見渡す限り400haに広がる!埼玉県入間市「金子台」の茶畑が壮観

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見渡す限り400haに広がる!埼玉県入間市「金子台」の茶畑が壮観

見渡す限り400haに広がる!埼玉県入間市「金子台」の茶畑が壮観

更新日:2019/04/09 16:57

沢原 馨のプロフィール写真 沢原 馨

埼玉県入間市の西部、霞川の南に位置する「金子台」には、見渡す限りの茶畑が広がっています。その面積は約400haにも及び、全国的にも珍しく、ひとまとまりの茶畑としては関東以北最大の規模なのです。茶畑の中の道を歩けば、周囲には一面の茶畑が雄大に広がります。圧巻の風景です。「狭山茶」の一大産地、金子台の茶畑を訪ねてみませんか?

見渡す限りに茶畑が広がる圧巻の風景を見よう!

見渡す限りに茶畑が広がる圧巻の風景を見よう!

写真:沢原 馨

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埼玉県入間市の西部、霞川の南に横たわる台地が「金子台」。この金子台の北部、地図上で見ればちょうど霞川と圏央道に挟まれた地域には一面に茶畑が広がっています。その規模、約400haにも及ぶ広大さ。見渡す限りに茶畑が広がる風景は壮観ですよ!

見渡す限りに茶畑が広がる圧巻の風景を見よう!

写真:沢原 馨

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ここは、関東の人たちには耳馴染みのある「狭山茶」の一大産地。(「狭山茶」は埼玉県下全域で栽培される茶の総称で、特に“狭山市の特産品”というわけではないのです)。「狭山茶」は産業として成立する茶の栽培の北限。銘茶のひとつに数えられる「狭山茶」ですが、全国的な知名度が必ずしも高くないのは、地理的な要因で一番茶の収穫が遅く、収穫量も少なく、流通量が少ないからなのです。

見渡す限りに茶畑が広がる圧巻の風景を見よう!

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茶畑の中を抜ける道路を歩けば、周囲はどこを見ても茶畑が広がるばかり。視界のずっと先まで茶畑が広がり、その向こうに遠い山並みが霞んでいます。美しい風景です。茶を霜の害から防ぐための防霜ファンが立ち並ぶ光景も興趣のあるものです。

「入間茶業公園」を訪ねてみよう、展望デッキからの眺めが絶景!

「入間茶業公園」を訪ねてみよう、展望デッキからの眺めが絶景!

写真:沢原 馨

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金子台の東部、茶畑が広がる一角に、「入間茶業公園」という名の小公園が設けられています。「公園」とは言っても、広場や遊具などはなく、小高い丘と展望デッキが設けられているだけです。この地域に広がる茶畑のシンボル的な意味合いの公園と言っていいでしょう。

公園内には「狭山茶の沿革」と題した案内パネルが設置されています。「狭山茶」の歴史などについて概略が記されていますから、ぜひ目を通して「狭山茶」について少し学んでおきましょう。

「入間茶業公園」を訪ねてみよう、展望デッキからの眺めが絶景!

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入間茶業公園の展望デッキに立てば、金子台に広がる茶畑を一望できます。少し視点が高くなっただけですが、茶畑の中の道から見るのとはずいぶんと印象が違って、400haという面積の広大さが実感できます。「茶畑と周辺風景」として「入間市景観50選」のひとつに選ばれている景観です。

「入間茶業公園」を訪ねてみよう、展望デッキからの眺めが絶景!

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西に目を向ければ、視界の遙か先まで茶畑が続いています。北には霞川の北に横たわる加治丘陵の緑が連なり、茶畑と美しい競演を見せてくれます。その風景は、もはや絶景。ぜひとも見てほしい風景です。

霞川の河岸も歩いてみよう!三輪神社にも参拝しておこう!

霞川の河岸も歩いてみよう!三輪神社にも参拝しておこう!

写真:沢原 馨

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茶畑の広がる金子台の北、加治丘陵との間を流れているのが霞川。霞川は青梅市の中央部が源流域、青梅市から入間市を貫くように西から東へ流れ、狭山市で入間川に合流する河川です。金子台の茶畑を訪ねたときには、ぜひ霞川の河岸も歩いてみましょう。のんびりとした河岸散歩が楽しめますよ。

霞川の河岸も歩いてみよう!三輪神社にも参拝しておこう!

