提供元:安藤 美紀
風情ある石畳の小道、美しい社殿の神社、町のあちこちで見かける足利銘仙。レトロモダンな趣が漂う足利の町はきゅっとコンパクトで、駅周辺にも見どころがいっぱい。だからこそ女子旅にぴったりで、オススメしたい町なんです。
効率よくたくさん見どころを巡るなら、ぴったりなのがレンタサイクル。今回の女子旅は足利市駅構内の足利観光交流館「あし・ナビ」からスタート。ここでレンタサイクルを借り、観光マップやパンフレットももらっておきましょう。
一日の流れはまず、あし・ナビをスタートし、最近人気が高まりつつある足利織姫神社へ参拝。ランチはレトロな風情が魅力の北仲通りのレストランで。午後は足利銘仙の着物散歩体験をして、その後は御朱印めぐり。最後は渡良瀬橋から夕日を見て終了、という盛りだくさんのモデルコースです。詳しく見どころをご紹介する前に、まずは一日の流れを上の1分間の動画でご覧ください!
提供元:安藤 美紀
地図を見る最初の行き先は「足利織姫神社」。織姫という名前を冠した神社は、それだけでなんだかロマンティックな響き。ここは縁結びの神様として知られ、今人気が高まっているスポットなんですよ。
足利で古くから栄えた産業といえば、織物。織姫神社の歴史は、機織の神様である「天御鉾命」と織女である「天八千々姫命」の二柱をおまつりしたことに始まります。この男女二柱の神様をご祭神とすること、織物はたて糸とよこ糸が重なり合って生地となることなどから、縁結びの神社として知られるようになりました。織姫山の中腹にたたずむ朱の社殿は美しくフォトジェニック!まずは参拝して足利の神様にご挨拶。
織姫神社の七つのご神徳にちなんだ七色の鳥居、七束の織物をモチーフにした御朱印帳、縁結び祈願のハートの鍵など、女子心をくすぐるポイントが多いのもこの神社の特長です。
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地図を見るまた、境内からは関東平野を一望!空気の澄んだ日は富士山や東京スカイツリーまで見渡せます。足利の立地は関東平野の端。海からずっと続いてきた平坦な地が、この周辺から徐々に山に変わっていく地形なんですよ。つまりは、とても眺望がよくて爽快ということ!
織姫神社から歩けるハイキングコースもありますので、体を動かしたいアクティブ女子はチャレンジしてみても◎。
<足利織姫神社の基本情報>
住所:栃木県足利市西宮町3889
電話番号:0284-22-0313(奉賛会事務局)
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地図を見るランチは、織姫神社からレンタサイクルで5分ほどの「北仲通り」へ。この通りは昔ながらのノスタルジーあふれる街並みが魅力。映画「湯を沸かすほどの熱い愛」のロケ地の銭湯があったり、道路のわきに足利出身の書家・相田みつをさんの言葉が刻まれていたり、ふと迷い込んだ路地裏が意外にフォトジェニックだったり…と、歩くほどに発見がある通りです。気ままにフォトウォークしたいところですが、まずはランチへGO。
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地図を見るランチは北仲通りのスパニッシュイタリアンバル「TSUMIKI」で。2018年に足利出身のオーナーがUターンして始めたお店で、レトロな北仲通りにしっくり馴染む外観が素敵。お昼には、地元足利の女性たちがひっきりなしに訪れる人気店なんですよ。
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地図を見るメニューは日替わりのパスタとサラダ、ドリンクがセットになったお得な「ファストランチ」、メインが選べてドルチェもつく「TSUMIKIランチ」などから選べます。写真は、「彩り野菜と国産ビーフ&チキンDON」。柔らか〜!なローストビーフも最高ですが、野菜の彩りもとってもキレイ!どのお料理も盛り付けや彩りが美しく、目でも楽しめるランチタイムです。
<TSUMIKIの基本情報>
住所:栃木県足利市雪輪町2485
電話番号:0284-82-9224
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地図を見る午後はしっとり着物体験!織物のまち・足利のシンボル的なものが「足利銘仙」。そんな足利銘仙を着てお散歩できるのが「足利まちなか遊学館」のプランです。
銘仙とは簡単に言えば、平織りの絹織物。足利銘仙は大正から昭和にかけて流行し、斬新な柄や鮮やかな色づかいで女性の人気を集めました。足利まちなか遊学館の足利銘仙はいずれも50〜100年前のもので、60着ほどが用意されています。まさに大正ロマン、レトロモダン!という感じで、かわいくて選べないほど。
カジュアルに楽しめるよう、着付けはできる限り簡略化されています。15分ほどで完了するので、気軽に体験できるのもいいですね!
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地図を見る左の着物は「足利銘仙らしい柄」という矢羽根柄。右は「写真映えしてキレイ」とスタッフさんおすすめの柄。柄と柄の切り替わり、にじんだような風合いがわかりますか?これはたて糸とよこ糸をあえてずらして織ることで生まれる、足利銘仙らしい特徴。女子旅なら、一緒に行った友達と色や柄を分けて選ぶと、ぐっと華やかになりますよ!
いつもは着ないような色や、柄×柄の合わせ方も、着物で取り入れると意外にしっくり着られるのが面白いところ。個性派さんは、ベレー帽やブーツ、小物を合わせてオリジナリティあるオシャレを楽しんでもOKです!
<足利まちなか遊学館の基本情報>
住所:栃木県足利市通1丁目2673-1
電話番号:0284-41-8201
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地図を見る足利まちなか遊学館の周辺は風情ある石畳の小道が続き、着物姿がしっくり似合う街並みです。まずはお店などを見て歩きながら、お散歩を楽しんでみては?
