徳島の農家レストラン「風和里」で世界農業遺産認定の傾斜地農業野菜を味わう

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徳島の農家レストラン「風和里」で世界農業遺産認定の傾斜地農業野菜を味わう

徳島の農家レストラン「風和里」で世界農業遺産認定の傾斜地農業野菜を味わう

更新日:2019/04/01 10:33

白うさぎのプロフィール写真 白うさぎ にし阿波ブロガー

徳島県の西部地域では、山間部の傾斜地畑での農業が古くから継承されており、それは世界農業遺産に認定されています。
その代表的な地である山間集落に、農家レストラン「風和里」が、2017年7月にオープンしています。日本農業の原点のような風景の中で食べる、地域の野菜を中心としたヘルシーな料理は、心身ともにリフレッシュされます。
都会では絶対に味わえない体験を楽しんでみてください。

世界農業遺産に認定されている傾斜地農業が行われる地

世界農業遺産に認定されている傾斜地農業が行われる地

写真:白うさぎ

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山間部の高い所に集落が点在するという、全国でも珍しい風景が見られる所が徳島県西部地域にあります。

徳島県西部地域、通称「にし阿波」と呼ぶ美馬市、三好市、つるぎ町、東みよし町のエリアでは、斜度が40°にもなろうかという斜面をそのまま畑として耕作する「傾斜地農耕システム」が継承されており、国連食料農業機構から世界農業遺産に認定されています。

この地域を訪れると、山の上の方の斜面に、住居や畑が並ぶ集落風景をよく見かけます。写真の中央付近に農家レストラン「風和里(ふわり)」があります。

世界農業遺産に認定されている傾斜地農業が行われる地

写真:白うさぎ

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農家レストラン「風和里」があるのは、渕名という集落です。遠くから見るほど急峻では無い所もあって、そこに建物が建っています。
畑や民家に囲まれた、静かな環境にあります。

世界農業遺産に認定されている傾斜地農業が行われる地

写真:白うさぎ

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吉野川方面を眺めると、天気の良い日には淡路島まで見通せる絶景が広がります。農家レストラン「風和里」では、この絶景を見ながら食事が楽しめます。

手前には、傾斜地に茶畑が見えますが、「風和里」で席に着くと出されるお茶は、この茶畑のものです。こくのある煎茶の美味しさに最初に驚かされます。

付近の畑では、野菜やそば、雑穀など様々な物が少しずつですが栽培されています。この地元の野菜が料理として提供されます。

ところで、どうして山の上の方に集落があるかというと、地層的に山の上でも水が得やすいことや、畑の肥料とする茅(かや)等が多くあることなど、様々な理由で、古くから集落が形成されています。
詳しくは、関連MEMOから徳島剣山世界農業遺産推進協議会のホームページを参照ください。

農家レストラン「風和里」

農家レストラン「風和里」

写真:白うさぎ

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農家レストラン「風和里」は、地域の野菜を中心とした料理を提供しようと、2017年7月に、地元農家さんと都会からのIターンの方が協力してオープンさせたものです。

山間部なので、車で訪れるしかありませんが、お店の人の丁寧な接客に移動の疲れも無くなります。

農家レストラン「風和里」

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店内は、屋内の座敷席と、屋外のテラス席とがあります。テラス席は冬場は囲われてストーブもあって暖かく、夏場には、窓が除けられて、外の空気に触れながら食事が楽しめます。

夏場に開放感のあるテラスでの食事は格別です。
心地よい風が通り抜けていきます。

農家レストラン「風和里」

写真:白うさぎ

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席に着くと、最初に地元産の煎茶が出されます。
訪れる人皆さんが美味しいというお茶です。
取材日は、春ということで、桜入りです。

野菜たっぷりの料理をいただく

野菜たっぷりの料理をいただく

写真:白うさぎ

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メニューは、地元の野菜がふんだんに使われた、週替わりの「風和里定食」のほか、品数を少し減らし価格を低くしたものや、日替わりの定食などもあります。写真は、「風和里定食」です。これに茶碗蒸しが付いています。

菜の花や椎茸、ゴボウなどの野菜天ぷらをメインに、雑穀入りのご飯、野菜サラダや春野菜にゼンマイも入った白和えの小鉢など、野菜たっぷりです。

また、汁物は、そばの実がその形のまま入った「そば米汁」。この地域ならではの料理です。

野菜たっぷりの料理をいただく

写真:白うさぎ

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別の日の「風和里」定食です。
メインは、キクイモ入りハンバーグ。コリコリとしたキクイモの食感がうれしいですね。

雑穀ご飯はコキビ入りです。この地域では昔から傾斜地の農地で雑穀の栽培が盛んでした。

野菜たっぷりの料理をいただく

写真:白うさぎ

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さらに別の日の「風和里」定食です。
メインは野菜春巻き。野菜がいっぱい詰まっています。そして、タケノコやインゲン豆の小鉢などが並んでいます。

傾斜地集落の中で育てられた野菜を使った料理は、「そば米汁」や「雑穀入りご飯」など昔ながらのものもあれば、「春巻き」や「ハンバーグ」のような現代風なものもあったりと、いろんな料理が楽しめます。どれも美味しくてヘルシーです。

また、食事だけでなく、パンケーキやコーヒーなどの喫茶メニューも用意されています。
休日には多くのお客さんが訪れるので、事前に席の予約をして訪れるのが安心です。

独特の山間集落風景を楽しむ

独特の山間集落風景を楽しむ

写真:白うさぎ

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食事の後は、付近を散策するのもいいです。
写真は「風和里」付近からのものです。日本の中でもあまり見られない、山間傾斜地の集落風景が広がります。
斜面の農地で耕作したり、収穫したりする様子に出会えるかもしれません。

また、この場所で泊まってみたいという人には、すぐ近くに農家民宿「山本屋」というのがオープンしています。

独特の山間集落風景を楽しむ

写真:白うさぎ

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「風和里」への道中には、このような風景にも出会えます。
にし阿波地域独特の伝統文化の一つに、集落ごとにお堂が造られているというのがあります。

信仰の場であったり、寄り合いの場であったりと、多目的施設として、古くから使われてきたものです。大きな木とともに有ることが多いですね。トトロが出てきそうな雰囲気です。

独特の山間集落風景を楽しむ

写真:白うさぎ

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お堂は今も現役で使われています。掃除したり修理したりと集落で大切に守られています。

この他、道中には、四季折々の山の風景や花々、傾斜地畑の様子など、山間部ならではの見所がたくさんあります。

独特の山間部の風景や暮らし、世界農業遺産に認定された農業の営み、そして美味しい野菜を中心とした料理を体感してみてください。お腹も心も、きっと満足されることと思います

農家レストラン「風和里」の基本情報

住所:徳島県美馬市穴吹町口山字渕名307
電話番号:0883-56-0725
アクセス:JR穴吹駅から車で約20分

2019年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2018/06/24−2019/03/24 訪問

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