山梨県・鳴沢村の国道139号線沿いに「道の駅なるさわ」があります。富士五湖のほぼ中心にあり、観光スポットである氷穴や風穴からもほど近い場所に位置し、アクセスのよい場所。人気の観光地・山梨県の河口湖と静岡県の富士宮市を結ぶ道路沿いで、訪れる人も多いため、駐車場は常に混雑気味。地元産の朝採り新鮮野菜や、山梨名物・ほうとうなどの土産物が販売されています。
富士山をほぼ真南に捉えられるロケーションで、晴れた日には、道の駅から富士山がよく見え、カメラを構える人も多くみられます。
道の駅なるさわには、富士山に詳しくなれる入館無料の「なるさわ富士山博物館」や、地面にぽっかり口を開けた溶岩樹型を見ることのできる自然探索路があり、道の駅の南側には富士山がよく見える日帰り温泉「富士眺望の湯ゆらり」など、ドライブがてら立ち寄りたい施設がそろっています。
「なるさわ富士山博物館」は富士山の成り立ちや歴史を学べる、入館無料の博物館です。博物館前には、人の身長よりも大きなローズクオーツやヒスイ、レッドジャスパーなどの巨大パワーストーンも展示されています。一緒に写真を撮ってパワーをもらってみませんか?
展示室を入ってすぐのT-REXエリアでは、暗い室内に巨大な恐竜の顔が浮かび上がり、迫力たっぷりにお出迎え。続くマウント富士シアターではCGや空中撮影を使用し、富士山のいろいろな表情を紹介していきます。
その他にも、巨大で透明な富士山模型を使って、富士山内部のマグマや地下水など富士山を詳しく紹介してくれます。富士山に関連したいろいろな疑問に答えてくれるモニター展示なども。世界各国から集められた珍しい石を紹介するコーナーもあります。
山梨では昔から宝石産業が盛んで、水晶などの加工も盛んに行われてきましたが、なるさわ富士山博物館でも、水晶の原石や天然石、パワーストーンの販売がされています。
なるさわ富士山博物館のすぐ横には、溶岩樹型を見られる1周1.5キロほどの有料の自然探索路があり、散策することができます。溶岩樹型とは富士山が噴火した際、流れた溶岩が樹木を包んで冷え固まった後、樹木が腐ったり燃えるなどして、なくなったため、樹木の形だけが空洞になって残ったものです。
探索路はぐるっと1周すると25分、じっくり見ようとすると50分程度。地面には溶岩樹型がぽっかり口を開けています。大きいものから小さいものまで、さまざまな溶岩樹型ですが、大きいものは最大で2メートルから3メートルくらいのものも。
溶岩樹型は通年で見ることができますが、散策するのにおススメの季節はミツバツツジが咲く季節です。ミツバツツジはその年によって開花時期が前後しますが、平年は4月中旬からゴールデンウイークまでくらい。通常であれば、ゴールデンウイーク近辺が見頃になります。この時期にはつつじまつりも開催され、自然探索路も無料開放されます。
道の駅なるさわの南側に日帰り入浴施設「富士眺望の湯 ゆらり」があります。お天気の良い日には、富士山を眺めることができる露天風呂が売りです。露天風呂の他にも、週代わりで違う香りが楽しめるアロマな「香り風呂」、富士山の溶岩を使用した「洞窟風呂」など16種類の温泉が楽しめる人気の施設です。
ゆらりでは、お座敷お食事処「お狩場」で、蒸気機関車SLが運んできてくれる山梨名物・ほうとうを味わうこともできます。
「富士眺望の湯 ゆらり」に関しては、関連MEMOに詳しい記事をリンクしていますのでご覧下さい。
住所:山梨県南都留郡鳴沢村8532-63
電話番号:0555-85-3900
アクセス:
(車)中央道 河口湖IC下車、国道139号線を富士宮方面へ約10分
(電車)JR新宿駅より中央本線で大月駅下車。富士急行線に乗り換え、河口湖駅で下車。本栖湖方面行バスで富士緑の休暇村前下車 ※無料送迎バスあり
2019年4月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/4/19更新)
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