参拝するたびに心躍る!四季の風情を尊ぶ東京・大崎「居木神社」

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参拝するたびに心躍る!四季の風情を尊ぶ東京・大崎「居木神社」

参拝するたびに心躍る!四季の風情を尊ぶ東京・大崎「居木神社」

更新日:2019/04/13 15:56

Isao Noguchiのプロフィール写真 Isao Noguchi 著述業、観光検定教材製作者、ブロガー

JR大崎駅から程近い「居木神社」は、年中行事や祭事に四季の移ろいを実感できるスポットです。期間限定の絵馬や御朱印などは、メディアでも度々紹介されるほど人気があり、季節の旬がモチーフになっています。また「しながわ百景」にも選定され、縄文時代の遺跡とされる「居木橋貝塚」が残されています。月毎に参拝者を魅了する催しが行われているほか、地域の垣根を越えた交流も盛んなため、何度でも足を運びたくなる神社です。

富士山を拝むため?大崎地区の高台に遷座した意外な理由

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写真:Isao Noguchi

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居木神社(ゐるぎじんじゃ)の創建時期は定かではありません。古い記録によると現在の「居木橋」周辺、目黒川のほとりに鎮座していたようです。

当時は「雉子ノ宮」と呼ばれ、境内には「ゆるぎの松」と呼ばれた大木があったそうです。現在の境内にも御神木であるイチョウの樹が社殿近くに凛々しく生えています。

富士山を拝むため?大崎地区の高台に遷座した意外な理由

写真:Isao Noguchi

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社殿へと続く階段脇には溶岩積の密集する富士塚があります。「しながわ百景」に選定されており、歴史的に貴重な「居木橋貝塚」も残されています。4000年前にはこの地に人々の居住があったとされ、縄文時代の土器や貝塚などが出土しています。

富士山への参拝が女人禁制だった江戸時代、誰もが参拝を許された訳ではなかった為、この地から富士山を拝みました。現在の開発が進んだ大崎地区からは想像できませんが、遷座した高台から雄大な富士山を眺望できたといいます。

富士山を拝むため?大崎地区の高台に遷座した意外な理由

写真:Isao Noguchi

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鳥居を潜ると、左手に「手水舎」が置かれています。手水の作法や参拝の作法がイラスト入りで分かりやすく説明されており、参拝時にはこの水で両手を清め、口をすすぎます。

また、水が流れる獅子像も細部にまで彫刻が施されており、思わず見入ってしまいます。境内には江戸時代の石像物がいくつか残されており、北側参道の鳥居と末社御手洗の鉢は1792年、石灯籠は1845年に奉納されました。

自然美と伝統技術の融和!華麗な色彩に包まれる境内に驚嘆!

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写真:Isao Noguchi

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社殿前には境内に華を添える樹齢約80年の桜があり、春には参拝者を包み込むように淡いピンク色の桜が咲き誇ります。JR大崎駅から徒歩5分圏内にあるとは思えない程、境内は落ち着いた雰囲気が漂います。

境内にはベンチも設けられており、のんびりとしたひと時を過ごすことができます。地元住民の方も多く見受けられ、「大崎の鎮守」に相応しい心の拠り所となっています。

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写真:Isao Noguchi

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大崎地区随一の荘厳を極めた社殿は、関東大震災での被災や東京大空襲などにより一度は焼失しました。その後、氏子の尽力により1978年に現在の社が再建され、鮮やかな朱色の装飾は圧巻の一言に尽きます。

目黒川のほとりにあったとされる社殿は、浸水の被害に度々見舞われたそうです。その為、当時の氏子は高台へ社殿の遷座を決意し、今も地域では防災の大切さを語り継いでいます。

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写真:Isao Noguchi

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季節の節目や祭事には「提灯」が境内随所に並びます。7月下旬に催される納涼祭(盆踊り大会)や、8月下旬に斎行される例大祭などで提灯が架けられ、参拝者の目を楽しませてくれます。

特に桜の季節にはピンク色の提灯が並び、境内は幻想的な空間へ衣替えをします。また、夜の境内にともる提灯も風情があり、日中とは違った印象を与えます。

絵馬に施された粋な仕掛けとは?毎月限定の御朱印も必見!

