「みなとみらい」から大桟橋へ。横浜ベイエリア夜景逍遙

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「みなとみらい」から大桟橋へ。横浜ベイエリア夜景逍遙

「みなとみらい」から大桟橋へ。横浜ベイエリア夜景逍遙

更新日:2014/04/17 11:20

池口 英司のプロフィール写真 池口 英司 フリーライター、フォトグラファー 日本写真家協会(JPS)会員

港町の夜景はどこも美しいもの。その中でも横浜のベイエリアは、近年になって「みなとみらい」地区の開発が進んだこともあって、近未来的なイメージが魅力的な一画に生まれ変わりました。そして大桟橋に海外から船がやってきた夜には、港はいつもよりさらに艶やかな姿を見せてくれます。そんな夜を楽しみに、横浜ベイエリアに出かけてみませんか?

散策の「ふりだし」は桜木町駅

散策の「ふりだし」は桜木町駅

写真:池口 英司

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横浜港を楽しむ観光コースは、駅などを起点にして幾つも設定されていますが、気軽にスタートできるものとして、JR桜木町駅を起点にするのも良いでしょう。往路は気の向くままに歩き、復路はバスを利用して駅に戻るというのも効率の良い方法です。桜木町駅の改札を出て、海の方向に歩けば、すぐに「みなとみらい21」地区に着くことができます。遠い昔には造船所があり、帝国海軍の空母も建造されたというこの場所は、現在は再開発によって、ビジネスビルやショッピングセンター、テーマパークなどが並ぶ、魅力的なスポットに生まれ変わりました。近未来的な景観が、もっとも美しく映えるのは、夕暮れの頃。刻一刻と変わる空の色が、幻想的と形容したくなる風景を演出してくれます。

「汽車道」を辿って赤レンガ倉庫へ

「汽車道」を辿って赤レンガ倉庫へ

写真:池口 英司

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帆船「日本丸」が係留されている近くから、運河を斜めに横切るように、海の中を延びてゆく道があります。通称「汽車道」。昭和の時代までここには線路が敷かれ、貨物列車が頻繁に行き来していました。この線路跡を遊歩道に作りなおしたことから「汽車道」の愛称が生まれ、今でも当時から使われていたトラス橋や、モニュメントとしてのレールが残され、当時を偲ぶことができます。この道を辿って行った先にあるのが「赤レンガ倉庫」です。明治末期と大正初期に建てられた2棟の倉庫は、1号棟が関東大震災によって半分の大きさになってしまいましたが、端正な佇まいはどちらも健在で、夜には美しくライトアップされています。

昭和末期には、用途のなくなったこの倉庫を解体することも検討されたといいますが、保存運動が起こったこともあって、昔と変わらない姿のまま、現在は1号棟が文化施設として、2号棟が商業施設として活用されており、市民、観光客から親しまれています。写真は2号棟です。

大桟橋は今も外国からの玄関口

大桟橋は今も外国からの玄関口

写真:池口 英司

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赤レンガ倉庫の建つ新港埠頭から、南の方向に海に沿って歩いて行った先に大桟橋があります。今も年間に何隻かのクルーズ客船が寄港する国際ターミナルです。この日は「Volendam(フォーレンダム)」というオランダ船籍のクルーズ船が接岸していました。船によっては陽気な船員さんがいて、船の上から大声で、桟橋にいる観光客に話しかけてくることもあり(たいがいは英語によって、ですが)、ちょっとした異国情緒を味わえます。

氷川丸も健在

氷川丸も健在

写真:池口 英司

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それから、横浜港のシンボルとして忘れてならないのが、氷川丸とマリンタワーでしょう。かつては北米航路に就役していたいという氷川丸は、1960年には現役を退き、その翌年から現在地に係留され、モニュメントとして親しまれてきました。今は博物館船として活用され、夏にはビアガーデンも開設されています。また、マリンタワーは2008年まで灯台としても使用されてきました。氷川丸と共に、経営母体が替わるという一幕もありましたが、今も横浜港を見おろす展望塔として現役です。


日本郵船氷川丸:大人300円 シニア(65歳以上)200円 小学生〜高校生100円(10:00〜17:00 月曜休館)
横浜マリンタワー:展望フロア入場料 大人750円 中・高生500円 小学生250円 幼児200円 3歳未満無料(10:00〜22:30)

大桟橋入口で北欧料理はいかが?

大桟橋入口で北欧料理はいかが?

写真:池口 英司

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散策でお腹が空いたなら、どこかのお店に入って休憩。横浜の夜を楽しみましょう。港の一画にはたくさんの飲食店がありますが、大桟橋の入口交差点の脇に建つ「スカンディヤ」は、名前の通り、北欧の料理を出すレストラン。値段もリーズナブルで、どなたにでもお薦めできるお店です。写真はウィーン風仔牛のカツレツ。ボリュームたっぷりです。


スカンディヤ:横浜市中区海岸通り1-1
営業時間:午前11時〜午前0時
    :日曜日のみ午後17時〜午前0時(1階のガーデンは昼も営業)

楽しみ方はいくらでも

ここで触れた以外にも、横浜港には魅力的なスポットが数多くあり、イベントも随時実施されています。もちろん、ただ風景を眺めて歩くだけでも楽しいのが横浜。思い立った時に出かけ、あなただけの横浜ベイエリアを見つけて下さい。

横浜港への船の入港予定は、横浜市港湾局のホームページでも確認できます。

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/04/14 訪問

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