写真:Nami Kita
地図を見る品川駅から線路沿いを歩く事15分ほど。かつては豊富な水揚げ量を誇っていた品川浦には、今なおその名残をとどめる船溜まりが存在します。つり船や屋形船が並ぶ昔ながらの光景の向こうには、近代的な品川駅周辺のビル群が。品川の新旧を物語るコントラストが楽しめます。
写真:Nami Kita
地図を見る江戸時代に整備された東海道。京都まで続く道中には53の宿場が存在しています。日本橋を起点に、第一の宿場となった品川宿は、東海道の玄関口として栄えた場所。今でもその名残を各所に感じることができます。
長く続く商店街を歩けば、「日本橋より二里」の碑や、趣のある社寺などを沢山目にすることでしょう。とはいえ、他の宿場町のように観光地化された印象はなく、人々のリアルな生活感を感じることができるのもまた品川宿の魅力です。
写真:Nami Kita
地図を見る古民家を有効活用した空間が増えているこの地で、ひと際目をひく存在が、昔懐かしい雰囲気を味わうことのできる日本茶カフェ「南品川 茶箱」。商店や民家が建ち並ぶ中、軒先に下げられた銅のやかんが胸キュン必至の目印です。
今でこそ新しく感じるデザインですが、昔の商店などではこのように一目で何のお店かが分かるような看板が多くありました。こだわりの店内には、クリエイター集団がプロデュースしたというアイデアの数々が光ります。
20年ほど前までは理容室として使われていたこちらの建物。壁に掛かる大きな鏡はその頃実際に利用されていたものです。時を経た今では、空間を広く見せる役割も担う重要なインテリア。席数はテーブル席8席にカウンター席1席という小ぢんまりとした店内ですが、そのため静かな雰囲気の中でお茶を楽しむことができますよ。
店舗奥の階段を上がると、普段は開放していない2階のスペースが。これまでにもお菓子造りや写真講習などのワークショップが多数開催されています。今後も素敵な催しが期待できそうですね。
写真:Nami Kita
地図を見る静岡県掛川市東山産の「深蒸茶」や京都府宇治市にある利招園茶舗の「浅蒸茶」など、本格的なお茶のメニューが味わえるこちらのお店。リーズナブルな価格設定も嬉しく、また二煎目が無料でサービスといったところも長居したくなってしまうポイントです。
カジュアルな雰囲気の中、お抹茶を目の前で点てていただけるのも「南品川 茶箱」ならでは。外国人のゲストを連れてきても喜ばれそうですね。
写真:Nami Kita
地図を見るガラスケースに並んだかわいらしい和菓子は選ぶ瞬間もお楽しみのうち。オリジナリティあふれる和菓子の数々は、有名和菓子店で修行を積んだ職人さんがひとつひとつ手作りをしています。
1番人気のレモン大福は、もちっとした食感に優しいレモンの風味が至福の瞬間をもたらしてくれる一品。肩肘張らず、豪快にかぶりついてしまいましょう!
写真:Nami Kita
地図を見る店頭の和菓子はテイクアウトすることができ、また一部の茶葉はギフト用にも販売されています。スタイリッシュなパウチに入った手頃なタイプから、茶箱に入った高級感あふれるものまで。いずれもパッケージのデザイン性が高く、プレゼントとしても最適です。
古き良き雰囲気と、新しいアイデアが次々に生まれるエネルギッシュさがこの地の魅力。そんな東海道品川宿で、美味しいお茶に心和むひとときを楽しんでくださいね!
「南品川 茶箱」から徒歩2分の場所にある「昭和ネオン高村看板ミュージアム」もまた懐かしい魅力を味わえるスポット。関連メモからご確認くださいね。
住所:東京都品川区南品川2-11-5
営業時間:11:00〜18:00
定休日:月曜日
アクセス:京浜急行「新馬場」駅から徒歩3分
JR品川駅から徒歩25分
2019年4月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2025/1/18更新)
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