到着したらまず始めに立ち寄りたいのが、石打丸山スキー場のシンボル的存在である「リゾートハウス」。全面ガラス張りの館内は明るく開放的な空間となっており、レンタルからチケットの購入まで全ての機能がここに集結します。
タブレット端末を用いたシステムは最先端で革新的。トイレやロッカールームもシンプルかつおしゃれなデザインでまとめられており、フリーWi-Fiのラウンジスペースなど、快適さを追求した施設となっています。
リゾートハウスの売店で販売しているオリジナル商品「柿の種チョコクランチ」は、新潟県発祥の“柿の種”を使用した人気の一品。新しくできたゴンドラ「サンライズエキスプレス」を模したボックスがとてもかわいらしくお土産にぴったりです。
写真:Nami Kita
地図を見るオーストリアの都市セルデンと姉妹都市協定を結んでいる南魚沼市。友好関係が150年目を迎えることを記念して、大使館の協力のもと作られたのが「オーストリアスノーハウス」です。パノラマの魚沼平野を見下ろしながらほっと一息。暖炉を囲みながらゆったりとした時間が過ごせます。
施設内にはオーストリアの写真が展示されており、観光情報も入手できますよ。
本格的なオーストリア料理が楽しめるのが魅力のオーストリアスノーハウス。仔牛のカツレツ“シュニッツェル”や、牛肉を煮込んだ“グラーシュ”といった名物料理は、他のスキー場では滅多に味わえないものですよね。プレッツェルやデニッシュなどは簡単に小腹を満たすことができ、滑りに集中したい人にはぴったりです。
写真:Nami Kita
地図を見るテーブル席、スツール席など気分や人数に応じた席が選べるのも魅力のひとつ。木を基調にしたインテリアは、オーストリアの高級リゾートをイメージしているのだそうですよ。
オーストリアスノーハウスでは、豊富な種類のオーストリアビールやワインが楽しめます。よく晴れた日には絶景を見下ろせるでしょう。また、悪天候の日は滑るのはほどほどにして、お酒やお食事をゆっくりと楽しむのもアリかもしれません。
ゴンドラを降りるとオーストリアとの友好を示した記念碑が。その下には、その下には南魚沼市営でゲーム会社ガンホーがネーミングライツを取得した巨大な「モンスターパイプ」が姿を現します。6メートルの高さを誇るそのスケールはオリンピック級!事前にスキー場中央口にある、管理組合事務局に利用登録を提出し、問題が無ければその場で登録証が発行されます。
山の中腹にはキッズパークも常設されており、毎週日曜日にはかまくら作りなど子供向けのイベントが催されています。石打丸山に住む雪男“イシシ”と“マルル”をモチーフにしたアトラクションやフォトスポットは、大人も子供も楽しめますよ。
まだリフトデビューできない小さな子供でもゴンドラで楽々アクセス!帰りもゴンドラで下山できるので、安心して楽しむことができるのです。
写真:Nami Kita
地図を見る昔のスキーブームを彷彿とさせるノスタルジックなショップが並ぶのもまた石打丸山スキー場の魅力。
ゲレンデにあるレストランは、オフシーズンにお米農家を営んでるお家が多いため、ごはんがおいしいと評判です。この地ならではの食を存分に堪能してくださいね。
写真:Nami Kita
地図を見るオーストリアより輸入し、2018年末に運用開始となったゴンドラ「サンライズエクスプレス」。ゴンドラ1台、リフト3台の割合でミックスされた最新型のコンビリフトです。
10人乗りのゴンドラは、従来のものと比べて格段に静かで振動が少なく、快適な乗り心地。スキー板は外して乗車します。6人乗りのリフトにはF1のレーシングカーのようなバケットシートを使用してあり、ヒーター搭載のため乗っている間も温かいのがポイントです。
どちらに乗ろうか直前まで迷ってしまいそうですが、ゴンドラとリフトは乗り場が分かれているので混乱が起きることはありません。
写真:Nami Kita
地図を見る初心者にとって心配なのはリフトの乗り降り。焦って転んでしまっては周りに迷惑がかかるからと、緊張する人も多いのではないでしょうか。特に6人乗りともなると隣同士がぶつかりあったり、間隔を調整するのも難しそうに感じますね。
実は、こちらのリフト乗り場には、ローディングカーペットといって乗車をサポートするシステムが起用されているのです。横一列に並び、ゲートがオープンしたらスロープに体を任せるだけ。後はベルトコンベアーが体を運んでくれるので、スムーズに乗車できる流れとなっています。
写真:Nami Kita
地図を見る10人乗りのゴンドラは、ふかふかのレザーシートを使用し座り心地が良いだけでなく、静かで振動が少ないのが従来のものとは圧倒的に異なる点。初心者でも乗り降りがしやすいのが特徴です。全面が窓となっているのでパノラマの雪景色が楽しめますよ。
スキー初心者や、高いところからの雪景色を楽しみたいという人にもおすすめ。スキー・スノーボードができないからと、雪国の楽しみを諦めてしまっては勿体ないですね。ゴンドラは往復乗車券のみの販売も行っています。
新幹線直結であることが魅力の「GALA湯沢スキー場」に温泉街が魅力の「湯沢高原スキー場」。石打丸山スキー場とはいずれも山頂でつながっていることから、これらを全て楽しみたいのであれば三山共通チケットがお得です。
新しい施設もどんどん出来上がり魅力が満載の石打丸山スキー場。スキーをする人もそうでない人も、美しい雪のシーズンを楽しみに出かけてみてくださいね!
2019年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
取材協力:越後湯沢温泉観光協会、南魚沼市観光協会
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(2024/10/4更新)
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