あんこう郷土料理と7つのお風呂!茨城県平潟港温泉「まるみつ旅館」

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あんこう郷土料理と7つのお風呂!茨城県平潟港温泉「まるみつ旅館」

あんこう郷土料理と7つのお風呂!茨城県平潟港温泉「まるみつ旅館」

更新日:2019/03/31 09:59

やまと ふみよしのプロフィール写真 やまと ふみよし アクティブシニアの旅行ガイド

茨城県北茨城市の平潟町は、江戸時代には山形県酒田港から津軽海峡を越え、江戸に蔵米などを運ぶ東回り海運寄港地として栄えた港町です。港の両岸を海食崖に囲まれた平潟港は、茨城百景に選ばれる景勝地。また、平潟港温泉は、地元の漁師が体を温める郷土温泉として親しまれてきました。
今回ご紹介する「まるみつ旅館」は郷土料理のあんこうどぶ汁や旬の地魚料理が味わえ、平潟港温泉や、特徴的な7つのお風呂が楽しめる宿です。

のどかな雰囲気の港町に湧く「平潟港温泉」

のどかな雰囲気の港町に湧く「平潟港温泉」

写真:やまと ふみよし

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平潟町は茨城県内で有数のあんこうの水揚げ量を誇り、あんこう料理の街として全国でも有名です。平潟の沖合は、栄養素が少ないため青黒色をした暖流の黒潮と、栄養素が多く「魚類を育てる親となる潮」と名付けられた親潮が交わり、プランクトンや小魚が豊富な良漁場。港には、アワビやウニ、あんこうをはじめ、ヒラメやカレイ、鯛などの地魚が水揚げされ、地元の宿で味わうことができます。

平潟町のもう1つの楽しみは、源泉温度63度と高温の平潟港温泉。町には、旅館や民宿などが20軒ほどの温泉街を形成しています。江戸時代には、東廻り海運で栄えた平潟も時代が変わり、今ではのどかな雰囲気の港町です。

のどかな雰囲気の港町に湧く「平潟港温泉」

写真:やまと ふみよし

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平潟港の西側には街の鎮守様の八幡神社があります。境内に、松尾芭蕉の「このあたり目に見えるもの皆涼し」の句碑があり歴史を感じます。

のどかな雰囲気の港町に湧く「平潟港温泉」

写真:やまと ふみよし

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平潟港の西側は、船の帆先のような鵜ノ子岬、東側は、2つの海食崖に囲まれた天然の入り江。港内の海は鏡のように穏やかです。

館内には色々なあんこうの展示!北欧風のラウンジもお勧め

館内には色々なあんこうの展示!北欧風のラウンジもお勧め

写真:やまと ふみよし

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あんこうの宿まるみつ旅館は、郷土料理のあんこうどぶ汁をはじめとする、あんこう料理や、その日に港に水揚げされた魚介類を素材とした磯料理専門の宿。数々の情報番組で取材され、廊下には沢山の色紙が展示されています。館内には、あんこうが描かれたマンホールや置物に、ユーモラスなサバやイワシ、鯛などの魚の絵が展示され楽しめます。

ラウンジには暖炉があり、アンティーク調の家具が置かれたリラックススペースとなっています。午前6時〜午後9時半まで、コーヒーや紅茶などの飲み物がセルフサービスで頂けます。客室は全室20室。全て和室で12畳半の部屋、10畳と6畳の二間、本館16畳の3タイプ。予約の時、誕生日などの記念日を知らせると、宿からサプライズのおもてなしがあります。

館内には色々なあんこうの展示!北欧風のラウンジもお勧め

写真:やまと ふみよし

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ラウンジでは、茨城県に本社があるコーヒー会社のサザコーヒーを、地元の工芸品天心焼のカップで頂けます。暖炉の前に置かれたロッキングチェアは特等席です。

館内には色々なあんこうの展示!北欧風のラウンジもお勧め

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本館和室16畳。部屋の入り口には、カサゴやブリなどの愛嬌のある魚の絵がかけられ、畳の縁にも魚模様が織り込まれています。

平潟港温泉の大浴場にコラーゲンの露天風呂!貸切風呂は4つ

平潟港温泉の大浴場にコラーゲンの露天風呂!貸切風呂は4つ

写真:やまと ふみよし

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平潟港温泉の泉質は、ナトリウムーカルシウムー塩化物泉で、無色透明で強い塩味があります。源泉温度63度、PH(水素イオン濃度)8.0の、高張性弱アルカリ性高温泉。源泉の温度が高いほど成分が濃い傾向があり、高張性は温泉成分が体に浸透しやすい温泉です。露天風呂は、日本で唯一あんこうのコラーゲンが入ったコラーゲン風呂。あんこうの成分を生かすため温泉ではありませんが、お湯に溶かしたコラーゲンは、肌にハリや潤いを与える効果があります。

大浴場、露天風呂の他に、美泡の湯や、美藻の湯、美泥の湯、美深の湯の4つの貸切風呂があります。炭酸泉の美泡の湯は有料ですが、その他の3つは無料。フロントにある使用状況を確認し、空いていれば利用できます。貸切なので家族一緒に楽しんだり、1人でのんびり贅沢な時間を過ごすこともできます。

