写真:Lady Masala
地図を見るマデイラ島最大の都市フンシャル市街が一望できる絶好のロケーションにある「マデイラ植物園(Jardim Botanico da Madeira)」では、2千株を超える植物を鑑賞することができます。かつては裕福なスコットランド人によって所有されていたという広大な敷地内には、世界中のありとあらゆる植物が集められています。
写真:Lady Masala
地図を見るランをはじめ、マデイラ島のシンボルともなっている極楽鳥花、ゼラニウム、キンポウゲなど、色とりどりの花々が美しく咲き誇る園内は、どの角度をとってもインスタ映えすること間違いなし。特に入り口付近にある幾何学模様のカラフルな花壇は絶好の撮影ポイントとなっています。
写真:Lady Masala
地図を見るpride of Madeira(プライド・オブ・マデイラ)、Madeira cranesbill(マデイラ・ゼラニウム・マクロリズム) など、都市名を冠したマデイラ原産の植物が多く見られるのも特色のひとつ。花だけではなく、マンゴーやバナナなどの果樹、サツマイモにヤムイモ、サトウキビなどの、マデイラを代表する作物も栽培されています。
写真:Lady Masala
地図を見る亜熱帯気候に属するマデイラ島は、適度な湿度があり植物を育てるには適した場所。そのため、園内にはさまざまな種類の草木が見られます。ヤシの木やシダ植物が生い茂る一画は、南国情緒満開。ヤシやシダにもこんなにも多くの亜種があるものかと感心させられるほどです。
写真:Lady Masala
地図を見る多肉植物のコーナーには、驚くほど大きく生長したアロエやサボテン、日本ではなかなかお目にかかることのできない肉厚な葉っぱの数々がひしめき合います。南米由来の砂漠の植物も数多く栽培され、多肉植物ファンには垂涎の場所。
写真:Lady Masala
地図を見る在来種だけを集めたという一画には、他では見られない貴重な植物が育てられています。マデイラ島を含む大西洋の島々固有のもので、その種類は百を超えているほど。園内の植物には、英語で学名と俗名、原産地が記されているので、珍しいものは写真に撮っておいて後で調べてみるとよいでしょう。
写真:Lady Masala
地図を見る丘の中腹にある植物園から眺める風景は息をのむほどの美しさ。遠くに見える山並みと、青い海がどこまでも広がります。時折、上ったり下りたりするケーブルカーとよばれるロープウェイも行き交い、シャッターチャンスは何度でも訪れるでしょう。
写真:Lady Masala
地図を見るフンシャル市街から植物園を訪れる方法はふたつあります。30番または、31番の路線バスに乗車できるほか、ケーブルカーの利用もできます。料金は割高になりますが、空中散歩をしているかのようなわくわく感を味わえるケーブルカーがおすすめ。上空からの景色はまさに絶景です。
写真:Lady Masala
地図を見る植物やガーデニングが好きな人、そして、多肉植物ファンなら絶対に訪れたいマデイラ植物園。まっすぐに伸びる木々と、美しく咲き誇る花々の香りに癒されながら、憩いのひと時を過ごしてみませんか。
※関連MEMOには「マデイラ島」で訪れることのできる施設を紹介した記事を掲載しています。よろしければそちらもご覧ください。
住所:Caminho do Meio, Bom Sucesso, 9064-512 Santa Maria Maior, Funchal
入園料:6ユーロ(大人)
※入園料+ケーブルカーのセット料金がお得なチケットもご利用いただけます。
31.4ユーロ(往復/大人)・24ユーロ(片道/大人)
開園時間:
9:00〜18:00(10月1日-4月29月)
9:00〜19:00(4月30日-9月30日)
※12月25日休園
2019年5月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
この記事の関連MEMO
この記事を書いたナビゲーター
Lady Masala
旅とマーケット、蚤の市めぐりが大好きな庶民派ロンドナーです。ロンドンを中心にイギリス、ヨーロッパの見どころを歴史や文化とともに紹介いたします。また、趣味で集めているアンティーク・ヴィンテージ食器の魅力…
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