路沿いに続く約130本の桜並木

写真:M Maririn

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山北駅から沼津方面に向かって進むと、約130本のソメイヨシノが咲く桜並木が500メートルほど続きます。桜は道路と一緒に御殿場線の線路にも見事な枝を伸ばし桜のトンネルを作っています。

線路沿いに続く約130本の桜並木

写真:M Maririn

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ピンクの桜の先には芽吹き始めた緑の山々がそびえています。爽やかな空気に包まれた山間の春の訪れを体中で感じる、そんなひと時を楽しみながらのんびりと歩きましょう。鳥のさえずりと列車が走りすぎていく音がBGMですよ。

線路沿いに続く約130本の桜並木

写真:M Maririn

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毎年桜が花開く時期に合わせて山北鉄道公園周辺を舞台にやまきた桜まつりが開催されます。桜並木のライトアップも行われるので、昼とはまた違った幻想的な眺めを楽しむこともできます。(2019年は3月23日 から 4月7日に開催)

電車に桜はよく似合う!

電車に桜はよく似合う!

写真:M Maririn

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桜は線路に流れ込むように枝を伸ばし、あふれるようなピンクの花のトンネルの中を電車が走っていきます。こんな絵になる風景、鉄道ファンでなくても写真を撮りたくなりますよね!その眺めを写真に収めようと線路沿いに沢山の人がカメラを構える撮影スポットとしても知られています。

電車に桜はよく似合う!

写真:M Maririn

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御殿場線は松田駅から御殿場駅の間を小田急線の特急ロマンスカーが乗り入れています。MSE(60000形)のフェルメールブルーの車体が桜のトンネルの間を走りすぎる姿も見られますよ。
ロマンスカーの運行は本数が少ないので時刻表を確認してチャンスを逃さないでくださいね。

奇跡の復活!動くD52形蒸気機関車

奇跡の復活!動くD52形蒸気機関車

写真:M Maririn

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山北鉄道公園に保存されているD52形蒸気機関車。昭和18年(1943年)から製造が始まった「デゴニ」と呼ばれたこの蒸気機関車は、日本最強の蒸気機関車と呼ばれ、昭和40年代ごろまで東海道線や山陽本線を力強く走っていました。

山北鉄道公園に保存されているのは昭和19年(1944年)に製造されたものです。ここで静態保存され静かに余生を送っていたこのD52形蒸気機関車ですが、かつての鉄道の町のシンボルとして復活させようという動きが起こり、平成28年(2016年)に動態保存が実現し再び動く姿を見られるようになりました。

奇跡の復活!動くD52形蒸気機関車

写真:M Maririn

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かつては石炭を使い蒸気の力で走っていたD52、今は大型コンプレッサーを2基搭載して、圧縮空気を動力として12メートルの軌道を動けるようになりました。短い距離とはいえ、大きな車輪が回って動く姿はかつての雄姿を彷彿とさせるとともに、いとおしく感じてしまいますね。

現在は月に1度ほど整備運行が行われていますので、関連MEMOにある山北町公式サイトで運行スケジュールをチェックしてくださいね。

奇跡の復活!動くD52形蒸気機関車

写真:M Maririn

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山北駅を降りてすぐ、山北町ふるさと交流センターの2階に山北町鉄道資料館があります。ここには鉄道関係の資料や写真、制服や機関車のナンバープレートなどが飾ってあります。これらは町内外の方々から寄贈していただいたもの。鉄道の町として栄えた山北ならではの資料ですね。

山北町鉄道資料館は入場無料毎週土日及び祝日の12時〜午後4時まで開館しています(山北町ふるさと交流センター開館時間内となります)。蒸気機関車の姿を思わせるようなかわいい建物です。

<山北町鉄道資料館の基本情報>
住所:山北町山北1840番地15 (山北町ふるさと交流センター2階)
電話番号:0465-75-2717

山北鉄道公園の基本情報

住所:神奈川県足柄上郡山北町山北1971-2(山北町健康福祉センター隣) 
電話番号::0465-75-2717(山北町観光協会)
アクセス:JR御殿場線「山北駅」下車徒歩2分

2019年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/04/13 訪問

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