写真:沢木 慎太郎
地図を見る「ブンチャ―(Bun Cha)」とは、簡単にいえば“つけ麺”のこと。あっさりした甘酢スープにブン(米麺)をつけ、炭火で焼かれた豚肉やハンバーグ、揚げ春巻きなどと一緒につけて食べます。
おすすめは、ベトナム人にも人気のレストラン「ブンチャー・フォン・リエン(Bun Cha Huong Lien)」。
オバマ元アメリカ合衆国大統領が訪れたことで人気に火が付き、多くの外国人観光客やベトナム人でにぎわう名店。壁には、オバマさんが来店した時の写真が飾られています。
写真:沢木 慎太郎
地図を見るフォン・リエンの人気メニューが、写真の「コンボ・オバマ(COMBO OBAMA)」。
ブンチャーと揚げ春巻き、ハノイビールがセットになったメニューです。オバマさんが食べた時のメニューをセットにしたそう。
揚げ春巻き(写真左)は大きく、カニやエビ、豚肉が入り、サクサクしていておいしい。料金は9万ドン(約430円)。
写真:沢木 慎太郎
地図を見る甘酢スープは味がしっかりしていて、炭火で焼いた豚肉も香ばしい。香草(ハーブ)やレタスなどの生野菜を混ぜ、豪快に食べるのがブンチャーの味わい方。揚げ春巻きは、海鮮の旨みがたっぷり。
写真左下に見える白い麺が、「ブン」と呼ばれる麺。ブンチャーの麺は、細くて丸い米粉麺。
フォーは平らな米粉麺。ラーメンと、きしめんのような違い。原料は同じでも、食感が違います。
<基本情報>
住所:Le Van Huu, Ha Noi
電話番号:+84-24-3943-4106
アクセス:大劇場からタクシーで5分
営業時間:8時〜20時30分
写真:沢木 慎太郎
地図を見るハノイでブンチャーの人気レストランといえば「ブンチャー・ダック・キム(Bun Cha Dac Kim)」。
日本の観光ガイドブックやテレビのバラエティー番組でも紹介されている、定番の人気レストラン。ここのレストランが、一番おすすめ。
こちらも有名店なので、値段は高めですが、「味」「量」「場所」を考えるとコスパ抜群。通常のブンチャーに、写真左の揚げ春巻きを追加するのがおすすめです。
料金は、揚げ春巻きのセットで9万ドン(約430円)。
写真:沢木 慎太郎
地図を見るダック・キムのブンチャーは、やや甘めのスープ。甘辛いタレで焼いた豚肉やハンバーグは、肉の旨みが凝縮。
とてもジューシーで、食べごたえがあります。ブンのボリュームもたっぷり。これだけで、お腹いっぱいになります。
また、立地場所の良さも、ダック・キムをおすすめする理由。すぐ近くには「ハンガイ通り(Hang Gai Street)」と呼ばれる場所があり、かわいい雑貨などベトナム土産がいっぱい。
<基本情報>
住所:Hang Gai
電話番号:+84-24-3828-7060
アクセス:ハンガイ通りから徒歩約5分
営業時間:9時〜21時
写真:沢木 慎太郎
地図を見るおいしいブンチャーを、おしゃれなレストランで楽しみたい方におすすめの人気店が「ブン・チャー・ター・ハノイ(Bun Cha Ta Hanoi)」。
ハノイ旧市街で人気のショッピング&グルメスポット「マーマイ(Ma May)」通りから近く、ベトナムで人気のカフェ「コンカフェ(CONG CAPHE)」もすぐ。
写真:沢木 慎太郎
地図を見る写真は、「ブン・チャー・ター」の店内のようす。落ち着いた雰囲気があり、外国人女性にも人気があるレストラン。
写真:沢木 慎太郎
地図を見る「ブン・チャー・ター」のおすすめは、揚げ春巻きがセットとなったメニュー「Bun Cha Ta Full Option」。
こちらも、やや甘めのスープでまろやか。揚げ春巻きは、海鮮の旨みが凝縮。サクサクでおいしい。ハンバーグもジューシーな味わい。料金は揚げ春巻きのセットで9万5000ドン(約460円)。
<基本情報>
住所:Nguyen
電話番号:+84-96-684-8389
アクセス:マーマイ通りから徒歩約5分
営業時間:8時30分〜22時
写真:沢木 慎太郎
地図を見るハノイ旧市街の人気スポット「ハノイ大教会(セント ジョセフ教会/Nha Tho Lon)」の近くにも、ブンチャーがおいしい人気レストランがあります。「コム・ベトナム(Com Viet Vam)」。ベトナムのローカル食堂です。
