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写真:肥後 球磨門
地図を見る宮崎市の亀井山にある生目(いきめ)神社。「生目」の名の由来は諸説ありますが、その一つが平家の勇猛な武将であった藤原景清にまつわるものです。
壇ノ浦の合戦の後、景清は源氏に捕らえられ源頼朝にその武勇を惜しまれ日向(いまの宮崎)への赴任を命じられました。日向に赴任した影清は仇である源氏の繁栄を見たくないと、自らの両眼をえぐって空に放り投げてしまいます。その目が落ちた場所に建てられた神社ということから名前を「生目神社」としたと伝わっています。
写真:肥後 球磨門
地図を見る御神祭は応神天皇と藤原景清(平景清)です。昔から「日向の生目様」といわれ眼病の神様として全国的に有名な神社で、九州はもとより遠くは北海道からも祈願のために参拝者が訪れるパワースポットになっています。
写真:肥後 球磨門
地図を見る社殿の裏には、景清が投げた目が引っ掛かったとされる「目かけの松」の株が残っています。いくら仇の栄華を見たくないとしても両眼をくり抜くのは尋常ではないですが、この場所で壇の浦の戦いのあとの源氏の繁栄と平家の滅亡に思いをめぐらせてはいかがでしょうか。
写真:肥後 球磨門
地図を見る境内には宮崎県の巨樹百選に選ばれた大イチョウをはじめ、宮崎市の天然記念物に指定されている神木のオガタマノキとクスノキの巨木がそびえ立っています。写真は大イチョウで、幹回り6.2メートル、樹高34メートル、そして樹齢300年という生目神社を代表する巨木です。
写真:肥後 球磨門
地図を見る写真は本殿の左手に回り込むと見える巨大な「黄心樹(オガタマノキ)」木です。この木は古代の装飾品である「勾玉」に似た実を付ける珍しい木で、古代より神木とされています。幹周りが3.2メートル、高さが17.5メートル、四方に枝を伸ばしたとても大きな木で、宮崎県内にあるオガタマノキの中で最大のものです。不思議なパワーを感じるような、この大きな幹を抱きかかえるようにして巨木からのパワーをいただいてはいかがでしょうか。
写真:肥後 球磨門
地図を見る写真は、オガタマノキと対をなすかのように本殿の右手にそびえている巨大なクスノキです。幹周り8.65メートル、高さ25メートルととても大きな木で、やはり自然のパワーがあふれているように感じます。
これら3本の巨木は明治時代、政府から伐採するよう通達がありました。そのとき、神社や氏子たちが米3石8斗を出し合い、これと引き替えに伐採を免れたと伝わっています。3石8斗といえば当時の成人のおよそ4年間に消費する米の量と同じです。いかに神社や氏子がこの巨木を大事にしていたかが伝わるエピソードです。
写真:肥後 球磨門
地図を見る境内の脇にご神水が湧く場所へと続く急な階段があります。降り口がちょっと分かり難いですが「日の出商店」が目印。その横の階段を下っていきましょう。
写真:肥後 球磨門
地図を見る階段を下りて右手に見えるのがご神水です。水量は多くないですが、長年枯れることなく湧き出るこの水で、目を清めたりお茶を沸かして飲み眼病治癒を願ったことから、この湧き水の効能を生目神社の名前にしたとも伝わっています。
写真:肥後 球磨門
地図を見る生目神社が鎮座する亀井山はシラス台地になっていて、その層で濾過された水はミネラルが豊富でとても美味しくいただけます。水汲み用のペットボトルなどを持参して持ち帰ってはいかがでしょうか。
写真:肥後 球磨門
地図を見る社務所では数多くの眼病・健康・厄除けなどのお守りが置かれています。どのお守りを受けようかと迷うほど沢山の種類があります。
写真:肥後 球磨門
地図を見る数あるお守りの中でおススメなのが「目だるま」です。目が飛び出ることで眼病に効くのはもちろん、「目が出る」ということで運気上昇にもご利益があるといわれています。
縦横1.5センチほどのとても可愛いお守りですが、見た目以上にご利益がありそうです。顔を下に向けると両目が飛び出てくるこのお守りの力で、全てに於いて「目が出る」といいですね。
生目神社では毎年10月10日の「目の愛護デー」に、めがねの供養祭がおこなわれます。お世話になった眼鏡を持参して供養してもらうのもおススメです。
住所:宮崎県宮崎市大字生目345
電話番号:0985-47-8272
アクセス:宮崎西ICから宮崎方面へ10分、JR宮崎駅より車で20分
2019年4月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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