北見市常呂町にあるワッカ原生花園は栄浦大橋を渡り、すぐの場所にあります。駐車場の奥に見えるネイチャーセンターでは、多くの花や野鳥の紹介と、その後の観光に役立つパンフレットがありますので、ぜひとも中に入ってみて下さい。また、この場所でレンタサイクルの利用が可能ですので、センター内の受付で手続きをしましょう。
ワッカ原生花園は入場そのものは無料となります。レンタサイクルを利用しない場合は徒歩で散策しても問題ありません。また、自転車を持ち込むことも可能となっています。
センターから850mほど進むとT字路となります。右に進むと砂丘の上の道となり、左にオホーツク海、右にサロマ湖を見ることが出来ます。左に進むと約4.5km先まで進むことが出来ます。こちらに行く場合は、やはり自転車が便利と言えるでしょう。
敷地内はきっちりと舗装されており、自転車、徒歩のいずれでも快適に観光することが可能。
T字路を右に進むと、途中では折り返し場所が表示されていますので、そこで戻るようにしましょう。左の約4.5km先は花の聖水と呼ばれる場所まで。距離は長くなりますので、適度な休憩を入れながら楽しみましょう。
道の途中では、様々な花が季節によって咲き誇ります。なお、ネイチャーセンターで花の写真がついた「観察記録カード」を無料で入手しておけば、散策途中で見つけた花にチェックをいれていくことが出来ます。どれだけ探せるか試してみるのも楽しいのではないでしょうか。
ネイチャーセンターから徒歩の場合、塩性湿地を含め、周囲をのんびりと散策するのがお勧め。小さな子供がいても手軽に楽しめますので、大自然の中で時間を過ごしましょう。
レンタサイクルで走行していると、この場所をジョギングコースにしている人たちに出会うかも知れません。一緒に走ってみるのはいかがでしょうか。
また、野鳥の宝庫であることから、地元だけではなく毎年関東や関西から撮影に来ている人もいます。様々な楽しみ方が出来るワッカ原生花園は魅力がいっぱいです。
ここでは様々な野鳥を見ることが出来ます。夏の代表的な鳥にはコヨシキリ、ノビタキ、また写真のようにオオジュリンがいます。この鳥は夏季に北海道と東北地方で繁殖し、冬季に本州以南に南下し越冬します。
胸元の朱色が印象的なノゴマ。夏季は繁殖のため北海道に来ますが、小さな体にも関わらず冬季は東南アジアまで南下して越冬するのです。
大型の鳥では、尾が白いことからオジロと名がつくオジロワシ。全長は70から98cm程度、羽を広げると180から240cmにもなります。東ヨーロッパやロシアで生息し、冬季に日本に飛来する鳥ですが、北海道ではそのまま住み着いている留鳥も見ることが出来るのです。
ワッカ原生花園にいる個体は留鳥で通年見ることが出来ますが、何せ相手は鳥。観光の際に必ず見ることが出来るとは限りません。もし見かけたら、ぜひ撮影しておきましょう。
その他の生き物にも遭遇する確率が高いのがワッカ原生花園の面白さ。道の途中でエゾシカに遭遇するかも知れません。このような体験が出来るのも北海道観光の魅力と言えます。
しかしながら注意点があります。もしエゾシカに遭遇しても刺激しないようにして下さい。そして、一定の距離を取っておきましょう。こちらが静かにしていれば、やがて茂みの中に入っていきます。
様々な楽しみ方があるワッカ原生花園で、充実の旅行を楽しみましょう。
最後にその他の観光地のご案内です。下記の関連MEMOに五か所リンク設定していますので、ぜひご覧のうえ、観光の参考としてみて下さい。
住所:北海道北見市常呂町字栄浦242-1
電話番号:0152-54-3434
アクセス:【車】網走(国道238号線)から約1時間。北見(道道北見常呂線)から約1時間
2019年4月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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