日帰りじゃもったいない!ホイアン1泊2日よくばり観光モデルコース

| ベトナム

| 旅の専門家がお届けする観光情報

日帰りじゃもったいない!ホイアン1泊2日よくばり観光モデルコース

日帰りじゃもったいない!ホイアン1泊2日よくばり観光モデルコース

更新日:2019/05/17 15:59

たぐち ひろみのプロフィール写真 たぐち ひろみ 大人の旅ソムリエ、魅力あるコスパ旅案内人

色鮮やかなランタンが幻想的な風景を織りなすベトナムの古都ホイアン。世界遺産にも登録された美しい町並みを見るために、連日多くの観光客が訪れている。ダナンからの日帰り観光が定番のホイアンだが、その魅力を味わいつくすには、実はそれだけではちょっと足りない。ここはぜひ1泊して、この街をとことん極めよう。

【1日目夜】何はさておき、夜の旧市街!

【1日目夜】何はさておき、夜の旧市街!

写真:たぐち ひろみ

地図を見る

ホイアンのハイライトは、何といっても夜の旧市街。この街に到着したら、まずは夜の散策から始めよう。街じゅうの建物が美しいランタンに照らされる夜のホイアンは、まさに色の洪水。そのまばゆさにはクリスマス・イルミネーションも負けてしまいそうだ。1999年にユネスコの世界文化遺産に登録されたこの旧市街。歴史的な建造物や見学スポットもあまたあるけれど、今はただただ、このファンタジックな世界に浸ってみたい。

【1日目夜】何はさておき、夜の旧市街!

写真:たぐち ひろみ

地図を見る

観光名所の中で1ヶ所だけ夜のうちに押さえておきたいのが、写真の「来遠橋(日本橋)」だ。16世紀〜17世紀に貿易港として栄えたホイアンには、一時1000人以上の日本人が住んでいたという。そうした日本人が建てたとされるこの屋根付き橋は、ホイアン観光の要ともいえるスポット。ライトアップされた美しい姿をしっかり目に収めておこう。

【1日目夜】何はさておき、夜の旧市街!

写真:たぐち ひろみ

地図を見る

旧市街で随一の夜景スポットといえば、このトゥボン川に面したエリア。川面に映える対岸の町並みは、まるで夢の中の一場面。ときおり行き交う遊覧舟が、示し合わせた演出のように情緒を醸し出す。そんな舟のひとつに乗り込んで、川からホイアン見物というのも楽しそうだ。

【2日目早朝】早起きして、ミーソン聖域へ

【2日目早朝】早起きして、ミーソン聖域へ

写真:たぐち ひろみ

地図を見る

ホイアンに1泊したい最大の理由がこれ、世界遺産「ミーソン聖域」の見学だ。日中も多くの旅行会社がツアーを実施しているこのスポットへ、あえて早朝に行きたい理由は4つ。1)涼しいうちに快適に観光できる、2)観光客が少ないのでゆっくり見てまわれる、3)早朝から動くことで時間の節約ができる、そして、4)聖域内で神々しい日の出を拝むことができる、だ。

【2日目早朝】早起きして、ミーソン聖域へ

写真:たぐち ひろみ

地図を見る

ホイアンの南西約40kmに位置する「ミーソン聖域」は、4世紀から14世紀にかけて栄えたチャンパ王国のヒンドゥー教の聖地。四方を山に囲まれたジャングルの中に70以上もの寺院建築が散在するその様は、なんとも神秘的でまたミステリアス。仏教寺院とは大きく異なり、開放的でときに肉感的な彫刻や表現方法が特徴で、カンボジアのアンコールワットを彷彿とさせる遺跡群だ。

【2日目早朝】早起きして、ミーソン聖域へ

写真:たぐち ひろみ

地図を見る

このミーソン遺跡への早朝ツアー(Sunrise Tour)は、シン・ツーリスト(Sinh Tourist)など、いくつかの旅行会社が実施している。ただし、現在は英語のツアーのみ。スケジュールはどこもほぼ同じで、4時半〜5時にホテル・ピックアップ、6時前にミーソン聖域入口に到着後、軽い朝食。6時の開場とともに入場し、8時くらいまでが遺跡観光(カート+徒歩)、9時〜9時半にホイアン帰着となる。ツアーによっては帰りをトゥボン川クルーズに変更できて、これがまたいい。

【2日目午前〜午後】ガチで、旧市街観光!

【2日目午前〜午後】ガチで、旧市街観光!

写真:たぐち ひろみ

地図を見る

ミーソン聖域を満喫した後は、もう1つの世界遺産「ホイアン旧市街」を観光しよう。まずは、旧市街各地に設けられたチケット売り場でチケットを購入(120,000ドン=600円)。これ1枚で5ヶ所のスポットを観光できる。実は観光スポットは全部で22ヶ所。どう頑張っても1日で全部はまわれないので、見たい場所を絞り込んで見学したい。

【2日目午前〜午後】ガチで、旧市街観光!

写真:たぐち ひろみ

地図を見る

必ず見ておきたいのは、旧市街内にいくつか残る商家の建物。日本や中国の影響を受けた珍しい様式の建築は一見の価値ありだ。写真は「来遠橋」のたもとにある「フーンフンの家(Old House of Phung Hung)」。1階が店舗、2階が住居として19世紀に建てられた木造家屋で、屋根の一部に日本の建築様式がみられる。

商家とは別に中国人によって建てられた集会所(会館)も1つは押さえよう。一見、中国寺院のようにも見える建物は、細部に贅を凝らした民家とはまるで対照的で絢爛豪華。「福建会館(Phuc Kien Assembly Hall)」、「潮州会館(Trieu Chau Assembly Hall)」などが代表的だ。

【2日目午前〜午後】ガチで、旧市街観光!