まち歩きで立ち寄りたいのは、アンティークな着物や古布の販売・レンタルを行っている「うさぎや」。2階には大正ロマンの雰囲気漂う喫茶室もあります。足利銘仙をモチーフにした雑貨や、お隣の姉妹店「蘭と月」では可愛いお香も扱っていて、お土産探しにもぴったりです。
<うさぎや/蘭と月の基本情報>
住所:足利市大門通2380
電話番号:0284-41-1000
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地図を見る足利銘仙の着物散歩がおすすめの理由はもうひとつ、徒歩圏内に観光名所があって、着物姿で歩いて行けること!なかでも外せない「足利学校」と「鑁阿寺」をご紹介します。
足利学校は「足利まちなか遊学館」から徒歩約2分ほど。日本最古の学校と言われ、あの宣教師ザビエルにも「日本国中最も大にして、最も有名な板東の大学」と称された場所です。
足利学校のシンボル「学校門」や古い図書館、孔子廟が現存していて、歴史あるたたずまい。平成2年には、復元工事によって方丈や庭園が再建されました。美しく整えられた敷地を歩くだけでもいい気分ですよ。
提供元:安藤 美紀
地図を見るフォトスポットもいっぱいの足利学校。縁側に腰掛けて写真を撮ったり、机に座ってみたり。和の趣を楽しみながら、昭和の女学生になった気分で楽しめます。足利学校は広く見どころも多いので、しっかり時間を取って回るのがおすすめです。
<足利学校の基本情報>
住所:栃木県足利市昌平町2338
電話番号:0284-41-2655
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地図を見る足利学校からさらに徒歩5分ほどで「鑁阿寺」に着きます。ここは室町幕府をつくった足利氏の居宅跡。本堂は鎌倉時代の建築様式をよく表していることから国宝にも指定されています。栃木県にある国宝の建造物は日光東照宮関連のものを除くとここだけ、というと、その貴重さが伝わるでしょうか?
そんな鑁阿寺ですが、境内は出入り自由、いたって和やかな雰囲気です。お参りを済ませたら、のんびりお散歩を楽しみましょう。
<鑁阿寺の基本情報>
住所:栃木県足利市家富町2220
電話番号:0284-41-2627
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地図を見る着物散歩を終えたら、ちょうどおやつの時間。もう一度レンタサイクルに乗って「Cafe Lehua」へ向かいましょう。ここはハワイ好きの女性オーナーのカフェで、全12席の小さな空間に、赤い椅子、赤いコーヒーメーカー、赤いオーブン…と、差し色の赤が印象的。
カウンターにはガトーショコラやカップケーキなど焼き菓子がずらり。BGMはハワイのFMラジオ。100%コナコーヒーと一緒に、おしゃべりしながらスイーツタイムを過ごせます。
メニューや内装のポイントを聞いてみると、晴れやかな笑顔で「私が好きなものばかりを集めたんです!」そう、ここはオーナーさんの「好きなことをしよう」という心意気がつまったカフェ。思わず「こんなの、いいよね」と言いたくなってしまうカフェなのです。
<Cafe Lehuaの基本情報>
住所:栃木県足利市通2-15-14
電話番号:0284-64-7073
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地図を見るカフェで一休みしたあとは、御朱印巡りへ。足利は寺社の数がとても多く、近年人気の御朱印めぐりをするにもぴったり。八雲神社は森高千里さんの『渡良瀬橋』の歌詞にも登場する神社で、観光がてら立ち寄ってみたいところです。
写真は八雲神社の御朱印。立派な社紋と墨書きの隣には、なんとも可愛いイラストと和歌。これは主祭神の「素戔嗚男尊」が妻をめとったときに詠んだ和歌で、イラストは宮司さんの手書き!思い出に残りそうな御朱印ですよね。
<総社八雲神社の基本情報>
住所:栃木県足利市緑町1-3281
電話番号:0284-21-8801
提供元:安藤 美紀
地図を見る足利女子旅は、渡良瀬橋から見る夕日で締めくくり。有名な『渡良瀬橋』の歌に出てくるのがこの場所の夕日です。眼下を流れる渡良瀬川に反射して輝く夕日は、言葉に尽くせないほど鮮やか。切なくも美しい名曲のモチーフにもなった夕景は、せっかく足利を訪れたなら見逃すのはもったいない!日没時間はぜひ事前にチェックしておいてくださいね。
夕日が沈んだらいよいよモデルコースも最後、朝のスタート地点だった「あし・ナビ」へ戻ってレンタサイクルを返却します。あし・ナビにはお土産も揃っていますので、お土産探しはぜひここで!おすすめは足利市の「ココ・ファーム・ワイナリー」のワインや、舟定屋本店の芋ようかん、相田みつをさんグッズなど。ぜひ、お気に入りを見つけてくださいね。
<渡良瀬橋の基本情報>
住所:栃木県足利市通3丁目
電話番号:0284-43-3000(足利市観光協会)
今回はレンタサイクルを使った女子旅モデルコースをご案内しましたが、ご紹介したスポットはどこも駅からそれほど離れておらず、徒歩でプランを組むことももちろん可能です。
時にフォトジェニック、時にレトロモダンな足利は、訪れるたびに発見のある楽しい町。ぜひ、自分だけのお気に入りスポットを見つけてください!
2019年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
【この記事は 足利市観光協会 とのタイアップです】
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(2024/3/19更新)
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