写真:藤谷 ぽきお
地図を見るホイアンは海のシルクロードの中継地の港街として栄え、その歴史と古い街並みがそのままに残っていることが評価され、世界遺産「古都ホイアン」として登録されています。古くから中華圏の影響を受け、夜はランタンが色とりどりに灯る様子が特に美しく人気があります。
旧市街地からアンホイ橋を渡ってすぐ右側。南に伸びる通りが「ナイトマーケットストリート」です。その入り口周辺にはランタンを売る屋台が建ち並び、たくさんのランタンが集まっています。
写真:藤谷 ぽきお
地図を見る色や形も様々ですし、デザインもシンプルな花模様から、風景を描いているものまで揃っています。これだけ色とりどりに揃っている場所はホイアン中どこを探しても他にはありません。フォトジェニックな写真が撮れるとあって、いつも多くの観光客が取り囲んでいます。観光客のいない合い間を見付けて、写真のようにランタンだけの寄りの写真撮影を狙ってみましょう。
<ナイトマーケットの基本情報>
住所:Nguyen Hoang ストリート
営業時間:18:00〜22:00頃
アクセス:アンホイ橋より南に徒歩20秒
写真:藤谷 ぽきお
地図を見る古都の旧市街地でランタンを吊り下げている大通りは2つあり、その一つ「Tran Phu(チャンフー)」通りは、古民家を改修したお土産屋が多く建ち並ぶ通りで、約500mほどあります。ランタンは通りの真上に吊り下げられているのが特徴です。
写真:藤谷 ぽきお
地図を見るもう一つの旧市街大通りが「Nguyen Thai Hoc(グエンタイホック)」通りです。こちらには古民家のカフェやレストランなどが多く、約350m程の通りです。ランタンはショップの前に集中的に灯されているのが特徴的です。
写真:藤谷 ぽきお
地図を見る旧市街地からトゥボン川を挟んで対岸の「Nguyen Phuc Chu(グエンフーチュー)通り」にはカフェが多く、夜にはお酒やおつまみなどを提供するバーに様変わりします。オープンテラス席や二階のテラス席などが用意された涼しげな野外バーが軒を並べます。まさにランタンとライトアップが競演していて、古都に彩りを添えています。
また、トゥボン川が目の前にあるので、川面の流し灯篭やランタンに彩られた屋台船などを、お酒を飲みながら優雅に眺める事ができるので人気です。
※3つの通りは15:00〜21:30の時間帯は歩行者天国となり、車とバイクの乗り入れが禁止となります(自転車は可)。
写真:藤谷 ぽきお
地図を見る日本とも朱印船貿易などの歴史的な繋がりのあるホイアンには、日本とゆかりのある建築物も数多く残っています。代表的な物の一つが「来遠橋(日本橋)」です。橋の上に屋根が付いた建築物で、夜にはライトアップが見事です。川面に映る来遠橋(日本橋)は必見です。
写真:藤谷 ぽきお
地図を見る来遠橋(日本橋)は実際に渡ってみましょう。入り口や内部もライトアップされており、装飾なども見所です。また、内部には過去の来遠橋(日本橋)のモノクロ写真やホイアン市民の生活感のある写真も展示されています。
<日本橋の基本情報>
住所:Nguyen Thi Minh Khai, Phuong Minh An, Hoi An
営業時間:24時間
写真:藤谷 ぽきお
地図を見る旧市街地とナイトマーケットなどがある対岸を分けるトゥボン川に架かるのが、アンホイ橋です。橋にはランタン装飾が施されており、夜になると明かりが灯ります。大勢の観光客が行き交うので、同行者とはぐれないように気を付けましょう。
写真:藤谷 ぽきお
地図を見る橋の中央にある装飾は記念写真のポイントになっています。込み合っているので人が写らない様に自分たちだけで写るのは難しいですが、何度かトライしてみましょう。
その他にも、ナイトマーケット側には龍や虎のランタン装飾も川沿いに設置されているので、写真撮影にはピッタリです。
<アンホイ橋の基本情報>
アクセス:来遠橋(日本橋)より徒歩約1分
入場料:無料
利用時間:24時間
写真:藤谷 ぽきお
地図を見るトゥボン川にはランタンを取り付けた小船が行き交い、紙製でロウソクを灯した灯篭も浮かびます。ゆっくりとした川の流れで、一箇所に集まった流し灯篭はとってもキレイです。眺めはアンホイ橋の上からはベストです。小舟に乗ったり、灯篭を流すのであれば、川の両岸ならどこからでも可能です。
写真:藤谷 ぽきお
地図を見る旧市街地の広東会館の脇にある「Hai Ba Trung(ハイバーチュン)」通りを北に30秒ほど進むと「Ba Mu(バムー寺)」の門前が見えてきます。昼間はその前を通過しても気が付かないほど静かに佇む門なのですが、夜のライトアップは荘厳な雰囲気があります。
写真:藤谷 ぽきお
地図を見る門前にある池には、ライトアップされた門が完璧に写り込み、美しさ倍増です。
<バムー寺門前の基本情報>
住所:Phuong Minh An, Hoi An, Quang Nam
入場料:無料
営業時間:24時間
ランタン煌びやかなホイアンの夜は楽しみ方が様々です。通りをそぞろ歩くのも良いですし、ランタン装飾が美しいレストラン・カフェ(関連MEMO参照)・バーで食事やアルコールを楽しむのも良いですね。また、昼間観光した場所も、夜に再度見学してみるとライトアップで全然変わって見えることもあります。ダナンから日帰りで2〜3時間で帰る方もいますが、是非ホイアンは一泊して、ランタンとライトアップを存分に楽しんでみて下さい。
2019年4月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
この記事を書いたナビゲーター
藤谷 ぽきお
大分県別府市在住。別府八湯で88の温泉を制覇した温泉名人。80日間の世界一周トラベラー。LCC長期旅のトラベラー。別府・由布院・大分県内・九州各地や北アルプス・立山・その他の登山・トレッキングの旅を3…
トラベルjpで250社の旅行をまとめて比較!
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索