写真:たぐち ひろみ

地図を見る

「Hoi An Traditional Art Performance House」では、毎日3回(10:15〜、15:15〜、16:15〜)パフォーマンスを行っている。ベトナム民謡や民族舞踊、ヒンドゥー色の強いチャム族の舞踊(写真)など、バラエティーに富んだプログラムが楽しむことができておすすめだ。

隣接する「ホイアン民俗博物館(Museum of Folk Culture)」も併せて訪れたいスポット。ホイアンの伝統的な生活風景に関する展示も面白いが、一番興味深いのは建物そのもの。間口が狭く縦長、ところどころに中庭を設けた、ちょうど京都の町屋に似た造り。湿気の多い土地柄のせいか、中央に風通しのための通路を設けているのも町屋風だ。

【2日目午後】カフェで一休み

【2日目午後】カフェで一休み

写真:たぐち ひろみ

地図を見る

ホイアン旧市街はまさにカフェの宝庫。いたるところに古民家を利用したカフェがあり、そのどれもがおしゃれでいい感じ! 日中とにかく暑くて湿気もハンパないホイアンでは、誰でも一度は休憩して汗をぬぐいたくなる。カフェが多いのは、そんな観光客のニーズからかもしれない。

「ホイアン ロースタリー(Hoi An Roastery)」は、ホイアンの「スタバ」と言ってもいい代表的なカフェ。旧市街だけで7店舗もあり、食事メニューが充実、ランチ使いにもおすすめだ。Hai Ba Trung通り店は2Fにエアコンを完備した貴重なカフェ。暑がりのあなたは、ぜひこちらへ。

【2日目午後】カフェで一休み

写真:たぐち ひろみ

地図を見る

「リーチングアウト ティーハウス(Reaching Out Teahouse)」も、ホイアンで観光客に人気の店。緑茶、ウーロン茶、ベトナム風ハーブティーなど、お茶をメインとした店舗だが、コーヒーももちろん置いている。おすすめメニューは、お好みのお茶3種類とそれに合わせたクッキーのセット「Vietnamese Tea Tasting Set」。店奥には中庭もあり、緑に包まれながらほっこりティータイムが楽しめる。

【2日目午後】カフェで一休み

写真:たぐち ひろみ

地図を見る

トゥボン川沿いには、ハノイ発のカフェ「コンキャフェ(Cong Caphe)」がある。現在ベトナム全土に56店舗と圧倒的な人気を誇り、来店客の多くは地元っ子。ローカル気分でコーヒータイムが楽めるカフェだ。もともとミリタリーグリーンがテーマカラーのはずの「コンキャフェ」も、ここでは外装をイエローにしているのがホイアンらしい。

暑いホイアンでのおすすめドリンクは、アイス ベトナムコーヒー。普通のベトナムコーヒーにグラス1杯の氷が付いてきて、自分でコーヒーを注ぐ。ケーキのお供にはブラックがベストだ。

【2日目夕方】極上スパで、観光疲れを癒す

【2日目夕方】極上スパで、観光疲れを癒す

写真:たぐち ひろみ

地図を見る

旧市街から一歩外に出ると、なぜだか「スパ」という看板が目につきだす。そう、観光地ホイアンはスパ天国でもある。ただし、品質はピンキリだ。なかには安かろう、悪かろうの類も存在する。ここはしっかり調べて良質なスパを選ぶ必要がある。何しろ1日観光で歩き回った後の体。確実にきちんとケアしてあげたい。

【2日目夕方】極上スパで、観光疲れを癒す

写真:たぐち ひろみ

地図を見る

ホイアンで特におすすめのスパをひとつご紹介しよう。「パルマローザスパ(Palmarosa Spa)」(写真)は、旧市街からも近い独立系のスパだ。3階建ての建物に、14の個室とフットマッサージ室2室、そして広いウェイティングラウンジ。設備も申し分ないうえ、施術のレベルがとても高い。日本のエステの水準はピカ一だが、このスパの技術もそれにかなり接近している。日本語メニューが用意されているのもうれしい限りだ。

【2日目夕方】極上スパで、観光疲れを癒す

写真:たぐち ひろみ

地図を見る

ホイアンでスパ体験したい最大の理由は、やはり料金の安さ。高級の部類に入る「パルマローザスパ」でさえ、日本と比較して1/4くらいの価格設定。店のイチオシメニュー「Signature Body Massage(100分)」でも、たったの620,000ドン(3000円)だ。こうなると、無理に時間を作ってでも行ってみたくなる。

スパによっては、自然派化粧品も併せて販売している。香り豊かなソープやコスメ類はお土産にしても喜ばれそうだ。

<パルマローザスパの基本情報>
 住所:Palmarosa Spa, 48 Ba Trieu Street, Hoi An City
 電話番号:+84 235 3933 999
 営業時間:毎日10:00〜21:00(最終入館 20:00)
 アクセス:旧市街から徒歩9分

よくばって観光したい街、ホイアン

ホイアンは、日帰り観光だけではもったいない見どころ満載の街。ぜひ1泊してしっかり見てまわることをおすすめする。

ダナンからホイアンまでは、タクシーの利用が便利。所要30分ほどで料金は40万ドン前後(2000円)。または、さまざまな旅行会社がシャトルバスを運行している。例えば「ホイアン エクスプレス」が運行するバスは、ダナン市内や空港からホテルまで利用できて、料金も6USドル(670円)と安価、ウェブサイトで予約が可能だ。

2019年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2019/03/06−2019/03/10 訪問

- PR -

条件を指定して検索

LINEトラベルjpで一緒に働きませんか?

- PR -

旅行ナビゲーター(在宅ライター)募集中!
この記事に関するお問い合わせ

- PR -