熱海で沈船ダイビング!噴火口跡や洞窟も!関東から近く温泉も楽しめる

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熱海で沈船ダイビング!噴火口跡や洞窟も!関東から近く温泉も楽しめる

熱海で沈船ダイビング!噴火口跡や洞窟も!関東から近く温泉も楽しめる

更新日:2014/04/21 10:01

二条 まゆらのプロフィール写真 二条 まゆら

伊豆でダイビングといえば、伊豆海洋公園、富戸、大瀬崎が有名ですが、伊豆の入り口、熱海にも素敵なダイビングポイントがあります。沈船あり、洞窟あり、魚の群れもマクロ生物も楽しめて、アフターダイブには温泉でのんびりできる、熱海ダイビングの魅力をご紹介します。

熱海ダイビングといえば沈船!

熱海ダイビングといえば沈船!

写真:二条 まゆら

熱海ダイビングの目玉は何といっても沈船。1986年に沈んだ砂利運搬船「旭16号」です。

熱海の港からボートで約5分、エントリーしてゆっくり潜行していくと、水深20mのあたりに沈船の船首や船の構造が見えてきます。船にはソフトコーラルがびっしりついて、キンギョハナダイ、スズメダイ、イシモチなどの小魚が群れています。じっくり探すとウミウシなどのマクロ生物も豊富です。

船首からあまり動かなくても楽しめてしまう沈船ですが、ぐるっと船を1周すると、階段やウィンチ、積荷の砂利が見えたり、イサキやタカベの群れに遭遇したり、たまにヒラメやカンムリブダイなどの大きな魚に出会ったりします。

「旭16号」は真ん中で二つに折れ、船首側と船尾側が分かれて沈んでいます。余裕があれば船尾側に渡って探検するのも楽しいです。透明度が良いと水底に船の構造物が落ちているのが見えることもあります。

とっても楽しい沈船ですが、水深が20m〜と深く、1周すると移動距離も長くなるので、ダイブコンピューターは必須で、減圧には常に注意している必要があります。また、透明度が良いときは、水底が見えて面白そうなのでつい引き込まれてしまいそうになりますが、水底は通常のファンダイビングで行ける深度ではないので要注意です。たまにテクニカルダイビングで水底に潜っている方々を見かけて羨ましくなります。どうしても水底に行きたくなったら、テクニカルダイビングを検討しましょう。

ソーダイ根、小曽我洞窟、ビタガ根〜沈船だけじゃないよ!

ソーダイ根、小曽我洞窟、ビタガ根〜沈船だけじゃないよ!

写真:二条 まゆら

熱海の楽しみは沈船だけではありません。すり鉢状の噴火口跡が広がるソーダイ根は、ダイナミックな地形ときれいなソフトコーラルが楽しめます。根の先端にはたくさんの魚が群れ、浅場に戻ってくるとマクロ生物探しも楽しめます。

小曽我洞窟は11月〜3月限定のポイントですが、アカオリゾートのある錦ヶ浦から続いている岩の水中部分が洞窟部になっています。洞窟の景観を楽しんで、イセエビやカニなどの生物を探して、洞窟の外の砂地で遊んでと盛りだくさんです。水深が浅く、洞窟の中で水面から顔を出せるので、洞窟初心者でも安心です。

ビタガ根は沈船と隣り合うポイントで、沈船ほど深くなく、複数の根が点在する地形の楽しいスポットです。熱海に海底遺跡があると噂になったのはこのあたりです。考古学の専門家は遺跡説は否定していますので、自然地形の可能性が高いですが、遺跡に似た自然地形というのは、それだけで魅力的ですね。遺跡については現地ショップでも興味を持っているところとそうでないところがありますので、遺跡が見たければ前もってショップに問い合わせることをお勧めします。

アフターダイブも楽しもう

アフターダイブも楽しもう

写真:二条 まゆら

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熱海ダイビングの魅力は温泉街でアフターダイブが楽しめること。
海鮮などのおいしい熱海名物グルメを堪能して、宿に泊まって温泉で疲れた体を癒すのもいいですね。日帰り入浴を受け付けているホテル、旅館もたくさんあります。また、熱海ロープウェイでダイビングした海を山頂から眺めるというのもダイビング後のおすすめの過ごし方。

熱海港の目の前に乗り場がある熱海ロープウェイは、熱海に住んでいる人、何度も来ている人でも意外と乗ったことがないという人が多いのですが、ロープウェイから見る景色は最高です。山頂には秘宝館(昔ながらの温泉地によくある大人向けの施設)、熱海城(戦国時代や江戸時代にはなかった、昭和に建てられたお城)もあり、なかなか楽しい施設なのですが、展望台から景色を眺めるだけでも満足できます。桜の季節には絶好のお花見スポットでもあります。実はロープウェイに乗らなくても、バスや車で山頂まで行けてしまうのですが、やっぱりロープウェイで行った方が旅気分が出ます。
山頂の標高は100mちょっとなので、高所移動による減圧症の心配はないと思いますが、潜った直後ではなく、食事の後など少し時間を空けた方が安心です。

熱海ダイビングの予約をしよう

熱海ダイビングの予約をしよう

写真:二条 まゆら

熱海には港が2つあり、どちらの港からもダイビングに行くことができます。それぞれの特徴を挙げておきます。

【熱海港】現地サービス:ダイビングサービス熱海
・ロープウェイ乗り場の目の前で熱海駅からのバスの便が豊富
・ダイビングボート(=漁船)の船長の奥さんがやっている食堂がすぐ近くにあり、お得なダイバーランチが食べられる

【横磯港】現地サービス:Atami Scuba
・関東方面から車で来ると熱海港より近い
・ウェットスーツ、ドライスーツを着たまま入れる天然温泉があり、休憩中に温まれる
・講習用のビーチポイントがある

どちらの現地サービスも、個人で予約ができ、ガイドもしてもらえます。
ショップを経由するより値段は少し安いことが多いですが、サービスとしてのお仕事(他のショップさんの対応)などもありますので、送迎やきめ細かいサービスを求めるなら、行きつけのショップか、熱海の現地ショップで予約した方が良いでしょう。港の希望があれば、ショップに伝えてみると、希望を聞いてもらえるかもしれません。

沈船ダイビングは水深が深いので、中級(アドバンス)以上の方にお勧めです。
現地のダイビングショップに伺ってみると、体験ダイビングや初心者の方は、初島がお勧めだそうです。

また、ダイビングサービス熱海、Atami Scubaともにセルフダイビングも受け付けています。沈船も他のポイントもナビゲーションは比較的しやすいので、上級者の方には自由にコース取りできるセルフダイビングもお勧めです。
ただし、深くてたまに流れもあるポイントなので、他のポイントでセルフダイビングをしたことがない方、熱海でガイド付きダイビングをしたことがない方は、ガイドを頼んだ方が良いと思います。

まとめ

電車でも車でも、伊豆で一番関東から近いダイビングスポット熱海。話のネタにと沈船を見に来て、魚影の濃さに驚きリピーターになってしまう人も多いです。温泉をはじめ、アフターダイブの楽しみも充実しています。ぜひ遊びに来てください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/04/05 訪問

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