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写真:美里 茉奈
地図を見る出雲大社の東京分祠があるのは、六本木駅から歩いてすぐ。写真は、最寄り出口である日比谷線・六本木駅の2番出口。出雲大社東京分祠へは、ここから歩いて1分ほどという立地です。大江戸線の六本木駅からは、7番出口を出て徒歩3分。いずれも駅からすぐの至便な場所。こんな大都会の真ん中に、由緒正しい神社があるのは不思議な気分ですね。
写真:美里 茉奈
地図を見るこちらが出雲大社の東京分祠。かなりコンパクトな作りになっています。ビルの中に分祠があるような造りになっているのは、1981年からの六本木地区における再開発によるもの。お参りする場所はこの3階です。
写真:美里 茉奈
地図を見る今でこそ、六本木ヒルズやミッドタウンといったビルや高級ホテルなどが立ち並ぶ六本木地区ですが、出雲大社東京分祠がこの地に居を構えた時には、何もなかった場所でした。
明治15年に出雲大社における出張所を東京に作ろうということになり、当初は麹町の神田神社内に分祠が作られました。しかしその後、その場所には英国大使館ができることになり、出雲大社東京分祠の永久維持計画として、六本木の土地を寄進されたのは明治22年のこと。
第二次世界大戦においては、練兵場が近くにあったために空襲も受けました。そして戦後は米軍基地になるなど、六本木は歴史の影響を大きく受けた場所でもあります。
写真:美里 茉奈
地図を見るさて、それではご参拝に参ります。出雲大社東京分祠の参拝時間は、午前9時から午後5時まで。参拝時間内は、自由に入ることができます。境内は3階部分なので、階段がつらい方は、奥にあるエレベーターを利用しましょう。出雲大社東京分祠は、基本的にあまり混みあう場所ではありませんが、初詣の日は別。境内に入るまで1時間ほどかかることもあります。
写真:美里 茉奈
地図を見る境内のまずは左側へ。手水舎にて手と口を清めます。柄杓を右手に持ち、まず左手、そして右手、左手に水をためて口をゆすいだら、もう一度左手を清め、最後に柄杓を立てて柄を清めるという順序です。
すべての工程を、1つの柄杓に注いだ水で行うので、ちょっとずつ水をかけるのがポイント。「清める」というのは、物理的に汚れを落とすというよりも、一連の動作を通じて心の雑念を払うというのが大事なのです。
写真:美里 茉奈
地図を見る手と口を清めたら「祓社」(はらいのやしろ・はらへのやしろ)へ。島根の出雲大社(以下、本社)では正門の「勢溜の鳥居(せいだまりのとりい)」をくぐり、参道を進むと、右側にある小さなお社です。東京分祠にもちゃんとあります。
祓社は、「祓戸四柱神(はらえどよはしらのかみ)」という神様が祀られていて、神殿に参拝する前に心身を祓い清める場所。階段を登ったらすぐ神殿にお参りしたくなりますが、神様にお会いする前にはその身を清めてから参りましょう。
写真:美里 茉奈
地図を見るこちらが東京分祠の御神殿。分祠というのは、同じ神様を分けていただいて祀っているものなので、こちらでお参りすることで、本社にお参りするのと同じことになります。
例えば、ろうそくの火で別のろうそくを灯しても、元の火と新しく着けた火は同じものですよね?元の火が本社、新しくつけた火が東京分祠だと考えるとわかりやすいのではないでしょうか。
写真:美里 茉奈
地図を見る出雲大社へのお参りは、「二拝四拍手一拝」。2回お辞儀をして、手を4回打ち鳴らし、最後に1回お辞儀です。最初の2回目のお辞儀の際に、自分が心に思っていることを祈念します。
10月の神無月には、出雲大社に八百万の神が集合して、縁結びのご神議を行うという故事から、出雲大社は「縁結び」の神様として広く知られるようになっています。しかし、「縁結び」というのはいわゆる恋愛関連のことだけでなく、広い意味で、あらゆるものとの繋がり、そしてそれによって生まれるものまでを差す、ということをご存知でしょうか?
例えば、男女の縁でいうと、出会って結婚したら縁結び完了!というわけではなく、そこから先に二人で何かを成し遂げるまでが「縁結び」。私たちは気軽に「縁結び」という言葉を使いますが、実は奥深い意味があるのです。
写真:美里 茉奈
地図を見るこちらは出雲大社東京分祠のおみくじ。おみくじにはいわゆる「大吉」や「凶」などの判定はありません。また、下段にある「通信」や「結婚」といった項目については、「今現在その予定をしている人」向けとなっています。
仮に「結婚:見合わすべし」とあったとしても、現在結婚の予定がない人には関係ない項目なので、気にすることはありません。自分が現在進行中の状況のみ確認しましょう。
写真:美里 茉奈
地図を見る出雲大社東京分祠では、本社と同じお守りや絵馬を手に入れることができます。手水舎の隣が社務所になっていて、お守りや絵馬、お札を販売しています。
写真:美里 茉奈
地図を見る絵馬も本社と同じ。蘇(よみがえり)の文字が入っているものは、本社の遷宮を記念して作成したもの、ウサギ柄のものは、因幡の白兎をモチーフにしたものです。他にも、縁結びのご祈祷を受けた方向けのえんむすび絵馬や、1月限定でその年の干支の絵馬も登場します。
また、右側の「幸運のこづち」と「むすび鈴」は東京分祠のオリジナルなので、東京分祠ならではのものを手に入れたいという方には、この2つがおすすめです。
写真:美里 茉奈
地図を見る出雲大社東京分祠の御朱印。こちらでは別紙の配布をしていないので、御朱印が欲しい方は必ず御朱印帳を忘れずに!もちろん、御朱印帳をその場で買うこともできます。出雲にはなかなか行くことができない方は、こうして分祠・分院にお参りすることで、しっかりと本社と同じご利益を得ることができますよ。
六本木の駅からすぐ近くと、アクセスも良い出雲大社東京分祠。六本木近辺にお出かけの際は、ぜひ気軽に立ち寄って、お参りしてみてはいかがでしょうか?
住所:東京都港区六本木7丁目18-5
電話番号:03-3401-9301
アクセス:
東京メトロ日比谷線「六本木」駅 2番出口、明治屋の前よりファミリーマートの角を右折、徒歩約1分
都営地下鉄大江戸線「六本木」駅7番出口、西公園の前を通り突き当たりを右折、徒歩約3分
参拝時間:午前9時〜午後5時
2019年4月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2021/4/22更新)
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