日本の技術を活かした西洋風建築 松江「興雲閣」が凄い!

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日本の技術を活かした西洋風建築 松江「興雲閣」が凄い!

日本の技術を活かした西洋風建築 松江「興雲閣」が凄い!

更新日:2019/04/23 14:26

島塚 渓のプロフィール写真 島塚 渓 トラベルライター

興雲閣(こううんかく)は、明治時代のレトロな雰囲気が味わえる、落ち着いた観光スポット。松江城の敷地にある西洋風建築で、なんと入場料は無料となっています。松江城と合わせての観光もお勧めなので、ぜひ足を運んでみてください!

松江城の近くにある擬洋風建築

松江城の近くにある擬洋風建築

写真:島塚 渓

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興雲閣は、明治35年(1902年)12月に着工し、翌明治36年(1903年)9月に完成した、擬洋風建築(ぎようふうけんちく)の建物。幕末から明治にかけて西洋文化を取り入れていく過程で、日本人の大工や職人たちが、独自に模索して建てた西洋風の建物を擬洋風建築と呼んでいます。興雲閣は、この様式で建てられた終盤期の作品と考えられているんです。

松江城の近くにある擬洋風建築

写真:島塚 渓

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木造、2階建の建物は、白くて美しいベランダが印象的。実際にベランダから外に出ることもできるので、景色を楽しむのにもうってつけです。小高い台地の上に建っているので、松江の街を一望することができますよ。

松江城の近くにある擬洋風建築

写真:島塚 渓

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興雲閣があるのは松江城跡地の敷地内。不昧公(松平治郷)などの藩主を祀った松江神社と隣接しているため、この場所に洋風の建物は似つかわしくないように思われますが、不思議と周りの風景に溶け込んでいます。
訪れた際は、漆黒の松江城とは対照的なクリーム色に染まる興雲閣にも、ぜひ立ち寄ってみてください!

和の要素が組み込まれた洋風建築

和の要素が組み込まれた洋風建築

写真:島塚 渓

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絨毯が敷かれドアで区切られた内装は、一見すると西洋建築そのものですが、ところどころに和の雰囲気を感じることができます。例えば、屋根が瓦葺きになっていたり、お城や蔵などに使われる漆喰という伝統的な建材で成り立っているところ。

かつては和と洋の寄せ集め的な建物として、一段低い扱いを受けることもあった擬洋風建築ですが、枠にとらわれない斬新なアイデアが脚光を浴び、今では大きな評価が与えらているんですよ!

和の要素が組み込まれた洋風建築

写真:島塚 渓

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興雲閣は明治天皇の行在所(あんざいしょ)として建てられたため、華麗な装飾が施されています。実際に明治天皇が立ち寄ることはありませんでしたが、明治40年(1907)に当時皇太子だった大正天皇の宿泊施設として使用されました。

和の要素が組み込まれた洋風建築

写真:島塚 渓

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大正天皇が泊まった部屋は貴顕室(きけんしつ)と呼ばれ、足を踏み入れることはできませんが、そとから眺めることができます。なかは3つの部屋が連なっており、手前の寝室は、なんと畳が敷きつめられているんです。和洋折衷の建物であることが、改めて感じられるスペースとなっています。

施設内の喫茶店にも注目

施設内の喫茶店にも注目

写真:島塚 渓

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1階には、興雲閣の雰囲気をそのまま活かした「亀山田喫茶店」があります。木のぬくもりが感じられるレトロな店内は、落ち着いた時間を過ごすのにうってつけ。散策に疲れたら、ここで一休みするのもいいかもしれません。

施設内の喫茶店にも注目

写真:島塚 渓

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喫茶店には、トーストやパスタなど豊富なメニューが取り揃えてありますが、なかでもお勧めは亀田山ブレンドコーヒーと日替わりケーキ。
特別にブレンドされた豆を使用し、注文を受けてから挽いてつくるコーヒーは、ほのかな酸味と豊かなコクが特徴。そして、ガトーショコラやモンブランといった日替わりケーキから選ぶ「本日のおやつ」も、セットで食べておきたい一品です。

興雲閣の基本情報

所在地:島根県松江市殿町1-59
開館時間:8:30から18:30(4月〜9月)8:30から17:00(10月〜3月)
休館日:年中無休
入館料:無料


2019年4月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2019/03/03 訪問

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