4時間かけて剣尾山に登って、目指せ!大阪の名湯・能勢温泉

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4時間かけて剣尾山に登って、目指せ!大阪の名湯・能勢温泉

4時間かけて剣尾山に登って、目指せ!大阪の名湯・能勢温泉

更新日:2019/03/28 11:39

SHIZUKOのプロフィール写真 SHIZUKO 舞台演出者

縦に長い大阪府のテッペンと呼ばれる能勢町。能勢町と京都府亀岡市の境にあるのが標高784メートルの剣尾山。ほぼ自然林が続く登山道の途中には、岩壁もあり、変化にとんだ道中が飽きることなく楽しめる山。山頂手前の月峯寺跡は広々となだらかで、かつて大勢の僧でにぎわったであろう姿を想像させてくれます。大岩が点在する頂上からは360度の展望。横尾山を経て、やや急な道を下っていくとお楽しみの能勢温泉に到着です。

登り始めるとすぐに…

登り始めるとすぐに…

写真:SHIZUKO

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剣尾山に登るための登山口は3ヵ所ありますが、最もポピュラーなのは行者口登山口。能勢電鉄山下駅から阪急バスに乗ってアプローチします。行者口のバス停から玉泉寺の横を通って、左手に近年人気のグランピング施設を観ながら進むと、トイレが目印の登山口に到着。

登山口には、吉野の大峯山に対して、摂津大峯と呼ばれている行者山の行場の案内板があり、今から行く道は、修行の道なのだと認識することでしょう。

登り始めるとすぐに…

写真:SHIZUKO

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整備された丸太階段の道を登っていくと、まず初めに毛抜き岩と毛抜塔が現れます。修行の初めに頭を丸め、身を清める場所です。

登り始めるとすぐに…

写真:SHIZUKO

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しばらく登ると巨大な大日岩。大日如来が刻まれている磨崖仏です。

役の行者が開山した行者山

役の行者が開山した行者山

写真:SHIZUKO

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各地に足跡を残している修験道の開祖・役行者。近畿一円にゆかりの社寺が多くあります。

この行者山には669年に入山し、行場を開きました。その後、平安時代に理源太師が登拝し、行場を復興させ、行場開設から千年後の江戸時代に入り、大日如来や不動明王などの多くの磨崖仏が大岩に刻まれ、修験の行場としてふさわしい体裁が整えられました。

役の行者が開山した行者山

写真:SHIZUKO

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本堂には不動明王、役行者、理源太師が祀られています。本堂の奥から行場巡りをすることが出来ます。

「のぼり岩」「とび岩」「まわり岩」「胎内くぐり」「蟻の戸渡り」など、岩を使った行場が点在しています。体力と脚力に自信のある方はチャレンジするのも楽しいでしょう。ですが、無理は禁物。危険だと感じたら、絶対に挑戦しないでください。

役の行者が開山した行者山

写真:SHIZUKO

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行場に行かない時は、大岩に添った細い登山道を進んでいきましょう。

やがて左手に「東の覗き」。18.75メートルの巨石の上からの眺望は絶景です。

いにしえの山岳寺院・月峯寺趾

いにしえの山岳寺院・月峯寺趾

写真:SHIZUKO

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行者山を後にすると、歩きやすいのどかな山道。炭焼き窯跡があり、風の峠に来れば前方に剣尾山が見えます。

少し急な階段を登り切ると六地蔵が現れ、右手には岩陰地蔵も。

いにしえの山岳寺院・月峯寺趾

写真:SHIZUKO

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すると、急に平坦で広々した場所に差し掛かります。落ち葉に埋もれた灯篭。見渡すとあちらこちらにかつての寺院の面影が。

いにしえの山岳寺院・月峯寺趾

写真:SHIZUKO

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剣尾山の山頂直下に広がっていた山岳寺院・月峯寺跡です。本堂をはじめ十数棟の一大伽藍が広がり、平安時代の土器も発見されていて、古くから人々の信仰を集めていた場所だとわかります。

山頂まで行くと風が冷たい時期には、ここでランチタイムを取るのがお勧めです。

剣尾山から横尾山を越えて

剣尾山から横尾山を越えて

写真:SHIZUKO

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月峯寺跡からひと登りで、いよいよ絶景広がる剣尾山山頂に到着。

磐座を思わせる巨石が点在する広々した山頂からは、360度の大パノラマ。

剣尾山から横尾山を越えて

写真:SHIZUKO

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次に目指すのは横尾山。反射板のあるピークで振り向けば、今、登った剣尾山。

少し下って、登り返すと二等三角点のある横尾山山頂。実は剣尾山より1メートル高いのですが、眺望はありません。

剣尾山から横尾山を越えて

写真:SHIZUKO

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道が突き当たり、フェンス沿いに左折して急坂を下り、鉄塔の下あたりまで来ると、行者山から剣尾山の先ほどまで歩いてきた道が見渡せます。

緩やかにアップダウンしながら岩場などを越えて、下っていくと「頂上広場」に到達。ここから下は「21世紀の森」として整備されています。能勢の郷を目指して下りきると能勢温泉に到着です。

サラサラの温泉・能勢温泉

サラサラの温泉・能勢温泉

提供元:能勢温泉

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およそ4時間の登山の後は、なんといっても温泉。登山の喜びの大きな要素。山の中の秘湯へ入るために、山を登る人もたくさん。

能勢温泉は大阪から公共交通機関で来ることが出来るので、秘湯には当てはまらないけれど、山に囲まれた、自然豊かな温泉はとても落ち着きます。

サラサラの温泉・能勢温泉

提供元:能勢温泉

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湯船につかってみると、お湯がとってもさらさらしているのにびっくりするでしょう。このサラサラとした湯感は、天然ラジウム温泉でカルシウムをたっぷり含んでいるから。内湯には、加水・加温をしていない源泉風呂があります。加温したお場と、やや冷たい源泉風呂と交互に入れば、疲労回復効果抜群。

雄大な自然の景色を望みながら入る庭園露天風呂は格別。能勢の里山の澄んだ空気がとてもおいしく、日頃の疲れも登山の疲れもさっぱりと洗い流してリフレッシュできるでしょう。

サラサラの温泉・能勢温泉

写真:SHIZUKO

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リーズナブルな宿泊プランや日帰り温泉プラン、ランチバイキングもあり、蛍の時期には「ホタル観賞ツアー」もあるなど、多彩な楽しみ方のできる能勢温泉です。

無料の送迎バス(要予約)もありますから、気軽に行ける里山温泉です。

能勢温泉の基本情報

住所:大阪府豊能郡能勢町山辺409−81
電話番号:072-734-0041
アクセス:阪急電鉄池田駅および能勢電鉄山下駅から無料定期送迎バス、または阪急バス能勢の郷下車

2019年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2019/03/23 訪問

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