桜に埋もれたい!ノスタルジック尾道、至福の桜まみれスポット3選

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桜に埋もれたい!ノスタルジック尾道、至福の桜まみれスポット3選

桜に埋もれたい!ノスタルジック尾道、至福の桜まみれスポット3選

更新日:2019/03/18 09:20

小々石 曲允子のプロフィール写真 小々石 曲允子 レトロ旅ライター、パワスポ・ナビゲーター

お花見の名所は日本各地に数多く存在しますが、ひとつの街単位で見た時に、これほど桜が似合う街は他にないのではないかと思われるのが尾道です。
ロープウェイで山頂の千光寺公園まで上って桜を見るというのが観光の定番コースになっていますが、それだけでは、桜の街・尾道の本当の魅力を堪能しているとはとても言えません。

尾道に十数年来通う筆者がおすすめの、桜爛漫スポットをご紹介します!

桜舞う古民家の庭で、至福のひととき!「帆雨亭」

桜舞う古民家の庭で、至福のひととき!「帆雨亭」

写真:小々石 曲允子

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石段の坂道沿いに建ち並ぶ家並み、瀬戸内の海が織りなすその独特の情緒ある風景と温暖な気候により、古くから多くの文人に愛された町、尾道。
尾道はまた、非常に古刹の多い町でもあり、25もの寺院が石畳の小径で結ばれた「古寺めぐりコース」が、散策コースとして知られています。

そんな古寺めぐりコースの途中にあるのが、今回ご紹介する「帆雨亭(はんうてい)」です。

桜舞う古民家の庭で、至福のひととき!「帆雨亭」

写真:小々石 曲允子

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帆雨亭は、築60年程になる昭和の木造古民家で営まれているカフェ(喫茶処)。
もちろん屋内にも席はありますが、桜が咲く時期には、桜の木々に囲まれた中庭でお茶されることを是非ともおすすめします!

中庭を覆うように植えられた桜はお店の垣根の外にも自然のままにその花枝を伸ばし、まるで小さな桜の園の中にひととき埋もれているような心地を味わえます。

桜舞う古民家の庭で、至福のひととき!「帆雨亭」

写真:小々石 曲允子

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また、庭に設けられた席からは海と対岸の向島の景色が見え、尾道らしい景観も同時に満喫することができて、まさに至福の時を過ごすことができます。
満開の時期はもちろん、桜が風で舞い散る散り始めの時期も風情があって素晴らしいですよ!

もしもその日のお天気や席の混み具合などの状況で中庭の席に座れない場合には、古民家ならではのレトロな内装が楽しめる屋内の席もおすすめ。
お店の一角には、志賀直哉の小説の貴重な初版本などこの地ゆかりの文人達の作品が所蔵された「おのみち文庫」も開設されています。

草庵のような寂びた趣の外観とも併せて、すべてが尾道らしいノスタルジックな佇まい、空気感に溢れた素敵なスポットです。

<基本情報>
住所:広島県尾道市東土堂町11-30
電話番号:0848-23-2105
営業時間:10:00〜17:00  不定休
(激しい雨の日などの悪天候時、その他の理由で臨時休業する場合もあり)
アクセス : JR尾道駅下車、徒歩約15〜20分

「西國寺」の石段を覆う桜は、溜息ものの美しさ!

「西國寺」の石段を覆う桜は、溜息ものの美しさ!

写真:小々石 曲允子

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西國寺(さいこくじ)は、尾道三山のひとつである愛宕山の山腹に位置し、行基により奈良時代の729年に創建されたという歴史ある古刹。
境内の平地面積が西国一という大伽藍を有したことから、西國寺というお寺の名称ともなりました。

その長い歴史と規模から、古寺の多い尾道の中においても指折りの名刹として知られていますが、どうせお参りするのでしたら是非とも桜の季節にお参りされることをおすすめします。
というのも、境内に咲き連なる桜のボリュームと美しさにおいても、尾道屈指のスポットであるからです。

大わら草履が掲げられた立派な仁王門(山門)をくぐると、正面に石段が見えます。
この石段の参道こそが、西國寺でも最高の桜まみれスポット!
両側に植えられた桜が、途中までアーチのように石段の参道を覆い尽くしていて、幸せな埋没感を感じながら歩くことができます。

金堂のある境内まで108段の石段が続きますが、途中に踊り場のような平らな箇所もありますので、そこで写真を撮るのも良いかも知れませんね。
石段に映る桜の木漏れ陽も美しいですので、もし晴れていれば是非ともご堪能ください。

「西國寺」の石段を覆う桜は、溜息ものの美しさ!

写真:小々石 曲允子

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桜のアーチを抜けて石段を上りきった境内にも見事な桜の木が何本か植わっており、また、来た道の方を振り返ると、眼下にはここまで見てきた美しい桜並木と共に尾道の海の景色が一望できます。

西國寺は、千光寺エリアから離れた場所にあるためか、これまで遠方からの花見客が意外に少なかったのですが、ここ1、2年で徐々に知られるようになってきています。
今こそ訪れて、桜の絶景を楽しんでおきましょう!

