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与論島へ船を利用する場合、ほとんどの旅行者は鹿児島と那覇を結ぶマルエーフェリーかマリックスラインの航路を利用することになります。那覇行き、鹿児島行き共に与論島では昼の入出港のダイヤ。フェリーが出入港する与論島の供利港は島の西部にある港で、「与論港旅客待合所(写真)」があります。
またターミナルまでバスは運行されていないので、タクシー、レンタカー、宿泊施設等の送迎を利用することになります。
与論港旅客待合所には写真のように広い待合室と飲料の自動販売機が備わっています。また待合室ではフェリーが出入港する時間帯のみ営業する軽食販売と売店も。もずくそばや月見そば、カップラーメン、2種類のソフトクリームがありますので、乗下船客が船内レストランで食べる時間がない時や出迎え・見送り時の昼食に最適。地元土産は、もずくそばなどが販売中です。
与論港旅客待合所の近くには写真の「ウェル亀」という亀の形をした岩があります。港に降り立った旅行者を歓迎するかのようにある岩です。フェリーを利用するならぜひ立ち寄りたいスポット。なお付近を車で徐行せずに走行すると見落としやすいので、ウェル亀を見る時は徒歩で見に行く事を勧めます。車で来た旅行者は少し歩きますが、旅客待合所の駐車場を利用しましょう。
<与論港旅客待合所の基本情報>
住所:鹿児島県大島郡与論町立長704
電話番号:
0997-97-3251(マルエーフェリー与論代理店・有村運送店)
0997-97-3151(マリックスライン与論代理店・龍野運送店)
与論・供利港の岸壁から旅客待合所への道の途中から砂浜に降り、岩場を少し歩くと、海岸に沿うように舗装された歩道「尾道(びどう)遊歩道」があります。西海岸の高い場所に設置された遊歩道からは周りの大海原を見渡すことが可能!途中には景色の案内板も充実しています。なおアップダウンがそこそこありますので、雨の時は十分注意して歩いて下さい。
西側の海岸なので、夕日が見える時の景色は素晴らしいです。天気が良ければ沖縄本島、伊平屋(いへや)島、伊是名(いぜな)島(沖縄県)が見える事もあります。もしフェリー乗船まで時間があって天気が良い時は、可能な距離まで歩いてみてはいかがでしょうか。
<尾道遊歩道の基本情報>
住所:鹿児島県大島郡与論町立長
電話番号:0997-97-5151 (ヨロン島観光協会)
与論島には鉄道はありません。しかし尾道遊歩道を与論・供利港から進んで道が終わる場所に「天の川銀河鉄道本線ヨロン駅」の駅舎(写真)があります。与論島には国道はありませんが、鹿児島から沖縄まで海上を国道58号線が通っています。海上の国道58号を鉄道だと考えて建設されたのが「ヨロン駅」で、国鉄の周遊券指定地に与論島が含まれて10周年を記念して建設されたモニュメント。
なお与論空港から駅舎へ向かう場合は空港の出口を左折し、案内看板に従ってリサイクルセンターそばの道を進んで下さい。途中一部未舗装の道路があります。
駅名標の次の駅が鹿児島と沖縄になっています。鹿児島から持ってきたレールは5mほど敷かれ、車輪も置かれています。また眼下にサンゴ礁のきれいな海岸が見える場所。与論島に来たことを記念するために撮影したいポイントです。
<ヨロン駅の基本情報>
住所:鹿児島県大島郡与論町立長
電話番号:0997-97-5151 (ヨロン島観光協会)
最後におススメしたいスポットは「愛の鐘」で、しかも2019年にリニューアルされたばかりです。実は与論・供利港より与論空港の方が近い場所。
ヨロン駅から真っ直ぐ愛の鐘へ行きたいところですが、途中の砂利道が2019年3月現在一部通行止なので、一度県道へ出て与論空港入口まで進んで下さい。与論空港より更に少し茶花市街方向へ走ると喫茶店があるので左折し、行き止まりに「蒼い珊瑚礁(写真)」という飲食店がありますので、そこから始まる整備されたばかりの階段と坂がある遊歩道を進んで下さい。
リニューアルされた「愛の鐘(写真)」は展望台の上に金属製のパイプを加工して作られたモニュメントに鐘が取り付けられており、海岸の眺めも見えます。また海岸が西側にあるため、夕日が見える時は特にきれいです。以前より大きなモニュメントになり、遊歩道からは判りやすくなりました。あとは願いを込めて鐘を鳴らしましょう。
<愛の鐘の基本情報>
住所:鹿児島県大島郡与論町立長
電話番号:0997-97-5151(ヨロン島観光協会)
最後にフェリーを利用して与論旅行する際の注意点についても紹介します。フェリーの入港1時間前から直前までは、旅客待合所内にある受付カウンターで乗船券の購入などが可能。支払いは現金のみで、カードや電子マネーは使用出来ません。港へギリギリに到着してしまった場合は、岸壁近くにあるフェリー会社のマークが描かれたコンテナの事務所へ向かって下さい。
与論港旅客待合所からフェリーが接岸する岸壁(写真)までは約300m離れています。徒歩で岸壁まで移動する旅行者には不便ですが、与論・供利港は外洋に面していて、台風などで海が大荒れになるとフェリーは接岸出来ませんし、人も岸壁に近づく事が出来ません。
これまで与論・供利港周辺の名所について紹介しましたが、フェリーに乗り遅れたりしないよう、しっかり乗船の流れも把握したうえで名所を回りましょう。
与論島の交通の拠点、与論・供利港は離島ならではのフェリーターミナルであり、また周辺の海岸線にある観光名所はリニューアルされて新たな魅力を生み出している場所もあります。しかもアクセスが比較的良いので、島を離れる前に時間があれば楽しむことが出来ます。沖縄に近い鹿児島県最南端の与論島にある港や空港に近い名所へ出かけてみませんか。
2019年4月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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