北海道「サロマ湖」ぐるり観光!湧別と常呂の見どころ&グルメ

北海道「サロマ湖」ぐるり観光!湧別と常呂の見どころ&グルメ

更新日:2020/06/14 15:15

北海道の北東部、湧別と常呂にまたがる横に長い「サロマ湖」は、網走国定公園の一部となっています。

サロマ湖は各見どころを巡りながらほぼ一周することが可能!湧別の「龍宮の宮」から美しい「アッケシソウ群落」。お昼には「道の駅サロマ湖」でホタテ焼きとホタテカレーを味わい、その後は景観が見事な「キムアネップ岬」へ。そして常呂「ワッカ原生花園」と旅行してみては?

時間の許す限り、存分に楽しみましょう。

湧別「龍宮の宮」からスタート

湧別「龍宮の宮」からスタート
地図を見る

サロマ湖一周観光の出発は湧別「龍宮の宮」から。場所はサロマ湖の北西側で、湧別市街から約12km地点の三里浜キャンプ場方向へ向かいましょう。

湧別「龍宮の宮」からスタート
地図を見る

キャンプ場手前の駐車場から、階段を上がって展望所へ。そこに石碑があります。写真の奥に向かって12kmは龍宮街道とも呼ばれ、その景観はまるで京都の天橋立のように美しいということで知られています。

龍宮の由来は、明治から大正時代に活躍した高知出身の文人である大町桂月によるもの。大町は長く続く砂州の美しさを「龍宮に続く道」として絶賛。同時に雄大なオホーツク海も楽しめます。

湧別「龍宮の宮」からスタート
地図を見る

この場所で特筆すべきは、オホーツク海の反対側にサロマ湖が広がっていることでしょう。このように海と湖を両側で楽しむ観光が出来るのは、日本でも珍しいことなのです。

ところでサロマ湖が現在のような形となったのは、今から約千年前といわれています。また、湖周辺からは多くの続縄文文化の痕跡が多く見つかっていることから、長い歴史を有していることでも知られています。

<基本情報>
住所:北海道紋別郡湧別町登栄床
電話番号:01586-5-3132(湧別町役場)

美しい「アッケシソウ群落」

美しい「アッケシソウ群落」
地図を見る

「龍宮の宮」から来た道を戻り、サロマ湖に沿うように移動すると「アッケシソウ群落」へ向かう看板がありますので、案内に従って進んで下さい。群落場所は国道238号線の手間側となります。

無料の駐車場があり、その奥につり橋があります。サロマ湖を左側に眺めながら渡りましょう。なお、この場所は正式には「佐呂間湖畔鶴沼のアッケシソウ群落」となります。

美しい「アッケシソウ群落」
地図を見る

アッケシソウは季節で色を変えるアカザ科の一年性草本で、塩湿地に生育する塩生植物となります。春夏は緑色、秋には紅変してサンゴ色になることから、別名サンゴ草としても知られています。どの季節でも、満足できる大自然の美しさを感じられることでしょう。

美しい「アッケシソウ群落」
地図を見る

なお、サロマ湖沿いを散策することが可能ですので、湖面の穏やかな様子も観光してみてはいかがでしょうか。

<基本情報>
住所:北海道紋別郡湧別町東
電話番号:01586-5-3132(湧別町役場)

道の駅サロマ湖で絶品のホタテ焼きとホタテカレー

道の駅サロマ湖で絶品のホタテ焼きとホタテカレー
地図を見る

次のキムアネップ岬に行く前に、「道の駅サロマ湖」で休憩を兼ねた昼食はいかがでしょうか。

道の駅サロマ湖で絶品のホタテ焼きとホタテカレー
地図を見る

道の駅前でのホタテ焼き。醤油の香ばしさが漂い、買わずにいられないのではないでしょうか。

道の駅サロマ湖で絶品のホタテ焼きとホタテカレー
地図を見る

店内に入るとお土産売り場とレストランとなっています。ここでお勧めなのはホタテがたっぷりと煮込まれたホタテカレー。ここまで来たらホタテづくしで、北海道の味を心ゆくまで楽しみましょう。

なお、道の駅の中にはとてもユニークな6か条の注意書きがあります。ここでその一つをご紹介します。

(1)男性店員に思わせぶりな態度は取らないで下さい。本気にします。仕事になりません・・・

その他の注意事項は、ぜひ現地で絶品の食事を食べながらお楽しみ下さい。

<基本情報>
住所:北海道常呂郡佐呂間町浪速121-3
電話番号:01587-5-2828

キムアネップ岬の美しさ

キムアネップ岬の美しさ
地図を見る

食事を終えたら、再び国道238号線に戻り東に進みましょう。約6kmでキムアネップ岬となります。ここはキャンプ場となっており、広い駐車場の奥には管理棟があります。中には自動販売機と展望所があり、トイレ休憩も可能です。

キムアネップ岬の美しさ
地図を見る

敷地内にはグルリと歩ける散策路がありますので、サロマ湖を眺めながら歩いてみてはいかがでしょうか。

キムアネップ岬の美しさ
地図を見る

この辺りは夕日の美しさが有名ですので、キャンプの準備を整えて遊びに来るのも「あり」なのではないでしょうか。

<基本情報>
住所:北海道常呂郡佐呂間町幌岩
電話番号:01587-2-1200

常呂の「ワッカ原生花園」

常呂の「ワッカ原生花園」
地図を見る

最後は、湧別町から常呂町に移動し、「ワッカ原生花園」へ。ここは出発点の「龍宮の宮」の反対側となります。なお、龍宮の宮との間は横断することが出来ませんので、これでサロマ湖を一周する観光の完成となります。

常呂の「ワッカ原生花園」
地図を見る

「ワッカ原生花園」はオホーツク海に面しています。遊歩道とサイクリングロードが整備されており、歩くのか自転車を使うのか、都合に合わせて観光を楽しみましょう。

常呂の「ワッカ原生花園」
地図を見る

ここは多くの草花、また野鳥を観測できることでも知られており、姿がとても美しいオジロワシを見かけることもあります。

観光しながらここまで来るとほぼ1日が終わります。サロマ湖を含めた周辺観光は、この他にも近くにはサロマ湖展望台や遺跡群がありますので、時間の都合がつく方は足を運んでみて下さい。

<基本情報>
住所:北海道北見市常呂町栄浦
電話番号:0152-54-3434

サロマ湖を巡る旅行とその他の観光地

オホーツク海に面したサロマ湖。長い歴史と見どころが多く、北海道の海産物を使ったグルメも楽しみ、充実した旅行を楽しむことが出来るでしょう。

最後に北海道には多くの見どころがあります。それらを下記の関連MEMOにリンク設定していますので、ぜひ観光の参考としてみて下さい。

2020年6月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2018/07/02 訪問

条件を指定して検索

- PR -

新幹線特集
この記事に関するお問い合わせ

- 広告 -