宇宙飛行士・山崎直子さんも“無事帰還”を祈願した!千葉・松戸神社

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宇宙飛行士・山崎直子さんも“無事帰還”を祈願した!千葉・松戸神社

宇宙飛行士・山崎直子さんも“無事帰還”を祈願した!千葉・松戸神社

更新日:2019/03/27 09:13

井伊 たびをのプロフィール写真 井伊 たびを 社寺ナビゲーター、狛犬愛好家

松戸総鎮守「松戸神社」は、創建以来400年近くになる古社である。古代の英雄“日本武尊”を祀り、その御神徳を授からんと、大勢の参拝者で賑わっている。かつての水戸街道沿いにあったため、水戸光圀公や水戸徳川家からも崇敬された。近年では宇宙飛行士の山崎直子さんも、無事帰還を祈願。当社の御守を携え宇宙へ飛び立ち、無事帰還された。2020年10月18日が日曜日に当たるので、「神幸祭」が盛大に執り行われる予定である。

水戸黄門さまも参拝された「松戸神社」

水戸黄門さまも参拝された「松戸神社」

写真:井伊 たびを

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今回、ご案内する“松戸総鎮守”の「松戸神社」は、JR常磐線「松戸駅」西口から、徒歩7分で訪れることができ、とてもアクセスのいい神社である。境内へのアプローチは、三方向に設けられた、ぞれの鳥居をくぐれば、可能なのだが、やはり県道5号線(旧水戸街道)に面し、表参道へ至るこちらの“大鳥居”をくぐって、訪れたいものだ。

水戸黄門さまも参拝された「松戸神社」

写真:井伊 たびを

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鳥居をくぐれば、“江戸流れ”に分類される「狛犬さん」が出迎えてくれる。背中の見事な巻毛や、表情豊で精悍な顔立ち、均整の取れた造形美、いずれにおいても「江戸流れ狛犬」の良さを、遺憾なく後世に伝える芸術品である。おそらく、石工が渾身の力をふりしぼった自信作だろう。

水戸黄門さまも参拝された「松戸神社」

写真:井伊 たびを

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台座の刻字によれば、建立は天保12年(1841年)とある。こちらの狛犬さんを眺めていると、赤坂氷川神社にいる「狛犬さん」に、よく似ていることに気づく“狛犬愛好家”も多いことだろう。建立時期から類推すれば、同じ石工の手によるのかも知れない。ちなみに、赤坂氷川神社の方は、5年後の弘化3年(1846年)建立である。

御祭神は「日本武尊」である

御祭神は「日本武尊」である

写真:井伊 たびを

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真っ直ぐ延びる表参道を進み行き、“坂川”に架かる朱塗りの「潜龍橋」を渡れば境内へ至る。ちなみにこの“坂川”は、江戸時代に開削された人口河川であり、水田を潤し、用排水幹線として重要な役割を果たしていた。河川両側は、2月中旬頃から楽しめる“カワヅザクラ”や、春本番には“ソメイヨシノ”が楽しめる、お花見のオススメスポットである。

御祭神は「日本武尊」である

写真:井伊 たびを

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風格ある“手水舎”である。手と口を清めたあとは、その軒下にご注目!ぐるりと一周しながら、芸術品と呼べる彫物群を鑑賞し堪能しよう!特に四本柱の“鼻部”の彫り物に、匠の技が息づいている。

御祭神は「日本武尊」である

写真:井伊 たびを

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当社の社殿は、寛永3年(1626年)の創建とされ、神仏習合思想の影響で、かつては“御嶽大権現”と呼ばれていた。御祭神は「日本武尊(やまとたけるのみこと)」である。その御神徳には、必勝、家内安全、交通安全、除災招福などがある。

明治15年(1882年)に「松戸神社」へと改称され、平成18年(2003年)には、三笠宮崇仁親王殿下の御参拝を賜り、社務所前に“高野槇”をお手植えされている。また、平成22年(2010年)には、当神社の氏子である山崎直子宇宙飛行士が、神幸祭・四神お守りを携えて宇宙へと飛び立ち、任務を達成し無事帰還されている。

ぜひ“龍神さま”の御神徳を!

