夜桜ライトアップに日本伝統芸能猿まわし!「大阪城公園」でお花見

夜桜ライトアップに日本伝統芸能猿まわし!「大阪城公園」でお花見

更新日:2019/03/20 08:33

モノホシ ダンのプロフィール写真 モノホシ ダン 総合旅行業務取扱管理者、総合旅程管理主任者
大阪のお花見スポットの中で最も有名な大阪城公園では、ソメイヨシノを中心とした約3000本もの桜があり、毎年大勢の花見客でにぎわいます。また大阪城 西の丸庭園では、日本伝統芸能猿まわしや観桜ナイターを楽しむこともできます。春の大阪城公園でこの時期にしか見ることが出来ない桜と天守閣のコラボやイベントを楽しんでみませんか?

いつもと違う目線で桜が楽しめる「大阪城御座船」

いつもと違う目線で桜が楽しめる「大阪城御座船」

写真:モノホシ ダン

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大阪城公園の桜のみどころスポットは、市民の森(JR森ノ宮駅側)、記念樹の森(JR大阪城公園駅前側)そして西の丸庭園(大阪城本丸の西側)の3ケ所です。

それぞれのスポットには屋台が出店していて、お花見を楽しみながら、たこ焼き・やきそば・お好み焼き・ベビーカステラなどをいただくことができます。この時期はどこのお店も混雑するので、屋台めぐりでお腹を満たすのもおすすめです。

いつもと違う目線で桜が楽しめる「大阪城御座船」

写真:モノホシ ダン

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大阪城の四季折々の風景を、いつもと違う目線で楽しめるのが「大阪城御座船」。この大阪城御座船は、「豊臣期大坂図屏風」(八曲一隻)に描かれていた「鳳凰丸」を参考に再現したもので、ほかに「金城丸」「金扇丸」の合計3隻が運航中です。

「黄金の茶室」などで知られるように、黄金をこよなく愛した豊臣秀吉。またお花見が大好きだった秀吉。豊臣家の栄華とはかなさを感じられる黄金の和船に乗って、異なった視線からのお花見を楽しんでみてください。

<大阪城御座船の基本情報>
乗り場:大阪城 極楽橋 西側
運航期間:毎日運航(ただし年末年始運休あり)
運航時間:10:00〜16:30(10分〜15分間隔で出航)
乗船時間:約20分
乗船料金:大人(高校生以上)1500円 小人(小・中学生以上)750円 65歳以上(年齢確認できるものを提示)1000円
電話番号:080-3764-3773

いつもと違う目線で桜が楽しめる「大阪城御座船」

写真:モノホシ ダン

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大阪城公園は、総面積105.6haの広大な公園なので移動するのにも結構な時間と体力が要ります。そんなとき便利なのが、大阪城公園内移動交通システム「ロードトレイン」(写真)と「エレクトリックカー」。詳しくは関連MEMOの「大阪城公園内移動交通システム」をご覧ください。

大阪城本丸の桜のフォトスポットは

大阪城本丸の桜のフォトスポットは

写真:モノホシ ダン

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大阪城公園を訪れたら、やはり豊臣秀吉を祀る豊國神社へお参りしましょう。出世開運や仕事成就の神様です。ほかに秀吉の弟、秀長や秀吉の息子の秀頼も祀られています。大阪城を見つめる豊臣秀吉像は彫刻家・中村晋也氏の作品です。

<豊國神社の基本情報>
住所:大阪府大阪市中央区大阪城2-1
電話番号:06-6941-0229

大阪城本丸の桜のフォトスポットは

写真:モノホシ ダン

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大阪城天守閣と桜を美しく撮影するスポットとしては、大阪城御座船のりばのある極楽橋前や、本丸の日本庭園前がおすすめ。日本庭園の池には、水鏡のように綺麗に天守閣が映り込みます(写真)。

大阪城本丸の桜のフォトスポットは

写真:モノホシ ダン

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また本丸のフォトスポットでは、大阪城天守閣前のタイム・カプセル付近もおすすめ。この「タイム・カプセルEXPO’70」は、1970年(昭和45年)の日本万国博覧会(大阪万博)を記念して、毎日新聞社と松下電器産業(当時)が同じ内容のカプセル2個を完成し、この地下15mに埋設したもの。中身は、20世紀の文化所産2098点です。

1号機は1970年から5000年後の6970年に開封、2号機は2000年に第1回開封を実施しました。以降2号機は、6970年まで100年ごとに開封されます。大阪城天守閣の正面で、UFOを思わせる斬新なデザインのタイムカプセルと枝垂れ桜を背景に素敵な写真を撮ってみましょう。