<基本情報>
住所:広島県尾道市西久保町29-27
参拝時間:8:00〜17:00   
アクセス : JR尾道駅下車、徒歩約25〜30分
おのみちバス(市内本線)「西国寺下」下車、徒歩約5分

「西國寺」の石段を覆う桜は、溜息ものの美しさ!

写真:小々石 曲允子

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「千光寺」の桜爛漫スポットと、絶景桜写真スポット!

「千光寺」の桜爛漫スポットと、絶景桜写真スポット!

写真:小々石 曲允子

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最後に、やはり尾道のシンボル的な存在でもある「千光寺」のおすすめ桜スポット(山頂の千光寺公園以外の見所)をご紹介しておきたいと思います。

まず、千光寺の中で最も桜爛漫の雰囲気を堪能できるのは、「毘沙門堂」付近です。
毘沙門堂は数々の伽藍が建ち並ぶ千光寺境内の西端に位置し、参拝客がお堂の前の大きな数珠をカチカチと鳴らしてお参りする光景が見られる三十三観音堂、大仙堂の前の石段を下りたところにあるお堂です。

比較的低木の桜で覆われたこの小さな一角は、花のボリュームをすぐ頭上に、手が届くぐらいの間近に感じることができる至福のスポットで、西國寺同様、境内や石段に映る桜の影や木漏れ陽が大変美しく印象的な場所でもあります。
時々、ここでのんびりとひなたぼっこをしている猫の姿を見かけることもありますよ!

「千光寺」の桜爛漫スポットと、絶景桜写真スポット!

写真:小々石 曲允子

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さらに言うと、毘沙門堂まで下りてしまう前に、石段の一番上あるいは石段途中からの眺めも、是非足を止めて堪能しましょう。
こちらは、桜並木の向こうに尾道水道、対岸の向島までを眼下に見下ろせる絶好のビュースポットです。

その多くが山の中腹や小高い坂道の上に建立された尾道の古刹は概ね眺望に恵まれていますが、その標高とロケーションから、千光寺からの眺めにはやはり格別の素晴らしさがあります。

「千光寺」の桜爛漫スポットと、絶景桜写真スポット!

写真:小々石 曲允子

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なお、尾道市街と海の風景を交えての美しい桜写真が撮影できるスポットということでは、他に、鼓岩(つづみいわ)付近から下に下って行く坂道沿いもおすすめです。

鼓岩は別名ポンポン岩とも呼ばれる巨岩で、尾道の街を一望できる景勝地でもあるのですが、この上からは麓の桜がたくさん咲いているエリアが実はあまり見えません。
しかし岩付近の、千光寺の赤い門との間にある坂道を少し下ると、麓の桜と尾道水道、市街地、さらには遠くの新尾道大橋までの絶景が見渡せるポイントに出ます。

また、尾道で山側から写真を撮ろうとする場合、電線や電柱、ロープウェイの線などがどうしても大きく写り込んでしまいがちなのですが、ここだとそういったものが中心に写り込みにくく、スッキリと美しいパノラマの桜写真を撮影することが可能です。
よろしければ、訪れた機会におためしくださいね!

<基本情報>
住所:広島県尾道市東土堂町15−1
拝観時間:9:00〜17:00   
アクセス : JR尾道駅下車、徒歩約40分
または、JR尾道駅より徒歩約20分(もしくはJR尾道駅よりバスで「長江口下」下車)で千光寺山ロープウェイ山麓駅、山麓駅よりロープウェイで3分、山頂駅下車。山頂駅より「文学のこみち」を通り、徒歩約5分

桜の街、尾道の歩き方

尾道のおすすめ桜まみれスポットをご紹介してきましたが、いかがでしたか?

西國寺と帆雨亭は、意外にまだご存知でない方も多く、筆者のようなコアなリピーターからすると本当はあまり教えたくない場所でもあります。
千光寺については、参拝の行き帰りに通ることはあっても案外見過ごされているのではないかと思われる素敵な桜スポットをピックアップさせていただきました。

尾道でのお花見というと、千光寺公園までロープウェイで上がってしまわれる観光客の方が多いのですが、尾道の桜や町並みの魅力を本当に満喫しようと思ったら、下りる時だけでも良いので、是非ご自身の足で坂道の路地を迷いながら歩き回っていただければと思います。

尾道と言えば猫の町としても知られていますが、まさに坂道で出会うノラ猫のようにフットワーク軽く、あえて明確な目的地を決めずに歩くのがコツですよ。(ただし、地域住民の方の迷惑にならないようにだけは十分お気をつけください。)

記事を参考にしながら、あなただけの素敵な桜スポット・撮影スポットも見つけていただけますと嬉しいです!

※2019年3月現在の情報です。変更となる場合がありますので、公式サイトなどで最新情報を必ずご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2018/03/30−2018/04/01 訪問

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