写真:村松 佐保
地図を見る浅間大滝と魚止めの滝はとてもアクセスのよいところにあります。軽井沢方面から北軽井沢交差点まで、国道146号線を35分ほど北上します。群馬県道54号(長野原倉渕線)を右(東)に3キロほど進んだ左手に浅間大滝入口の看板がありますので、その脇道を200メートルほど入ってください。二つの滝へ通じる駐車場に到着します。
どちらの滝も駐車場から遊歩道を少し歩くだけで巡れますので、一度に二つの趣の異なる滝を楽しむことができます。まず上流にかかる浅間大滝からご案内いたします。滝までは4,5分ほど。川を左手に見ながら進んでください。少しずつ響いてくる滝の音に耳を傾けながら、岩肌と川に挟まれた静寂な小道を歩いていると、小さな橋(写真)が見えてきます。
写真:村松 佐保
地図を見るぐんぐん大きくなっていく滝の音。あっという間に橋のたもとに着きます。丸い橋の上から眺める浅間大滝の見事なこと! 足元に気を付けながら、ほんの少し立ち位置を変えてみてください。さまざまな滝の表情を楽しむことができます。山に囲まれた狭い空間に鳴り響く轟音と滝のエネルギーに引き込まれます。
この辺り一帯は、かつて浅間山が噴火したときに流れて造られた固い溶岩流の上にあります。ゴツゴツした岩肌と季節ごとに彩りを変える静寂な森も、その隙間からのぞく青空も、そして流れ落ちてくる真っ白な水しぶきも、すべて自然が造り出した景色です。その美しさの中で、心和むひと時をお過ごしください。
写真:村松 佐保
地図を見る浅間大滝を堪能したら、来た道を駐車場まで戻ります。下流にかかる魚止めの滝まではわずか数分、道なりに坂を下って行きます。右にカーブしたあたりから、左手下方に川が見え始めてきます。少しずつ迫ってくる堂々たる流れと音。さらに坂を下り、続く段を下り切ると、あたりの景色は一変し、白い水しぶきと滝音だけの世界に包まれます。
魚止めの滝という名称は、「魚が登りきれないほど激しい滝」ということに由来しているといわれています。その名のとおりの迫力ある流れに惹きこまれます。
写真:村松 佐保
地図を見る目の前に迫ってくる魚止めの滝の迫力! 足元に気を付けながら、滝を間近に眺められるところに立ってみてください。まるで自分に向かって流れてくるかのような勢いに圧倒されます。そして振り返ってみると、山の合間を遠ざかっていく流れ。力強さと儚さを兼ね備えた趣のある滝です。
樹々が芽吹く季節からヒンヤリと涼しい夏、そして紅や黄、茶と葉が色づく秋、辺り一面が白一色に染まる冬。浅間大滝と魚止めの滝は、四季をとおしてさまざまな異なる趣を見せてくれる魅力ある滝です。軽井沢方面にお出かけの際は、ぜひ足を延ばして滝が織りなす美しい自然を味わってみてください。
住所:群馬県吾妻郡長野原町北軽井沢
電話番号:0279-84-2047(北軽井沢観光協会)
アクセス:
【車】軽井沢から中軽井沢経由で国道146号で約35分、北軽井沢交差点を右折、群馬県道54号(長野原倉渕線)を3キロほど進み、浅間大滝入口の看板を左折
【草軽交通 バス】
・軽井沢駅北口(白糸の滝経由)〜北軽井沢 or 草津温泉行き 北軽井沢下車(39分) 徒歩3キロ
・草津温泉〜軽井沢駅北口行き北軽井沢下車(44分) 徒歩3キロ(北軽井沢からタクシーあり)
駐車場:あり(無料) 20台ほど
トイレ:なし
2019年4月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
- PR -
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/3/19更新)
- 広告 -