大阪城でイチ押しの桜のフォトスポット「西の丸庭園」

大阪城でイチ押しの桜のフォトスポット「西の丸庭園」

写真:モノホシ ダン

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入場は有料となりますが、大阪城公園でイチ押しのお花見スポットが「西の丸庭園」。ソメイヨシノを中心とした約300本の桜が咲き誇ります。

大阪城でイチ押しの桜のフォトスポット「西の丸庭園」

写真:モノホシ ダン

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大阪城 西の丸庭園は、秀吉の正室・北の政所が、1600年(慶長4年)に徳川家康がこの地に移り住むまで住んでいたところです。その後、1619年(元和5年)に内藤信正が大坂城代となって以来、明治政府になるまで「大阪城代屋敷」として使用されてきたところです。

現在は、敷地の約半分が芝生におおわれ、天気のいい日にはシートを敷いて腰を下ろしてのんびりと桜を眺めるのもおすすめです。

<大阪城 西の丸庭園の基本情報>
入場料:大人200円 ※中学生以下、障害者手帳提示・市内在住65歳以上は無料(要証明)
利用時間:9:00〜17:00(3月〜10月)9:00〜16:30(11月〜2月)※入園は閉園の30分前まで
定休日:月曜日(月曜が祝日の場合は翌日)、年末年始(12/28〜1/4)※2019年3月23日(土)〜4月14日(日)は無休

大阪城 西の丸庭園で「日本伝統芸能猿まわし」を楽しもう

大阪城 西の丸庭園で「日本伝統芸能猿まわし」を楽しもう

写真:モノホシ ダン

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また大阪城 西の丸庭園では、桜の時期に合わせて「日本伝統芸能猿まわし」が行なわれます。神戸モンキーズ劇場に所属する14組のコンビによるもので、どのコンビがやってくるかは当日のお楽しみです。写真のコンビ名は「縁(えにし)」。大阪府出身の森トレーナーと、2016年4月24日生まれの京都府出身のオスのニホンザル“福(ふく)”とのコンビです。

大阪城 西の丸庭園で「日本伝統芸能猿まわし」を楽しもう

写真:モノホシ ダン

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1回のパフォーマンスは約10分間です。お猿さんがバランス芸の竹馬を披露したり、跳躍力を活かして軽々とハードルを飛び越えたりします。また、パフォーマンスでは人間とお猿さんとの絶妙な掛け合いも楽しみのひとつ。

大阪城 西の丸庭園で「日本伝統芸能猿まわし」を楽しもう

写真:モノホシ ダン

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パフォーマンスのラストの大技が「八艘跳び」です。猿は昔から神様の使いと信じられ、神様とをつなぐ架け橋として、お猿さんが豪快に宙を舞います。花見客からは、温かい声援と惜しみない拍手が贈られます。

なお公演は桜の時期に合わせた、3月下旬から4月上旬となります。詳しい公演日程につきましては、関連MEMO の「二助企画」までお問い合わせください。

※演目はコンビにより異なります
株式会社二助企画 展示 神保保第0514002号

大阪城 西の丸庭園の「観桜ナイター」も楽しみたい

大阪城 西の丸庭園の「観桜ナイター」も楽しみたい

写真:モノホシ ダン

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さらに大阪城 西の丸庭園では桜の開花期間中「観桜ナイター」が実施されます。西の丸庭園では、ぼんぼりが点灯、桜がライトアップされます。この時期にしか見ることのできない、幻想的な春の景色を楽しんでみてください。

<大阪城 西の丸庭園 観桜ナイターの基本情報>
開催期間:2019年3月23日(土)〜4月14日(日)※期間中無休
営業時間:18:00〜21:00(入場は20:30まで)
入場料:大人(高校生以上)350円 ※中学生以下、障害者手帳提示・市内在住65歳以上は無料(要証明)
電話番号:06-6941-1717

大阪城公園の基本情報

住所:大阪府大阪市中央区大阪城1
電話番号:06-6755-4146(大阪城パークセンター)
アクセス:大阪メトロ 谷町線「天満橋駅」中央線「森ノ宮駅」長堀鶴見緑地線「森ノ宮駅」JR大阪環状線 「森ノ宮駅」「大阪城公園駅」JR東西線 「大阪城北詰駅」などから徒歩でそれぞれ15分程度。

2019年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2018/03/27 訪問

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