かき氷のご紹介の前に、まずは赤福餅と御福餅の関係を。
赤福餅というと、人気も知名度も全国区。柔らかいお餅をこしあんでくるんだもので、波状の模様は伊勢神宮のそばを流れる五十鈴川を模していると言われます。伊勢神宮の近くにも店舗があり、お店で赤福餅を食す方もいれば、おみやげに買って帰る方も。お伊勢参りには欠かせないグルメのひとつです。
それでは、写真。これ赤福餅だと思いますよね?ですが実は「御福餅」というお餅です。形状も味も非常に良く似ていますが、こちらも昔からあるお餅で、赤福餅とはまったく異なるお店で、歴史を重ねてきました。食べ比べると、赤福餅に比べてやや甘味があっさりしている気もしますが、情報ゼロで食べ比べると当てる自信はありません。
ちなみに、御福餅の表面の模様は、二見ヶ浦の波を模していると言われます。
赤福餅と御福餅、良く似た二つのお餅ですが、夏場に冷たい甘味を提供しているところも一緒。暑い時期なら、やっぱり季節限定メニュー、冷たい甘味を食べ比べるのがオススメです!
それではまず、赤福氷からご紹介。こちらは抹茶のシロップがふんだんにかかっていて、食べ進むと奥から赤福餅が現れます。
これは、ただ赤福餅を入れているだけでなく、冷たくしても固くならないように特別に作られた餅なのだとか。細かな配慮が嬉しいですね。あっさりとした甘さは、お伊勢参りで疲れた体をじんわりと癒してくれます。
赤福の夏季限定メニューでは、そのほかに冷やしぜんざいもあります。各店舗によって、食べられるスケジュールやメニューは少しずつ異なりますので、ぜひチェックしてみてください。例年、9月末まで食べられます。
続いて、御福氷のご紹介。御福氷は、みぞれ味のかき氷にどどんと御福餅が2つ、上に乗っています。赤福氷と大きく違うのは、濃い抹茶が添えられており、好みに合わせてかけながら食べるスタイル。あっさりめがお好きな方や、好みに合わせて食べ方をアレンジしたい方には良いですね。
また、御福餅には「お福アイスマック」という夏にぴったりの商品もあり、人気です。内容は簡単に言うと「あずきバー」なのですが、上品な甘さがクセになる逸品。かき氷とともに、ぜひ夏には味わってほしい味覚です。
御福餅は、地元では人気のある昔ながらのお店ですが、全国的な知名度では赤福の方が上。そのため、時間・店舗によっては長い行列ができる赤福と比べると、入りやすい「穴場感」も魅力です。人が多そうな時期は、あらかじめ「御福餅」に狙いを定めて行ってみるのもオススメです。
では最後に、これらの甘味が食べられる店舗のご紹介です。赤福は伊勢神宮の内宮、外宮近くに店舗があるほか、支店も数多くあります。ただ、赤福氷、冷やしぜんざいなどの一部メニューは販売店舗が限定されていますので、事前にホームページなどで調べてから足を運んでくださいね。
御福餅は、お餅の取り扱いはSAなどでも行っていますが、御福氷などは本店である「御福餅本家」でいただきます。
お伊勢参りの最中にスケジューリングして行きやすい店舗を選んで下さいね。
オススメとしては、車のある方なら二見まで行くこと。二見には、伊勢神宮ゆかりの「二見興玉神社」や「夫婦岩」がありますので、お伊勢参りの一環として訪れる方も多いでしょう。
二見には赤福と御福餅の店舗がどちらもあるのですが、歩いて30秒の距離。まとめて食べ比べをするならぴったりの立地です。写真は御福餅本家の店構えですが、なかなかに歴史を感じる建物ですよね。
ご参考までに。
暑い夏の観光には体力が必要!でも、名物グルメでほどよくチャージしながら乗り切るのも、旅の楽しみのひとつ。
暑い夏はお伊勢参りもなかなかに大変ですが、上手に休憩も楽しみながら参拝を終えられると良いですよね。見た目にも涼やかなかき氷はそんな夏のお伊勢参りにぴったり。ぜひ、味わってみてくださいね。
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(2023/12/4更新)
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