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春から初夏、霞川は菜の花に彩られています。河原に咲く菜の花は、土砂と一緒にタネが運ばれてきたものでしょう。すっかり繁茂して霞川を春色に染め上げています。見事な景観ですよ。

霞川の河岸も歩いてみよう!三輪神社にも参拝しておこう!

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霞川の河畔、茶畑に囲まれて三輪神社が鎮座しています。三輪神社は千年以上の歴史を持つ古社。境内地にその由来が記されています。

昔、この辺りに「幾百歳の翁媼」が住んでいて、村人から国津神として敬われていたとか。承平6年(936年)、藤原秀郷がこの地で狩りをしたとき、翁の弾く琵琶の音を聞きつけ、訊ねてみたところ、「宇賀彦宇賀姫也五穀守護のためここに遊べり」と答えられたため、この地に社を建てて祀ったのが、この神社のそもそもの始まりだというのです。想像をかきたてられる伝説ですね。

「送電ファン」にはお馴染み、送電鉄塔が並ぶ名所!

「送電ファン」にはお馴染み、送電鉄塔が並ぶ名所!

写真:沢原 馨

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この金子台の茶畑、実はとてもマニアックな“名所”でもあるのです。金子台の道を歩いていると、茶畑の広がる中に建ち並ぶ送電鉄塔の姿に気付きます。この送電線は青梅変電所と豊岡変電所を繋ぐ、「豊岡線」と呼ばれる路線なのですが、路線の辿りやすさや風景の美しさなどから、「送電ファン」の間ではよく知られたところなのです。

「送電ファン」にはお馴染み、送電鉄塔が並ぶ名所!

写真:沢原 馨

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長閑な風景の中にそそり立つ送電鉄塔の姿の感じ方は人それぞれ。緑濃い風景に不似合いな人工物として興醒めに感じる人がいる一方、その独特の興趣に魅力を感じる人もいます。「送電ファン」や「鉄塔ファン」を名乗るほどのマニアでなくても、“送電鉄塔の建つ風景”に少しでも心惹かれる人なら、金子台の風景は必見ですよ!

「送電ファン」にはお馴染み、送電鉄塔が並ぶ名所!

写真:沢原 馨

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茶畑の中に建つ送電鉄塔、すぐ近くから見上げても良し、遠くから眺めても良し。横から眺めたり、路線方向に視線を向けて眺めたり、“送電鉄塔の建つ風景”はいろいろな表情を見せてくれます。長閑な田園風景と巨大な人工物との取り合わせ、不思議な魅力を漂わせています。

ゆっくりとハイキング感覚で楽しみたい茶畑の風景

ゆっくりとハイキング感覚で楽しみたい茶畑の風景

写真:沢原 馨

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金子台の茶畑への最寄り駅はJR八高線の金子駅。駅を降りて南へ向かえば台地の上に出て、周囲に茶畑の風景が広がります。入間茶業公園までは金子駅から最短距離を通っても3kmを超えます。先を急がず、ハイキング感覚で楽しみましょう。

金子駅から茶畑の風景を楽しみながらのんびりと入間茶業公園を目指し、帰りは三輪神社へ立ち寄りつつ、霞川の河岸なども歩いて金子駅へ戻るというのがお勧めルートです(もちろん、その逆でもOK)。

ゆっくりとハイキング感覚で楽しみたい茶畑の風景

写真:沢原 馨

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金子台の茶畑は観光地ではなく、あくまで農地。散策を楽しむときには私有地(農地)に立ち入らないよう、農作業の方の邪魔にならないよう、充分に注意しましょう。農作業の方を撮影するときには一声かけてから。柔らかそうな新茶の葉も、見るだけ、写真に撮るだけにしましょう。触れてはいけませんよ。

ゆっくりとハイキング感覚で楽しみたい茶畑の風景

写真:沢原 馨

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茶畑の風景は季節を問わず楽しめますが、やはり新茶の収穫を迎える八十八夜の頃は風情があってお勧めです。「狭山茶」の一大産地、入間市金子台の茶畑の風景、400haに渡って広がる壮観な風景を楽しむ田園散歩、楽しんでくださいね!

入間茶業公園の基本情報

住所:埼玉県入間市新久
アクセス:JR八高線金子駅から約3.5km(徒歩約1時間)

2019年4月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2017/04/30 訪問

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