写真:土庄 雄平
地図を見る山陽自動車道の山陽ICを降りれば、閑静な住宅街に白塗りのお洒落な建物が佇んでいます。これが「E-flat」です。2015年にオープンした比較的新しいお店。
電車の駅からは2kmほど離れているため、車を利用するか宇野バス 美作線の「新道河本西バス停」で下車されることをお勧めします。
写真:土庄 雄平
地図を見るこのお店のコンセプトは「岡山発 耕作イタリアン」!言い換えれば、地産地消をスタンスとして地元赤磐の野菜をふんだんに使ったイタリアンを提供するということ。
しかしそれだけなら、よくある構図と言えます。「E-flat」の素晴らしさは「B級野菜だけ」を使用しているところにあるのです!
どういうことかと言うと、地元の農家の方々が一生懸命育てたけれど、結果的にB級野菜として処分してしまう食材を、料理人の手で一流の一皿に作り変えることで価値を生み出そうというスキームです。
ここには「食材ロスを減らし、地域の生産者を支えたい」そして「消費者に安価に本格的な地元の料理を味わってほしい」というオーナーシェフの思いやりが溢れています。本当に素晴らしい構想だと思います。
写真:土庄 雄平
地図を見るランチは季節の食材によって定期的に変更されます!いくつも種類があって悩んでしまうほど魅力的なメニュー名が並びます。鰆や春キャベツ、菜の花など冬から春にかけての季節感が伝わってきますね。
なお、この一番下にある「デザート」は必ずランチに付けて注文してください!後述しますが、これがコストパフォーマンス抜群の絶品なのです。
写真:土庄 雄平
地図を見る注文したら料理が来るのを待ちます。実は、この「E-flat」のランチは前菜からサラダ、そしてメインやデザートなど、コースで楽しめるところが魅力です。
コース料理と言えば、シェフが料理をしている厨房を眺めながら、料理が来るのを待つのも醍醐味ですよね。明るく上品な雰囲気の店内でワクワクする時間も楽しいです。
写真:土庄 雄平
地図を見るまずは前菜から登場します。三品が可愛いらしく一皿にまとまって出てきて、本格的かつフォトジェニック!季節によって大きくラインナップが変更されるので、どんな前菜が出てくるかドキドキです。
そしてその前菜どれもが、一つ口に運んだ時、思わず笑みがこぼれる美味しさで、満足度が高いです。
写真:土庄 雄平
地図を見る続いて出てくるのは赤磐野菜をふんだんに使ったサラダです。新鮮さが伝わってくる色鮮やかな野菜が食欲をそそりますね!盛り方にもこだわりが見られます。
野菜本来の食感や、素材そのものの味を大事にしていて、赤磐の野菜の美味しさを思いっきり味わえるサラダです。
写真:土庄 雄平
地図を見るメイン料理は「E-flat」のこだわりが凝縮したものばかりです。例えば、このピッツァは、地元赤磐のトマトをソースに使っているほか、瀬戸内名産の一つである「オリーブ」なども組み合わせて、この地ならではの素材をしっかりベースとしています。
そして、それに合うように長芋とタコという食材をチョイスしている点が独創的!味だけでなく、モチモチのピザと、弾力のあるタコ、シャキシャキの長芋など、食材の様々な食感を組み合わせて、食べる人を楽しませるシェフの遊び心が垣間見れますね。
写真:土庄 雄平
地図を見るそして、前述している通り、最後に出てくるデザートが最高におすすめです!なぜなら、三つも付いて300円というコストパフォーマンスながら、どれも絶品だからです。柑橘のシャーベットなど、濃厚なガトーショコラなど、その時に応じてセレクトされた手間暇を惜しまないデザートが並びます。
どこまでもシェフのホスピタリティーが垣間見られるコースランチですね。
写真:土庄 雄平
地図を見る旅行の醍醐味の一つは、地の食材を使って、その地ならではのものを食べる瞬間でしょう!その旅行先で出会った味覚は、旅の余韻としてどこまでも心に残るものです。
それに加えて、今回紹介した「E-flat」では、生産者や消費者に寄り添うシェフの人柄とお店のスタンスに感銘を受けること間違いなし!
このお店だからこそ味わうことのできる「岡山発 耕作イタリアン」を食べに岡山を訪れてみませんか?きっとファンになること間違いなしです。
住所:岡山県赤磐市河本427-1
電話番号:086-954-4058
アクセス:【車】山陽ICから5分【バス】宇野バス 美作線「新道河本西バス停」で下車、徒歩2〜3分
2019年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2025/1/22更新)
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