トロピカル気分を満喫!宮崎市「県立青島亜熱帯植物園」

トロピカル気分を満喫!宮崎市「県立青島亜熱帯植物園」

更新日:2019/05/10 12:16

肥後 球磨門のプロフィール写真 肥後 球磨門 一人旅ブロガー
宮崎市にある「県立青島亜熱帯植物園(宮交ボタニックガーデン青島)」は園内に咲く四季折々の花とヤシの木のある風景で、南国情緒をたっぷりと味わえる施設です。新しくなった大温室は、ブーゲンビリアなどの美しい亜熱帯花木が色鮮やかに咲き誇る「トロピカルフラワーガーデン」となっていています。大きなマンゴーがゴロゴロ入ったソフトクリームを楽しめるカフェもある、県立青島亜熱帯植物園を紹介します。

県立青島亜熱帯植物園の歴史を継承する正門から南国の世界へ

県立青島亜熱帯植物園の歴史を継承する正門から南国の世界へ

写真:肥後 球磨門

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宮崎市の観光スポット日南海岸国定公園の表玄関にあたる「青島」の入り口にあるのが「県立青島亜熱帯植物園」です。ネーミングライツ導入により2021年3月まで「宮交ボタニックガーデン青島」の愛称で運用されています。2016年3月にリニューアルされましたが、門扉は植物園の歴史を継承するため1965年の開園当時のものが残されています。

県立青島亜熱帯植物園の歴史を継承する正門から南国の世界へ

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入口を入った瞬間からそこはもう南国。濃い緑色の葉が美しいアコウの木、さらには背の高い女王ヤシの並木が出迎えてくれます。

県立青島亜熱帯植物園の歴史を継承する正門から南国の世界へ

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広場に造られた「ロータリー花壇」です。「真冬のフラワーショー」、「春のフラワーショー」、夏の「トロピカルフェア」など様々なイベントの「顔」となる花壇で、一年を通して手入れの行き届いた花々を目にすることができます。

トロピカル気分を満喫できる外苑

トロピカル気分を満喫できる外苑

写真:肥後 球磨門

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園内には、トロピカルな雰囲気を味わうことできるフェニックスやビロウ、女王ヤシ、アコウなど150種 8,000本の熱帯植物が植栽され、開放的な芝生では様々な催しが行われます。四季の花と緑に囲まれたこの場所で、ベンチに座ってのんびりと南国気分に浸ってはいかがでしょうか。

トロピカル気分を満喫できる外苑

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フェニックスやナツメヤシなど、17種類のヤシ科の植物が植えられている「ヤシコレクション」と呼ばれる場所があります。特に目を引くのが、青空を突き抜けるようにそびえ立つ高さ10メートル近いワシントニアヤシ。ヤシの葉が南風に揺れる様子は南国気分を盛り上げるには欠かせません。

トロピカル気分を満喫できる外苑

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珍しい植物にも出会えます。それが「絆の木(きずなのき)」と名前の付いたアコウの木です。2本のアコウが寄り添うような姿はまるで仲の良い夫婦のようで、昔から「夫婦アコウ」として親しまれてきました。公募で2007年に「絆の木」と命名され、来園したカップルの人気スポットになっています。

青島が一望に。散策路からの眺望

青島が一望に。散策路からの眺望

写真:肥後 球磨門

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植物園は海に面しています。特別天然記念物でヤシ科の「ビロウ」の木が海岸まで続く道に沿って群生しています。

青島が一望に。散策路からの眺望

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自生するビロウの林を抜けると目の前には太平洋が広がり、日南海岸の見所の一つである「鬼の洗濯板」や鬼の洗濯板に囲まれた「青島」も一望できます。海風と潮騒に身を置いて南国宮崎の空気を味わってみてはいかがでしょうか。

まるでシンガポールの植物園「大温室」

まるでシンガポールの植物園「大温室」

写真:肥後 球磨門

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青島亜熱帯植物園の目玉である「大温室」は2016年3月にリニューアルオープンしました。床面積610平方メートル、高さ14.7メートルのとても大きな建物です。

まるでシンガポールの植物園「大温室」

写真:肥後 球磨門

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温室の中では国内最大級のマンゴ−をはじめブーゲンビリアやプルメリアなどの美しい亜熱帯花木が育てられ、年間を通して彩り鮮やかな「トロピカルフラワーガーデン」となっています。

まるでシンガポールの植物園「大温室」

写真:肥後 球磨門

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シンガポールのシンボル「マーライオン」が設置されています。1965年にシンガポール植物園と姉妹植物園となり、2015年に50周年を記念して設置されました。このマーライオン、シンガポールのマーライオンと同じ方向を向いているのです。この空間はまるでシンガポールにいるような気分です。

マンゴーゴロゴロソフトが絶品「パラボラチョカフェ」

マンゴーゴロゴロソフトが絶品「パラボラチョカフェ」

写真:肥後 球磨門

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大温室の見学やヤシの木が茂る外苑を散策した後は、園内にあるカフェ「パラボラチョカフェ」でさらにトロピカルを味わってはいかがでしょうか。

「パラボラチョ」って面白いネーミングだと思いませんか?パラボラチョ(Palo borracho)とはスペイン語で「酔いどれの木」。幹がとっくりの形に見えることからそう呼ばれています。写真は園内にあるパラボラチョの並木で、秋ごろにユリのような白い花が咲きます。

マンゴーゴロゴロソフトが絶品「パラボラチョカフェ」

写真:肥後 球磨門

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パラボラチョがガラスに描かれた「パラボラチョカフェ」には、マンゴースムージー、パパイヤスムージー、マンゴーパフェ等々たくさんのトロピカルメニューがあります。

マンゴーゴロゴロソフトが絶品「パラボラチョカフェ」

写真:肥後 球磨門

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おススメなのが「マンゴーゴロゴロソフト」です。バニラアイスと大きめにカットされた宮崎県産完熟マンゴー、さらにマンゴー農家特製のマンゴーソースがとろ〜りとかかってまさに絶品。カフェではお酒は出ませんが、トロピカルメニューで南国気分に”酔いしれて”みてはいかがでしょうか。

さまざまな亜熱帯植物に出会える県立青島亜熱帯植物園。ハイビスカスやブーゲンビリアなど色鮮やかな南国の花々や、青空を背景にして風に揺れる椰子の木を目にしながらトロピカルフルーツで南国の味を楽しんではいかがでしょうか。

県立青島亜熱帯植物園(宮交ボタニックガーデン青島)の基本情報

住所:宮崎県宮崎市青島2丁目12-1
電話番号:0985-65-1042
アクセス:JR青島駅から徒歩約5分

2019年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2019/03/15 訪問

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