小江戸栃木「蔵の街遊覧船」は700円で乗り放題!鯉=恋でパワスポ人気上昇中

小江戸栃木「蔵の街遊覧船」は700円で乗り放題!鯉=恋でパワスポ人気上昇中

更新日:2019/03/24 20:42

猫乃 みいこのプロフィール写真 猫乃 みいこ 非日常体験探求家、旅ブロガー、ライター
江戸時代に、北関東有数の商都といわれた栃木市。繁栄の源は、日光例幣使街道の宿場町として、街の中心を流れる巴波川(うずまがわ)を利用した、舟運による江戸との物資の交易が盛んになったこと。その舟運を気軽に体験できるのが「蔵の街遊覧船」。舟の上から蔵の街なみを楽しんでみませんか。春の「うずまの鯉のぼり」は、恋のパワ―スポットとしても要チェック。運行日時や楽しみどころをご紹介します。

蔵の街遊覧船 春の風物詩「うずまの鯉のぼり」

蔵の街遊覧船 春の風物詩「うずまの鯉のぼり」

写真:猫乃 みいこ

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蔵の街遊覧船の魅力は、四季折々の風物詩が楽しめること。春は「うずまの鯉のぼり」として、鯉のぼりが巴波川に1151匹(いい鯉)泳ぐ賑やかな光景が楽しめます。“いい鯉=いい恋”として恋のパワースポットとしても人気上昇中。

蔵の街遊覧船 春の風物詩「うずまの鯉のぼり」

写真:猫乃 みいこ

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巴波川にかかる幸来橋から巴波橋付近は、江戸時代そのものの蔵造りの建物が建ち並び、TVドラマやCMのロケ地としてよく利用されています。その中を遊覧船が運行します。

蔵の街遊覧船 春の風物詩「うずまの鯉のぼり」

写真:猫乃 みいこ

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幸来橋の欄干には鯉が描かれ、橋から眺める遊覧船は風情があり、のどかそのものの光景。橋から舟を眺めるのも良いですが、遊覧船に乗ってのんびり舟下りするのもおすすめ。

乗船の準備はOK?

乗船の準備はOK?

写真:猫乃 みいこ

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乗船には、遊覧船受付所にて1日乗車券を購入します。次に乗船の準備を。まずは、無料貸し出しのすげ笠を頭に乗せます。すげ笠を頭に乗せた途端に、江戸時代にタイムスリップ。

乗船の準備はOK?

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次に、12歳以下のお子さんはライフジャケットを装着します。運航は安全第一!しっかりと準備をしておきましょう。

乗船の準備はOK?

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鯉と鴨のエサは有料で100円。かなりの量が入っていますし、巴波川にはたくさんの鯉や鴨がいて舟に近づいてきますので、ここはエサも準備して乗り込みたいところ。

いざ、巴波川遊覧船へ

いざ、巴波川遊覧船へ

写真:猫乃 みいこ

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遊覧船は最大22名乗り、揺れもなく小さなお子さんから年配の方まで安心して乗ることができます。

舟に乗り込んでまずすることは、乗客全員での掛け声。「オ〜!」と元気よく声を出し、出発の景気づけをしましょう。

いざ、巴波川遊覧船へ

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船頭さんは、舟の進行方向の一番後ろで長い竿を一本だけ操り、静かに、そして力強く舟を漕いでくれます。

舟を動かしながら、船頭さんが栃木市の歴史や巴波川の舟運が栃木市の繁栄に大きく関係したことなどを、楽しくお話してくれます。

いざ、巴波川遊覧船へ

写真:猫乃 みいこ

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船頭さんの技の見せ所は数々ありますが、特に2つの難所に注目。1つは、川幅10mあまりの幸来橋手前で、8mの舟を竿1本で方向転換させる大技。もう1つは、巴波橋の下を舟がくぐるときの技。

どちらも熟練の技が必要ですが、船頭さんたちは難なくやってのけるので、賛美の拍手を送りましょう。

船頭さんの歌に聴き惚れる!

船頭さんの歌に聴き惚れる!

写真:猫乃 みいこ

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約20分間の巴波川舟下り。ラストに近づくと、船頭さんの唄う「栃木河岸船頭唄」で盛り上がります。しかし、ただ聴くだけではなく乗客全員で「ハーアー ヨイサーコラショ」と合いの手(愛の手)を入れるという、乗客参加型イベント。本番の前に練習があるので安心です。

船頭唄が始まると、心地よい船頭さんの唄声が川面に響き、しばし聴き惚れてしまうことでしょう。つい、合いの手を忘れてしまいそうになるので、ご注意を。

船頭さんの歌に聴き惚れる!

写真:猫乃 みいこ

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そうこうしているうちに、安全に乗船場に到着です。1人で舟を操ってくれた船頭さんに感謝の拍手を。

船頭さんの歌に聴き惚れる!

写真:猫乃 みいこ

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受付には船頭さんを紹介するコーナーが。船頭さんは全部で15名ほど。その中でその日に漕いでくれる船頭さんには、赤い花が付いています。乗船前にチェックして、船頭さんと仲良くなるのも良いですね。または、乗船後にチェックして船頭さんをさらに知るのも楽しいですよ。

女性の船頭さんも数名いますので、どの船頭さんに当たるのかお楽しみに。

乗船料700円でなんと1日乗り放題!

乗船料700円でなんと1日乗り放題!

写真:猫乃 みいこ

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2018年7月7日にテレビ東京で放映された「出没!アド街ック天国(栃木市)」で、「蔵の街遊覧船」が第1位を獲得しました。船から楽しむ栃木市の魅力が、たっぷりとテレビ放映でも伝わり、巴波川の舟下り人気がさらに高まっています。

乗船料700円でなんと1日乗り放題!

写真:猫乃 みいこ

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そして、ここでお得ポイントをひとつご紹介。700円で購入する乗船券は「1日乗船券」。その日のうちなら、乗船時に受付をすれば何度でも乗船できる、1日乗り放題の「蔵の街遊覧船」なのです。

何度か乗る時間があれば、一度目は船頭さんのお話や船頭唄を、二度目は蔵の街の風情を、三度目は鯉や鴨へのエサやりを楽しんでみるのも良いですね。もちろん一度で全部楽しむことも出来ますよ。

春は恋のパワスポであり、のんびり癒される日本の趣ある情景を、舟下りで体験してみてくださいね。

蔵の街遊覧船の基本情報

住所:栃木県栃木市倭町2-6
電話番号:0282-23-2003
アクセス:JR両毛線栃木駅・東武鉄道日光線栃木駅から徒歩約10分、駐車場3台

料金:
大人(中学生以上)700円、小人(小学生)500円、幼児 大人1名につき1名無料

運行時間:
3月〜11月 10:00〜16:00(最終受付 15:50)
12月〜2月 10:00〜15:00(最終受付 14:50)
休日:年末年始、荒天時
※天候や水量の状況により中止する場合があります。

2019年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2019/03/19 訪問

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