写真は、ハノイ大教会の目の前にある「ニャートー通り(Nha Tho)」。かわいい雑貨ショップが集まる場所です。ここもハノイ観光の女子旅に外せないエリア。
写真:沢木 慎太郎
地図を見る写真が、「コム・ベトナム」のブンチャー。3万5000ドン(約160円)という、料金の安さは魅力。ベトナム人の庶民料金で食べられます。
「安く」「おいしく」「ボリュームたっぷり」というのが、「コム・ベトナム」のブンチャーをおすすめする理由。甘酢スープがおいしく、肉汁が詰まったハンバーグがたっぷり。
写真:沢木 慎太郎
地図を見るブンチャーのほかにも、鶏肉が入った「フォー・ガー(Pho Ga)」、牛肉入りの「フォー・ボー(Pho Bo)」といった麺料理を食べることができ、こちらも料金は3万5000ドン。
さらに、ベジタリアンの方におすすめのフォーが、写真の「フォーチャイ(Pho Chay)」。野菜が入り、豆腐がたくさん。優しい味わいのスープがおいしい。
観光でハノイ大教会に訪れたら、立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
<基本情報>
住所:Hang Trong
電話番号:+84-24-3996-4151
アクセス:ハノイ大教会からすぐ
写真:沢木 慎太郎
地図を見る続いても、ハノイ旧市街のローカル食堂で、店名は「ニューデイ(Newday)」。地元のベトナム人や観光客に人気のレストランです。
写真がニューデイのブンチャーで、料金は8万ドン(約390円)。カリッと揚げたハンバーグ(写真手前)は肉汁がたっぷり。揚げ春巻きも、サクサクとした歯ごたえがあり、おいしい。
写真:沢木 慎太郎
地図を見る「ニューデイ」は、牛肉入りの「フォー・ボー」もおいしいので、おすすめ。
屋台のフォー・ボーは牛肉があまり入ってませんが、ニューディーのフォー・ボーはたっぷり入っています。料金は5万ドン(約230円)。
場所は、ハノイ旧市街の「マーマイ(Ma May)」通り。観光名所の「マー・マイ87番の家」がすぐ目の前にあります。
このエリアは、おしゃれなカフェやバー、レストラン、格安ホテル、スパ&マッサージ店、バインミー(Banh Mi)やフォーの店が軒を連ねています。
<基本情報>
住所:Pho Ma May
電話番号:+84-24-3828 -0315
アクセス:マー・マイ87番の家からすぐ
営業時間:10時〜22時
写真:沢木 慎太郎
地図を見る帰国する最後の最後まで、ブンチャーを食べたいという方におすすめのレストランが「Two Tigers Noodles and Ba」。
ノイバイ国際空港(Noi Bai International Airport)の第2空港ターミナルビル(国際線)にあるレストラン。国際線の出国審査(3階)を抜けた免税店街にあります。
おすすめは「ブンチャー・ハノイ(Bun Cha Ha Noi)」。肉がたっぷり入っています。料金は6ドル(約700円)。
<基本情報>
住所:Phu Cưong,Ha Noi
アクセス:ノイバイ国際空港内
営業時間:5時〜24時
ブンチャーは、ベトナムの首都、ハノイ発祥とされる名物料理。ベトナムに旅行に行かれるのなら、フォーと並ぶハノイの名物料理を食べてみてはいかがでしょうか?
ハノイでのブンチャーの料金相場は、3万5000ドン(約170円)前後。地方に行けば1〜2万ドン(約50〜100円)で食べることができます。
しかし、大きな揚げ春巻きやジューシーな炭火焼のハンバーグが入ったブンチャーを食べるのなら、有名・人気店がおすすめ。おいしさが違います。
ブンチャーは、揚げ春巻きと一緒に食べると、おいしさが倍増。
揚げ春巻きは、ベトナム北部では「ネムザン(Nem Ran)」、南部では「チャーゾー(Cha Gio)」と呼ばれています。店によって具材や味付けが違うので、食べ比べするのもおすすめ。
なお、ハノイのおしゃれなカフェや、人気グルメ&有名なレストラン、観光スポットなどについては別途、記事にまとめていますので、ご興味のある方は関連MEMOに張り付けたリンクからのぞいてみて下さい。
2019年6月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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