ぜひ“龍神さま”の御神徳を!

写真:井伊 たびを

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車で国道6号線経由で当社を訪れるのなら、「陣ヶ前」交差点からのアプローチが便利だ。道なりに進めば、右手にこちらの鳥居を見つけることができる。境内駐車場への入口は、こちらの道路に面しており、20台停めることができる。が、もちろん正月期や祭礼期には駐車不可である。

ぜひ“龍神さま”の御神徳を!

写真:井伊 たびを

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境内社「水神社」の御祭神は、“罔象女神(みずはのめのかみ)”である。御神徳には、水難、水害除・豊作・疫病除などがある。毎年、6月15日に「水神社大祭」が執り行われる。

ぜひ“龍神さま”の御神徳を!

写真:井伊 たびを

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当社には、手水舎とは別に“龍神さま”という「御神水」がある。境内地より汲み出された、霊験あらたかで清らかな、正真正銘の「天然水」である。大勢の参拝者が、こちらの「名水」を“お水取り”されている。参拝の折には、ぜひ“龍神さま”の御神徳を授かりたいものだ。

「神楽殿」と「境内社」

「神楽殿」と「境内社」

写真:井伊 たびを

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「神楽殿」の“杉戸絵”と“天井絵”は、平成28年(2016年)に「松戸市有形文化財」に指定されている。明治21年(1888年)に佐竹永湖(えいこ)と錦谿(きんけい)によって描かれたもの。

天井絵は36面あり、杉戸絵は4面で“ひとつの絵”になっており、平成26年の神楽殿新築にあわせて保存修復された。明治時代中期の美術界を語る作品として、貴重な資料である。が、残念ながら、一般公開はされていない。

「神楽殿」と「境内社」

写真:井伊 たびを

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本殿の裏手には、伊邪那美命(いざなみのみこと)、伊邪那岐命(いざなぎのみこと)を御祭神にする「三峰神社」をはじめとし、「疱瘡神社」「八幡神社」などの境内社が整然と並ぶ。

「神楽殿」と「境内社」

写真:井伊 たびを

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摂社「秋葉神社」の御祭神は、「火之迦具土大神(ひのかぐつちのおおかみ)」である。火防・災害除けの神様として、昔から全国的に信仰を集めている。

毎年6月30日には、例祭が執り行なわれ、例祭日前の週末には、町会のお神輿宮入りや、境内にて神賑行事が行われる。

さあ〜!お祭りが待ち遠しい!

さあ〜!お祭りが待ち遠しい!

写真:井伊 たびを

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立派な「神輿蔵」では、立派な「神輿」が出番を待っている。来る新元号2年(2020年)10月18日には、「神幸祭(しんこうさい)」が執り行われる予定である。この祭は、“四神像”を伴った祭礼として知られている。

遡れば、古代の皇室祭祀にも繋がる“四神”が、神霊の行幸の御列に加わり、その威儀を整えるという祭礼形態は、全国的にも非常に珍しく、正確な淵源はわかっていない。

「神幸祭」は、戦後の混乱期を経て60年余りに渡り、途絶えていたが、氏子中有志の熱烈な尽力が実を結び、平成2年(1990年)より再興し、現在までに5回を数え、奉仕者も総勢600名を誇るご祭儀となっている。

さあ〜!お祭りが待ち遠しい!

写真:井伊 たびを

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交通安全は、万人の願いである。御祭神・日本武尊の御神徳「交通安全」を授からんと、“交通安全祈願之塔”の下に設けられた「車祓い所」で、お祓いを受ける参拝者は多い。

さあ〜!お祭りが待ち遠しい!

写真:井伊 たびを

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社務所で販売されている「交通安全祈願のステッカー」が人気だ。当社の狛犬さんを描き込んだデザインは、狛犬愛好家はもちろん、一般の参拝者にも好まれている。

松戸神社の基本情報

住所:千葉県松戸市松戸1457番地
電話番号:047-362-3544
アクセス:JR常磐線・新京成線/「松戸駅」西口より徒歩7分、東京外環道/三郷南インターチェンジより10分

2019年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2019/03/13−2019/03/18 訪問

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