写真:藤田 聡
地図を見る又兵衛桜は、大河ドラマ真田丸にも登場した戦国武将・後藤基次(通称:後藤又兵衛)が名前の由来。定説では大坂夏の陣で討ち死にした事になっていますが、この地方には生き延びたという伝説があり、ここが屋敷跡だと伝わる事から又兵衛桜と呼ばれます。
石垣の上に一本桜があり、下まで枝が垂れ下がっています。この石垣とのコラボが又兵衛桜のトレードマークであり、最初の観賞ポイントです。
写真:藤田 聡
地図を見る又兵衛桜は一本桜自体が美しいだけでなく、周辺の広範囲が全て美しいのも特徴です。石垣の他に目立った人工物は殆どなく、自然の野山に囲まれた環境は素晴らしいの一言です!
写真:藤田 聡
地図を見る又兵衛桜の手前には、菜の花が植えられています。これはテラス護岸と呼ばれ、手前の川の護岸工事によるもの。コンクリートの巨大な堤防で風景を台無しにしない工夫は、本当に有り難い限りです!
写真:藤田 聡
地図を見る又兵衛桜の周囲にはコブシも植えられ、晴天の小春日和の日には絵に描いたような美しさ。一本桜だけでなく、周辺環境の美しさも合わせて観賞しましょう!
写真:藤田 聡
地図を見る又兵衛桜は周辺まで含めた広い視点で見ても絶景ですが、単独でアップで見ても美しさが際立ちます!
この写真は右側のコブシをカットしていますが、それでも手前の菜の花と裏手の桃林、下部の石垣と一本桜がコラボしています。
写真:藤田 聡
地図を見る又兵衛桜をさらにアップで見ると菜の花は見えなくなりますが、背後の桃林と下部の石垣はしっかり見えます。この3点セットで一本桜が構成されているのではと思う程、切っても切り離せないコラボ関係です!
写真:藤田 聡
地図を見る又兵衛桜をもっとアップで見ても、背後の桃林と下部の石垣は視界に入ります。横から見れば写真のように、手前のコブシとコラボさせる事も可能。
一本桜は周辺を一周して様々な角度から眺めて、生命力を感じさせる太い幹と枝ぶりの見え方の微妙な変化を楽しむもの。しかし、又兵衛桜では周辺の花とのコラボが、連続的に明確な変化をするのが最大の魅力。まるで一本桜の万華鏡です!
写真:藤田 聡
地図を見る又兵衛桜は裏手にも回り込んで、一周出来るようになっています。、裏側からは桜があまり見えないので、横からの風景がポイント。特に右側は石垣が少なく開けているので、花見に最適です!
写真:藤田 聡
地図を見る裏側から又兵衛桜が見えるのは、桃林の入口まで。桜の背後に民家や駐車場の車が見えて、いかにも裏側という光景ですが一度は見ておきましょう。
写真:藤田 聡
地図を見る又兵衛桜の裏側にある桃林は、濃い桃色の花が印象的。まさに春を実感する桃の花を見るだけでも、裏側まで行く価値があります。
写真:藤田 聡
地図を見る又兵衛桜は非常に有名な一本桜なので、見頃時期には非常に多くの花見客で賑わいます。周辺には軽食の屋台も登場し、昼食を食べる観光客も多数。お花見らしい賑わいを楽しめます。
写真:藤田 聡
地図を見る一方で早朝は、写真撮影目的のカメラマンが黙々と撮影しています。同じ場所とは思えない程、閑散としていますが、観光客が写り込まない写真を撮影するには、早朝から行くのが一番。インスタ映え狙いなら、この時間帯が断然おすすめです!
又兵衛桜の周辺には、他にも花見名所が多数あります。特に有名なのが佛骼宸フ千年桜。宇陀市ホームページ「宇陀の桜ナビゲーション」を参考に、花見巡りを楽しめます!(記事最後の「関連MEMO」内にリンクあり)
住所:奈良県宇陀市大宇陀本郷
電話番号:0745-82-2457(宇陀市観光協会)
例年の桜見頃時期:4月上旬〜4月中旬
夜桜ライトアップ:なし
アクセス:近畿日本鉄道大阪線榛原駅から大宇陀行きバス20分、終点下車徒歩20分
2019年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/12/12更新)
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