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写真:Etsuko Ciao
地図を見るテルミニ駅から徒歩10分のレーゴリは、1916年に創業した老舗パスティチェリア(お菓子屋)です。レーゴリ家が始めて、現在は3代目のカルロさんがオーナーを務めています。お店のお菓子は、カルロさんの祖父母が創業して以来のレシピを現在も守り続けています。ローマ市内で人気の老舗で、午前中からお客様が続々来店しています。
レーゴリの特徴は、バールとパスティチェリアが隣同士で並んでいること。二つのお店は壁でふさがっているので、それぞれが独立した店舗です。オーナーのカルロさんがバール、奥様がパスティチェリアを担当されています。
写真:Etsuko Ciao
地図を見るお客様で大混雑のバール内、オーナーのカルロさんは常に笑顔を絶やすことなく、バリスタへ指示をしながら自らも率先して手際よく仕事をこなされています。
写真:Etsuko Ciao
地図を見るカルロさんのバールは、店内はシャンデリアとクリーム色の壁で、大人エレガントな雰囲気。若い方から年配の方まで幅広い年齢層のお客様で賑わっています。バールが最も混むのは午前中で、通常6時30分より営業ですが、10時を過ぎても朝食のために訪れるお客様が後を絶ちません。
テルミニ駅から徒歩圏内なので、地元の方々だけでなく観光客も多く来店されています。
写真:Etsuko Ciao
地図を見るバールのショーケース内には沢山の甘いパンと、小菓子がありますが、カルロさんが一番おすすめなのはローマ名物「マリトッツォ(Maritozzo)」です。マリトッツォは、甘い生クリームをコッペパンにふんわり乗せたお菓子パン。ローマっ子も大好きなパンです。実はレーゴリはマリトッツォの有名店として雑誌やネットで何度も紹介されているのです。
食べるなら朝食に。昼過ぎには売り切れてしまうことが多いです。
マリトッツォは生クリームをたっぷり乗せているので、1個いただくとお腹にずっしりたまります。男性でも2個は難しいという人がほとんど。これを聞いて「1個は多くて食べれないかもしれない。」と思われた方、そんなご心配はなさらずに!ハーフサイズも販売されています。レギュラーサイズは1個2.5ユーロ、ハーフサイズで1個1.2ユーロです。
写真:Etsuko Ciao
地図を見るバールでの朝食にはカプチーノと甘いパンが定番です。混雑している人の波をかきわけ、カウンター最前列に行きオーダーをしましょう。バリスタが順番に用意して、カウンターへ持ってきてくれます。食事が済んだらお会計をします。(お店によっては先に会計を済ませてから、バリスタにオーダーするバールもあります。)
写真:Etsuko Ciao
地図を見るバールの後は、そのままお隣のパスティッチェリア(お菓子屋)へ行きましょう。こちらはカルロさんの奥様が店頭にいらっしゃいます。縦に長い店内はショーケースが手前から奥へと並んでいます。お客様は次々来店されて、客足が途絶えません。オーダーするまでの間、日本ではあまり見かけないイタリアのドルチェをじっくり見るのもおすすめです。
写真:Etsuko Ciao
地図を見るイタリアといえばジェラートが有名過ぎるほど有名ですが、観光の合間にドルチェもぜひ食べてみて下さいね。レーゴリは、イタリアで定番のパイ、クロスタータ(crostata)が人気です。写真のショーケース下段にある丸いパイで、ジャムの甘酸っぱさについつい進んでしまいます。
ショーケースの上段には、数種類のクッキー、マロングラッセのチョコレートかけ、オレンジピールのチョコレートかけ等あり、少量から購入できます。
中段は、お米を使ったブディーニ・ディ・リーゾ(budini di riso)、リコッタチーズが中に入ったパンツェロッティ・ディ・リコッタ(panzerotti di ricotta)、ティラミス等のイタリアのお菓子があります。
写真:Etsuko Ciao
地図を見る店内の壁には、これまで掲載された雑誌記事が飾られています。その中には日本の雑誌もあります。
写真:Etsuko Ciao
地図を見る人気はカンノ―ロ cannolo(複数形はカンノ―リ cannoli)。カンノ―ロはシチリア発祥のお菓子で、映画「ゴットファザー」の中でもカンノ―ロを食べるシーンが紹介されています。今ではイタリアで広く見かけるようになりました。サクサクの生地にリコッタチーズをふんだんに詰め込んだお菓子です。イタリアのカンノ―ロは、日本で見るカンノ―ロより大きいですよ!
写真:Etsuko Ciao
地図を見る写真の左側アラゴスタ(aragosta)は、日本ではあまり見かけません。(複数形はアラゴステ aragoste)
ナポリの伝統菓子で、外側の生地がパリパリと少し硬めで中にはカスタードクリームがたっぷり入っていて、食べ応えがあります。同じくナポリの伝統菓子で貝型のスフォリアテッラに良く似ており、スフォリアテッラの長いバージョンというとイメージしやすいです。店内には、スフォリアテッラもありますので見比べて大きさの違いをみると楽しいですね。
写真:Etsuko Ciao
地図を見るラム酒にしっかりと浸かったババ(baba)もナポリの伝統菓子。ブリオッシュ生地で洋ナシの形に似ています。レストラン等で生クリームを添えて提供されています。ババも今では広範囲のイタリアで食べられています。
写真:Etsuko Ciao
地図を見るバールもパスティッチェリアも一度で両方楽しめるレーゴリ、いかがですか?バールのショーケース内のお菓子類は、全てお隣のパスティッチェリアで作られていますから味は抜群です。
観光の合間に、バールで飲み物と一緒に絶品ドルチェをいただいて休憩されませんか?
テルミニ駅の近くに宿泊される方でしたら、レーゴリで朝食をとられてみてはいかがでしょう?イタリア生活の一部体験としてもおすすめです。土日は平日より混雑しますので、時間に余裕をもって訪ねてみて下さいね。
住所:Via dello Statuto, 60, 00185, Roma
電話番号:+39-06-487-2812
営業時間:6:30 – 20:20
*休業日、営業時間は念のため店舗へ直接ご確認下さい。
2019年4月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2022/5/28更新)
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