平潟港温泉の大浴場にコラーゲンの露天風呂!貸切風呂は4つ

写真:やまと ふみよし

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大浴場の和室風呂と赤御影石風呂は男女入れ替え制なので、2つのお風呂が楽しめます。和室風呂には、ちゃぶ台に防水加工の本も置かれていて楽しめます。

平潟港温泉の大浴場にコラーゲンの露天風呂!貸切風呂は4つ

写真:やまと ふみよし

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地元工芸品の天心焼に使われる粘土を溶かした美泥の湯は、粘土のミネラル成分が、自然治癒力や免疫力を高める効果があります。この他に、アワビ漁師が体を温めた海藻の”かじめ”を使った美藻の湯や、水深160センチの深さがある美深の湯など、湯めぐりが楽しめます。

夕食は地魚満載!大盛りお刺身とあんこうどぶ汁

夕食は地魚満載!大盛りお刺身とあんこうどぶ汁

写真:やまと ふみよし

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宿泊プランは、あんこう料理の「あんこうづくしプラン」「どぶ汁と地魚プラン」、とらふぐ料理の「とらふぐ汁プラン」「とらふぐ満喫プラン」などがあります。ここでご紹介するのは、どぶ汁と地魚プラン。木製の盛り皿に10種のお刺身が豪快に1人1皿、すずきのマリネ、サワラの煮付けの小鉢にカレイの煮物など、あんこうと地魚が堪能できます。

市場直送の新鮮な地魚は、その日の水揚げ状況で変わります。テーブルに「本日のお魚名簿」が置かれているので、初めて出会う魚でも名前がわかります。また、数に限りがある「本日の厳選特別料理」など、他では味わえない料理を追加することができます。しかし、お刺身だけでもかなりのボリューム、まるみつ旅館へはお腹をペコペコにして行ってください。

宿泊プランは季節によって変わります。まるみつ旅館のホームページ等で確認をお願いします。

夕食は地魚満載!大盛りお刺身とあんこうどぶ汁

写真:やまと ふみよし

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揚物はメヒカリの唐揚げ。深海魚のメヒカリは長い間雑魚と扱われていましたが、今では常磐の名物です。お酒は、「大観」や「稲里」などの、地酒が楽しめます。

夕食は地魚満載!大盛りお刺身とあんこうどぶ汁

写真:やまと ふみよし

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あんこうのどぶ汁は、あん肝を入れて5分間煮込みます。具はあんこうの身に、ヒレ、エラなどの部位(あんこうの7つ道具)に大根と長ネギ、食べた後は雑炊と2度楽しめます。

まるみつ旅館の朝は、港の日の出と朝風呂と豪快汁の朝食

まるみつ旅館の朝は、港の日の出と朝風呂と豪快汁の朝食

写真:やまと ふみよし

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関東平野の東海岸にある平潟の朝は、太平洋に昇る朝日から。まるみつ旅館から港まで徒歩6分程、平潟港の穏やかな海に昇る朝日が見えます。また、宿から南へ徒歩5分程の長浜海岸では、太平洋の荒波に昇る朝日を見ることができます。光の筋が海に映る風景は自然のアートです。

明るくなった空を見ながら入る露天風呂は至極の時。ラウンジで朝のコーヒーを飲んだ後は、期待の朝食です。朝食メニューは、高温に熱した蛙目(かいろめ)粘土の焼玉で一気に煮上げる豪快汁。その他、あんこうの白身や皮を練りこんだあんこう揚げや、出来たて温泉卵など9品がテーブルに並びます。

まるみつ旅館の朝は、港の日の出と朝風呂と豪快汁の朝食

写真:やまと ふみよし

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平潟の漁師料理の豪快汁は、高温に熱した焼玉で、一機に煮上げます。具は赤魚と長ネギとシンプルですが奥深い味わいです。

まるみつ旅館の朝は、港の日の出と朝風呂と豪快汁の朝食

写真:やまと ふみよし

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焼き物はサワラのみそ焼きですが、お頭付の鯛の塩焼きに変更できます。また、フレッシュジュースには、あんこうのコラーゲンが入っています。

初めてあんこう料理を提供したまるみつ旅館!あんこうは雑魚だった?

東廻り海運の寄港地として栄えた平潟港も、海運の大型化や、陸上輸送の発達により漁港に姿を変えました。底曳網漁で獲れるあんこうは、長い間雑魚でした。美味しいあんこうを沢山の人に食べてほしいと、平潟で初めてあんこう料理の民宿を始めました。平成2年(1990年)頃から、ご当地グルメがブームになり、平潟のあんこう鍋がテレビや雑誌などに取り上げられ、今ではあんこうは高級魚です。

あんこうの宿まるみつ旅館は、あんこう料理と新鮮な地魚の豪快な料理と、体が温まる塩化物泉の温泉や、あんこうコラーゲン露天風呂、趣向を凝らした貸切風呂が楽しめる宿です。

2019年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2019/03/14−2019/03/15 訪問

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