写真:木内 つばめ
地図を見るグアムは海洋亜熱帯気候で、1年の平均気温は28度。これはハワイよりも高い平均気温です。日中の平均最高気温はどの月でも30度を超えるので、泳いでいて肌寒いということがほとんどなく、海水浴やプールで過ごすことを目的としたツーリストにはぴったりのリゾート。年間を通して気温はほとんど変わらないのですが、実はグアムには雨季と乾季があり、さらに台風シーズンもあります。
・乾季
11月〜5月が乾季にあたり、湿度が少なくカラッとしていて過ごしやすい時期。この時期は降水量が少なくなります。乾季とはいえ、短時間にザーッと降ってその後すぐ晴れるというスコールがあります。
・雨季
6月〜10月は降水量が多くなる時期。多い時には乾季の6倍以上になる月もあります。雨季といっても日本の梅雨のように1日中雨がシトシトと降っているわけではなく、スコールの回数が増えるだけ。一瞬の雨さえしのげば、気温は乾季と変わらず高いのでビーチで過ごしたり、観光したりすることができます。またスコールのあとダブルレインボーが見られるチャンスがあるのもこの雨季の時期。
・台風シーズン
8月〜10月にかけてはグアムの近海で熱帯低気圧が発生しやすい時期。台風が直撃してしまうと、マリンスポーツなどアクティビティがキャンセルになってしまったり、フライトの遅延や最悪の場合は欠航が考えられます。ただし近年では台風の発生場所が北上し、台風によるグアムへの被害が少なくなったとも。あまり気にしすぎなくてもよいでしょう。
提供元:グアム政府観光局
https://www.visitguam.jp乾季のなかでも、グアムのベストシーズンは1月〜4月と言われます。この時期はスコールの頻度や湿度が低いだけではなく、海の透明度も上がります。潜在しているグアムの美しさが解き放たれる素晴らしい時期です。澄んだ海でのダイビングやシュノーケルなど、グアム名物とも言えるマリンスポーツを楽しむにはぴったりなシーズンですね。
また春休みやGWなど長期休暇を除くと、1年のなかでも旅行代金が比較的安い時期でもあります。
提供元:グアム政府観光局
https://www.visitguam.jp続いて目的別でグアムのベストシーズンを見てみましょう。
・ダイビング
グアムは1年を通してイルカ、ナポレオンフィッシュ、ウミガメなどが見られるダイビングの名所。いつ訪れてもダイビングは楽しめますが、強いて時期にこだわるならやはり水の透明度の高い1月〜4月がおすすめ。
・フルーツ
南国の豊潤なフルーツは4月から6月がまさに旬。毎年5月下旬には「アガット・マンゴー・フェスティバル」というマンゴーのコンテストやマンゴーを使った料理が食べられるイベントもあるくらい。
・ショッピング
グアムでは随時セールが行われていますが、なかでも1番盛り上がるのがブラックフライデー(11月の第3金曜日)から始まるクリスマスセール。ブラックフライデー当日は早朝からショッピングモールがオープンし、商品が大幅値下げされます。お買い物目当ての旅行なら、この時期にアウトレットやマイクロネシアモールを巡っては?
提供元:グアム政府観光局
https://www.visitguam.jp・ウェディング
ハワイよりもフライトが短いグアムは、年配の方や小さなお子様を招待して行うリゾートウェディングには格好の場所。グアムでの結婚式は1月・2月が人気。雨の心配が少ない季節なので、恵まれた天気のなかでの挙式、そして白いドレスが映える景色での撮影も期待できます。クリスマスや年末年始の盛り上がりが終息し、イベントがほとんどないこの時期は街の混雑が少なめ。多めの人数での食事や移動がスムーズに行えるところもポイントですね。また旅行代金も落ち着いている時期なので何かと出費が多い結婚式には狙いたくなるシーズンです。
・星空観測
グアムは空気が澄んでいるので星空もきれいです。南国で見たい星座といえば、日本では見られない南十字星ですね。南十字星はグアムでも見られる季節が決まっています。8月から11月頃は明るい時間に南十字星が空に上がってくるのでお目にかかれない時期。夜空に南十字星が長く留まるのはずばり5月!5月1日でだいたい20時から2時までの約6時間、グアムの空に美しいサザンクロスが現れます。
写真:木内 つばめ
地図を見るGWや年末年始は旅行代金の高騰にもかかわらず、グアムはたくさんの日本人で賑わいます。この人気の2大シーズンの気候と島の様子について見てみましょう。
・GW
乾季の終わり頃で、まだまだ湿気をそれほど感じず過ごしやすい時期。グアムでは花の最盛期でもあり、海だけではなく植物の優雅な景色も堪能できます。また南国のフルーツもみずみずしい時期なので、食の楽しみも増えるシーズン。
・年末年始
乾季に入って天気が安定してくる時期。街はクリスマスや年始を迎えるお祝いムード。タモンプラザ横ではグアム政府観光局によるイルミネーションが輝き、各ショッピングモールには大きなツリーが飾られたりとこの時期ならではの特別な雰囲気を味わえます。年越しカウントダウンでは島の数カ所で打ち上げ花火が上がり、最高潮に華やぐ瞬間に。クリスマスセールはもちろん、年明けには店頭には福袋が並び、普段のグアムとはひと味違うショッピングも楽しめます。
写真:木内 つばめ
地図を見る最後にグアムでの服装、持ち物についてご紹介します。
・服装
グアムは雨季でも乾季でも気温はほとんど変わらず、日中の最高気温は30度くらい。半袖・半ズボン・サンダルといった涼しい格好を中心に用意するとよいでしょう。ただし、レストランやショッピングモールなどは冷房がかなり強め。持ち歩いても荷物にならない程度の、薄手の羽織りものが1枚あると重宝します。ちなみに、グアムは他のリゾートに比べるとコインランドリー付きのホテルが結構あります。1度洗濯をすることを考えれば、少なめの服で間に合います。
・紫外線対策
1年中紫外線の量が多いグアム。紫外線対策や熱中症対策は念入りに行いましょう。帽子・サングラス・日焼け止め・日傘はぜひご用意を。日傘は晴雨兼用のものだとスコールの際も使えて便利です。
写真:木内 つばめ
地図を見る・水遊び
海やプールで遊ぶことがメインとなるグアムでは水着は必須アイテム。シュノーケルなどをするなら、珊瑚の上を歩いても痛くないマリンシューズがあると便利です。日焼け止めだけでもやはり焼けてしまうので、UVカットのラッシュガードがあるとさらに手厚く日差しから体を保護できます。
・トレッキング
ジャングルなどを散策できるトレッキングもグアムの人気アクティビティ。参加する予定があるなら、濡れても滑りにくい靴・リュック・ケガや虫さされ防止のために薄手の長袖と長ズボン・ノンガスの虫除けスプレーを準備しましょう。
グアムにはショッピングモールやアウトレットがあり、サンダルや夏服、水着やラッシュガードなどを現地で購入することも可能。また免税アイランドなので有名ブランドのサングラスもお得に購入できます。旅先で調達したコーディネートで過ごすのも、リゾートステイならではのお楽しみですね。
雨季だからといって大幅にマイナス方向へ寄ってしまうということがなく、いつも安定した南国リゾートでいてくれるグアム。国内旅行の延長のような距離でありながらも、青く美しい海と色鮮やか植物で一瞬で私たちを非日常へと引き込むパワーは海外のリゾートならではのもの。
思い立ったらいつでもグアムへ!また、こだわりたいなら自分が好きなシーズンのグアムへ飛び立ってみましょう!
2019年5月現在の情報です。
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(2024/3/19更新)
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