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提供元:大崎鎮守 居木神社

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居木神社では「厄落とし」「災難除祈願」などの絵馬を頂くことができます。絵馬には氏名・年齢を記入し、自分で各絵馬に書かれた文字を「落として」絵馬掛けに結びます。その他にも「八方塞がり除祈願」「鬼門除祈願」などがあり、初穂料は500円です。

また、「良縁」を祈願するハート型にデザインされた「縁結び絵馬」も人気です。まさに「ハートを射抜く」作りとなっています!

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写真:Isao Noguchi

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社殿横には絵馬がズラリと並んでいます。2018年に放送されたドラマ『もみ消して冬』では、主人公の北沢秀作が絵馬を奉納するシーンにロケ地として登場しています。

メディアでもたびたび取り上げられ、問い合わせが殺到することも多いそうです。

絵馬に施された粋な仕掛けとは?毎月限定の御朱印も必見!

提供元:大崎鎮守 居木神社

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神社の授与品で絵馬と並んで人気なのが「御朱印」です。居木神社では月毎の御朱印に季節を象徴するモチーフのデザインが施されており、参拝者に好評です。しかも、月毎限定の御朱印を6ヶ月、1年分受けた方には記念品が贈呈されます!

毎月異なる御朱印を頂けるので月替わりが待ち遠しく、参拝の楽しみ方も広がります。さらに桜詣などで授与される「限定御朱印」もあり、そのバリエーションは多種多様となっています。絵馬・御朱印などは社務所で頂けますので、是非ご覧になってみて下さい。

神さまと人々を結ぶ場所。地域に寄り添う「居木神社」の想い

神さまと人々を結ぶ場所。地域に寄り添う「居木神社」の想い

提供元:大崎鎮守 居木神社

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居木神社には、遠方の地域や海外からも「神前結婚式」の問い合わせが多く寄せられています。格式が高く、厳粛な結婚式は人生の門出に相応しく、式当日は参拝者や地元住民の方々も見守る中、祝福ムードに包まれます。

静かな境内には雅楽の美しい音色が流れ、巫女に導かれて社殿へと進む「花嫁行列」は和の趣と伝統を感じさせます。

神さまと人々を結ぶ場所。地域に寄り添う「居木神社」の想い

提供元:大崎鎮守 居木神社

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赤ちゃんの成長を祝い、力強く泣くことで健やかに育つことを祈願するのが「一心泣き相撲」です。居木神社では「大崎場所」と銘打ち、大相撲力士が神事に参加します!

生後6ヶ月から2歳半までの赤ちゃんが男女問わず参加でき、神事の後には赤ちゃんの健やかな成長を祈願した「一心守」を授かります。400年以上の歴史を誇る伝統行事として、次の世代へ継承したい行事のひとつです。

神さまと人々を結ぶ場所。地域に寄り添う「居木神社」の想い

提供元:大崎鎮守 居木神社

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現在の地へ祭神が遷座した江戸時代、神社を中心とした居木橋地区(現在の大崎)周辺ではカボチャ栽培が盛んに行われていました。カボチャは「居留木橋カボチャ」と呼ばれ、農村だった明治時代まで特産品でした。

今日に至るまで居木神社では地域の絆を大切にし、四季折々に合わせ「お花見会」や「盆踊り大会」、「例大祭」などを境内で賑やかに開催しています。「大崎の鎮守」に地域住民が老若男女を問わず集い、親睦を深める光景は神社の想いを体現しているといえます。

また、通勤時や帰宅時にも住民が足を止めて神社へ一礼するなど、日々の生活の中にも崇敬の念が伺えます。

居木神社の基本情報

住所:東京都品川区大崎3丁目8-20
電話番号:03-3491-7490
アクセス:JR大崎駅・西口北改札より徒歩3分
受付時間:9:00〜17:00

2019年4月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2019/04/03 訪問

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