キャンピングカーで天体観測!茨城・里美牧場で星空を撮ってみよう!

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キャンピングカーで天体観測!茨城・里美牧場で星空を撮ってみよう!

キャンピングカーで天体観測!茨城・里美牧場で星空を撮ってみよう!

更新日:2014/04/22 12:58

山田 光子のプロフィール写真 山田 光子 カメラマン、旅ブロガー

茨城のプラトーさとみにある里美牧場は、敷地面積が520haという関東最大の牧場です。冬場でも道路のアクセスが良く、標高約800mで空気が澄んでいるため、天体観測のスポットとしても有名です。
さらにキャンピングカーで天体観測に訪れれば、普段は体験できない特別な旅になるでしょう。
星空写真の撮り方と共に紹介していきます。

ずっと見上げていたい!数え切れない星たち!

ずっと見上げていたい!数え切れない星たち!

写真:山田 光子

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星を見る条件として、光害が少ないこと・月の光に邪魔されないこと・湿度が低く空気が澄んでいることなどがあげられます。

茨城の里美牧場は周辺を自然に囲まれ、大きな都市からも離れているため天体観測地として最適です。敷地内には無料の駐車場が点在し、その中でも空が開けていて車が25台ほど停められる第三駐車場が、星空スポットとして有名な場所です。

周辺には風力発電の風車が点在し、独特の雰囲気となっています。
近くの第二駐車場に、冬期は閉鎖していますがトイレがあります。

星空を撮ってみよう!基本編!

星空を撮ってみよう!基本編!

写真:山田 光子

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写真は里美牧場の第二駐車場から。
ソフトフィルターを付け光をにじませているので、最初の写真よりも星が明るく写っています。

星空の撮影は難しいと思われがちですが、最近のカメラの性能はとても良いので、条件次第では目で見るよりも綺麗な星空が簡単に撮れることもあります。
一眼レフでなくても、小型のミラーレス一眼や、センサーが大きくISO感度を高く設定できる高機能のものであれば、コンパクトデジカメでも撮影ができます。

必要なものはカメラと三脚です。
まずカメラを三脚にセットし、カメラの設定とレンズのフォーカスをマニュアルにします。手ブレ補正は三脚を使う際はOFFにしましょう。
ピントは無制限にしてもいいですが、正確にはピントが合わないので、ライブビューのあるカメラなら画面を見ながら明るい星に手動でピントを合わせましょう。

絞りのF値は数字を一番小さくするとより明るくなり、ホワイトバランス(WB)は好みにもよりますが、電球色にセットすると青っぽく写ります。

次にカメラの感度をISO3200から6400に設定し、シャッタースピードを15秒から20秒で撮影してみます。この時、明るすぎるようであれば感度を下げ、暗い時は感度を上げるか秒数を30秒くらいにします。あまり感度を上げすぎるとノイズがひどくなるので注意です。

この設定で撮影すれば、ほとんどのカメラで星が写っているはずです。
さらに条件がよければ天の川や流れ星が写っている場合もあります。

星の軌道を写してみよう!上級者編!

星の軌道を写してみよう!上級者編!

写真:山田 光子

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星の撮影が楽しくなってくると、一晩中でも撮っていたくなります。そんな人は、星の動きを線にして写すことにチャレンジしてみましょう。地球が動いている、ということを実感できるでしょう!

必要なものはレリーズと、バルブ機能のついたカメラです。
レリーズはシャッターボタンに触れずに撮影ができ、シャッターが開いた状態を固定できるものです。そしてシャッタースピードをバルブという設定にすると、シャッターを切る時間を手動で決めることができます。

星の動きは意外と速く、30秒以上シャッターを開くと点ではなく線のように写ります。上の写真くらいの線に写す場合は15分から20分開きます。
また、感度が高いと明るすぎてしまうので、ISOは400以下にするといいでしょう。

そして星は北極星を中心に廻っているため、撮影する方向によって星の動きの速さが変わります。北極星の分かりやすい見つけ方は、ひしゃく型の北斗七星の先端にある2つの星を5倍に伸ばすと、その場所にあります。
また、iPhoneやスマートフォンのアプリで星座表をインストールすると、画面を空にかざすだけで目の前の星座を教えてくれるものもあります。

カメラにはノイズリダクションという機能がついています。シャッターを切った時間だけノイズ除去をするもので、その時間は次のシャッターが切れない状態になります。
30分撮影したら30分待つ。といったように、1枚撮影するのに1時間かかる時もあるので、星の軌道を写し始めたら一晩あっても足りない!と思ってしまうでしょう。

夢のキャンピングカーで出かけよう!

夢のキャンピングカーで出かけよう!

写真:山田 光子

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そして、天体観測や星空撮影で活躍するのがキャンピングカーです!

キャンピングカーの利点は何といっても車そのものが宿の代わりになることです。
天体観測に行く場合、標高が高い場所が多く、夜外に出るのでとても冷えます。しかしキャンピングカーならエンジンを切っても、搭載したバッテリーで点く照明やFFヒーターがあり、車内はとても暖かいです。電源もバッテリーからとれるので、携帯電話の充電もできます。

コンロでお湯を沸かして温まったり、カップラーメンを食べたり、テーブルをかこんでトランプをしたり、横になって読書をしたりと車内はとても快適に過ごすことができます。
何よりも、普段あまり乗ることのないキャンピングカーでの旅は、とてもいい思い出になるでしょう!

キャンピングカーは、車種にもよりますがレンタルで、平日1日約15000円から20000円で借りることができます。
また、キャンピングカーは普通免許で運転できます。運転が不安に思うかもしれませんが、動かしてしばらくすると慣れてきます。普段車の運転をしている人であればそんなに難しくはありません。
ただ高さがあるので、立体駐車場に入る際などは注意が必要です。

天体観測はマナーを守って楽しもう!

天体観測はマナーを守って楽しもう!

写真:山田 光子

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写真は里美牧場第二駐車場で、中央下の屋根のある建物がトイレです。

当たり前のことですが、出したゴミは必ず持ち帰りましょう。
夜中に騒ぎ、周りの人の迷惑にならないようにしましょう。
私有地には入らず、道路上に車を駐車しないようにしましょう。

今回紹介した里美牧場のように、天体観測地として有名な場所は星空の撮影に訪れる方が多くいます。そして星空の撮影に車のライトなどの明るい光は大敵。暗い道でヘッドライトを消して走行する必要はありませんが、なるべく明るいうちから行き、車を駐車することをおすすめします。

都会では見られない美しい星空が待っています!

今回紹介した里美牧場は首都圏から車で3・4時間と、多少時間はかかりますが、天候がよければ肉眼で天の川や人工衛星がみられます。

また周辺には茨城の人気観光地である袋田の滝や、CMやドラマの撮影でも使われている旧上岡小学校などがあります。天体観測の翌日に近くの温泉に浸かったり、周囲の観光をしてみてもいいでしょう。

ぜひ皆さんも感動の星空を見る旅に出かけてみて下さい!

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/01/30−2014/01/31 訪問

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