写真:きんぎょ 美歩
地図を見る乗鞍高原に行くには長野自動車道を松本ICから、国道158号線を上高地方面に走ると、高原への案内板があります。
北陸方面からの場合は、安房峠道路を松本方面に進みます。沢渡を通過したら前川渡に信号機があるので(右折禁止のため)指示に従ってUターンして乗鞍高原へ。
高原に入って道なりに進むと、交差点に日帰り温泉「湯けむり館」があります。その向かい側に乗鞍観光案内所があります。案内所の横は観光センターで、乗鞍畳平行きのシャトルバスの発着場が隣接されているのですぐにわかります。
案内所で高原散策Mapを手に入れると便利ですよ。
乗鞍高原一押しのビューポイントである牛留池へは、観光案内所前を通り過ぎ、そのまま「休暇村・乗鞍高原」を目指して行きましょう。
牛留池は、休暇村前の駐車場から案内坂にしたがって歩くこと数分で着きます。
ここは多種の高山とんぼやモリアオガエルの生息地。池の周辺には水芭蕉や白いミツガシワも眺めることができます。池の湖畔の東屋は、乗鞍岳のビューポイント。運がよければ池に映る逆さ乗鞍がみられるかも!
歩き始めて数分でこの絶景。おまけにお手軽高原ハイキングで、気分は最高!
乗鞍高原には、絶景の他にもたくさんの魅力があります。
そんな魅力のひとつが、牛留池から「一の瀬キャンプ場」へと続く「口笛の小径」です。
徒歩で約2時間弱、木々に囲まれたなだらかな散策道を歩いて、乗鞍高原の自然を満喫するのもオススメです!
写真:きんぎょ 美歩
地図を見る時間に余裕があったらぜひ寄ってほしいのが「善五郎の滝」とその散策路です。
滝へのスタート地点は「鈴蘭橋」。橋は「休暇村・乗鞍高原」へ行く途中にあります。「善五郎の滝」のバス停前にも小さな駐車場があり、そちらからも滝に行くことができますが「鈴蘭橋」は駐車場も広く滝見台までの距離が短いので、体力に自信のない方はそちらを利用するといいでしょう。
どちらの道も、滝への道は緩い下り坂です。滝見台は滝と乗鞍岳を同時に見ることができる絶好のシャッタースポット!
滝見台から滝を見た後は、善五郎の滝へ向かいましょう。
善五郎の滝は落差21.5m、幅8m。釣の名手・善五郎が岩魚に引き込まれて見つけた滝ということでその名が付きました。滝の真正面にかけ橋があるので、「近くから滝を見たい!」という方は、そこからどうぞ。橋には少し広い踊り場もありますが、足元は滑りやすいので注意が必要です。
写真は滝へと続く渓流脇の散策路。渓流の迫力と、澄んだ清流のマイナスイオンをたっぷり浴びて、高原ハイキング&ウォーキングを満喫しましょう!
乗鞍高原にはこの他にも散策路があちらこちらにあるので、いろいろなルートを楽しんでみましょう!
写真:きんぎょ 美歩
地図を見る乗鞍観光案内所前から少し手前、風情あるペンションやcafeなど、高原らしい家々の間に、舗装された林道があります。
この道を進むと「一の瀬園地」の中にある「ネイチャープラザ一の瀬」の前に。ここでは広い駐車場、トイレもあり、建物内ではお土産を買ったり簡単な食事もできます。
乗鞍高原の中でも、キャンプ場や湿原のある「一の瀬園地」は、約60万平方メートルの広大な草原です。昔は広大な牧草地だったという乗鞍高原。いたるところに真っ白な白樺の木が見られます。池や小川、湿原が点在し、特に5月には水芭蕉、6月にはレンゲツツジの群生が白樺の白に映えて、とてもきれいです。
四季折々、季節の花々が咲き乱れる園内からはどこからでも乗鞍岳の素晴らしい眺望を得ることができます。
「一の瀬園地」は乗鞍高原の広さを感じる、超オススメの人気スポット!
また「ネイチャープラザ一の瀬」の先には、「まいめの池」「偲ぶの池」「どじょう池」等々があり、初秋になると池の周辺に、小さくて綺麗なルリイトトンボが飛び交い、湿原の大楓の紅葉も見事!
白銀の乗鞍と周囲の山々の紅葉。秋も素敵なので、ぜひ訪れてみてくださいね。
一の瀬園地の湿原には、遊歩道も整備されているのでハイキング&ウォーキングに最適です。
家族連れもOK。大自然にどっぷり浸って、感激すること間違いなし!
写真:きんぎょ 美歩
地図を見る「ネイチャープラザ一の瀬」の駐車場から釣りや川遊びもできる遊歩道を歩くこと20分程。
広大な乗鞍高原の一角に位置し、白樺に囲まれた草地のキャンプ場です。
夜には満点の星々に囲まれ、鳥、花、湿原等々の自然観察、高原散策には打ってつけ!
一の瀬キャンプ場はまさに自然のままのキャンプ場です。
写真:きんぎょ 美歩
地図を見る車も楽でいいのですが、実は観光案内所から「ネイチャープラザ一の瀬」の間には、絶好の散策路が!「白樺の小径」と名づけられたこの散策路、途中には迫力ある清流とそこにかかる「オルガン橋」などがあり、他の散策路とは一味違う楽しみがあります。「オルガン橋」は、渓流が段々になった岩の上を流れているため、オルガンの鍵盤のように見えることから、こう呼ばれているんだとか。
その迫力に圧倒されそう!ここもシャッターポイントです。
乗鞍高原には四季折々の風情あふれる小径があり、車では味わえないその散策こそ、ハイキング&ウォーキングの醍醐味です。
大自然を体中に感じて、きっと大満足の一日になることでしょう!
乗鞍岳はその昔、愛宝(あぼう)山とも呼ばれ、霊山として信仰されてきました。
その山麓に広がる高原は、空の青、空の高さを仰ぐために拓かれたとか…。
その由来通り、見上げると空が高い!
乗鞍高原に春が訪れるのは5月。高原には水芭蕉、スズラン、小梨の花等が咲き、新緑が眩しい季節が始まります。
清々しい空気に身も心も晴れ晴れする高原散策。
ハイキング&ウォーキングに、ぜひ出かけてみませんか?
注意)乗鞍観光案内所前からネイチャープラザ一の瀬へ続く林道は、4/下旬頃まで冬季閉鎖されている道なので、観光案内所で確認してください。歩くと40分程度です。
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(2025/1/19更新)
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