写真:沢木 慎太郎
地図を見る「クアンアンゴン・ハノイ(Quan An Ngon Ha Noi)」はハノイ旧市街からも近く、たくさんの観光旅行者や地元のベトナム人でにぎわう有名レストラン。
ひとつのレストランで、ベトナムの有名な定番料理を食べることができます。ハノイ初心者や、ベトナム料理好きな方におすすめ。
写真:沢木 慎太郎
地図を見る場所は、ハノイ駅から徒歩約5分。ハノイ旧市街で人気の観光スポット「ハノイ大教会(セント ジョセフ教会)」や「ホアンキエム湖」も徒歩圏内。
ハノイ旧市街の観光名所を巡り、ランチやディナーを『クアンアンゴン』で楽しむのにおすすめです。
写真:沢木 慎太郎
地図を見る「クアンアンゴン」は有名店。しかし、意外にリーズナブル。地元のベトナム人に人気なのはこのため。
テラス席を囲うように屋台も並んでいます。屋台は清潔。「屋台は初めて」という、ベトナム初心者の方にもおすすめです。
写真:沢木 慎太郎
地図を見る店に入ると、店内か、野外の席か、どちらにしますか、と聞かれます。こちらは建物内の席。ベトナムの伝統的な建築スタイルでまとめられ、古風なインテリアが味わい深い。古き良きベトナムを感じることができます。
写真:沢木 慎太郎
地図を見るおすすめは、テラス席。緑で囲まれた中庭にはテーブル席が並び、このまわりを屋台がぐるりと囲んでいます。開放感がたっぷり。
雨や日差しが強い時はテントが張られます。テーブル席は、一人旅からカップル、家族旅行や女子旅、グループまで幅広く対応でき、子供連れのお客さんも多く見られます。
写真:沢木 慎太郎
地図を見る席に着くと、渡されるのが写真のメニュー表。ベトナムの定番料理から家庭料理まで、料理の種類の多さに驚かされます。
ベトナムのレストランでは、ベトナム語だけが書かれたメニュー表が多いのですが、「クアンアンゴン」では写真が付いていて、英語で料理内容も表記。さらに料金も表示されているので、ベトナム初心者の方にもおすすめです。
写真:沢木 慎太郎
地図を見るメニュー表を見て、食べたい料理を選ぶのではなく、実際の料理を見て、選ぶこともできます。中庭を取り囲む屋台に行けば、ベトナム全土の料理がその場で調理され、食べたい料理を指差しで伝えることも可能。
写真は、屋台の軒先で調理されている料理。レストランなのに、屋台が並んでいるのが「クアンアンゴン」のおもしろさ。
ベトナムの有名な定番料理から、珍しい家庭料理や郷土料理、チェー(Che)やシントー(Shinto)といったベトナムの定番スイーツまで、メニューは実に豊富。ナイトマーケットのような感覚で、ベトナム料理を食べつくすこともできます。
写真:沢木 慎太郎
地図を見るそれでは、「クアンアンゴン」で、おすすめのベトナム料理をご紹介しましょう。「フォー(Fho)」とともに、ベトナムを代表する料理が「生春巻き」。
エビなどの魚介や野菜を包んだ生春巻きは、ベトナム語で「ゴイ・クオン」(Goi Cuon)と呼ばれ、“包んだ(野菜や魚介の)和え物”という意味。
ベトナムのどこでも食べられる定番の料理ですが、「クアンアンゴン」の生春巻きはエビがぷりぷりで、とても新鮮。
野菜もたっぷり入り、ピーナッツをちりばめた甘辛い特性のソースは味噌に似た味。たまらなくおいしい。1本が2万ドン(約100円)。
写真:沢木 慎太郎
地図を見る「クアンアンゴン」のおすすめは、写真の「バイン・セオ(Banh Xeo)」。日本の観光ガイドブックでは、“ベトナム風お好み焼き”と紹介されることが多く、ベトナム南部発祥の郷土料理です。
米粉をココナッツミルクや卵などと混ぜて焼き、パリパリとした生地のなかに、エビや肉、もやしなどが入っています。
「クアンアンゴン」のバイン・セオは、幅が50センチを超える大きさ。スタッフがハサミを入れ、目の前で食べやすい大きさに切ってくれます。料金は8万2000ドン(約400円)。
写真:沢木 慎太郎
地図を見るさきほどの「バイン・セオ」ですが、食べ方にコツがあります。ライスペーパーに香草(ハーブ)や生野菜、次にハサミで切った生地を乗せて、生春巻きと同じように巻いていきます。
写真が完成品。これを甘辛いソース(写真奥)につけながら食べます。左上の生春巻きと比べても、その大きさがわかります。具材がたっぷりなので、ライスペーパーで巻くことができないほど。女性二人でシェアすると、ちょうどいい分量。
写真:沢木 慎太郎
地図を見るベトナム中部にある世界遺産の街、フエの郷土料理が食べられるのも、「クアンアンゴン」をおすすめする理由。
フエは、“ベトナムの京都”と呼ばれ、ベトナム最後の王朝があった古都。宮廷料理など、ベトナム独自の食文化が見られます。フエ料理は、ベトナム人女性にも、たいへん人気。
写真の「バインベオ(Banh Beo)」がそのひとつ。水で溶いたタピオカの皮に、エビでんぶ、から揚げにした豚皮、ネギなどの野菜を小皿にのせて蒸し焼きした料理です。もちもちした食感があり、ちょっと甘いおやつのよう。セットで6万ドン(約290円)。
写真:沢木 慎太郎
地図を見る写真は、「バインザムイット(Banh Ram It)」。こちらもフエの郷土料理です。エビが入った蒸し餅。これもモチモチした食感があり、ほんのり甘い。セットで6万8000ドン(約330円)。
写真:沢木 慎太郎
地図を見るこちらもフエの郷土料理で、「バインナム(Banh Nam)」。米粉とタピオカをペースト状にした皮に、エビのでんぶ、ひき肉、野菜などをつつんで蒸したもの。甘い味噌のような味わい。セットで6万8000ドン(約330円)。
写真:沢木 慎太郎
地図を見る写真は「バイン・ボッ・ロック(Banh bot Loc)」。甘辛く炒めたエビや豚を、タピオカの皮で包み、蒸した料理。もちもちとした食感があり、エビの食感も香ばしい。セットで6万8000ドン(約330円)。
写真:沢木 慎太郎
地図を見るさきほどご紹介したフエの伝統的な郷土料理がワンプレートに乗った料理がこちら。メニュー表では「Banh Hue dac bit」と書かれ、英語名では「Traditional Hue cake mixed」と表記。
バインベオ(小皿蒸し)やバイン・ボッ・ロック(エビのタピオカ蒸し)といった、フエの名物料理がそろったセットです。料金は13万5000ドン(約650円)。値段は安く、とてもリーズナブル。コスパ抜群のセットです。
人気レストラン「クアンアンゴン」はホーチミンにもありますが、ハノイではホーチミン名物のバインセオも食べることができ、この店だけでベトナム全土の有名&人気料理を楽しむことができます。
ちなみに、「クアンアンゴン(Quan An Ngon)」は、ベトナム語で“おいしい店”という意味。ベトナム旅行で、おいしい名物料理を味わってみてはいかがでしょうか?
なお、ハノイの観光スポットや、人気グルメ&レストラン、おしゃれなカフェ&スイーツ、ハノイ旧市街でのおすすめのモデルコースなどについては別途、記事にまとめていますので、ご興味のある方は関連MEMOに張り付けたリンクからのぞいてみて下さい。
住所:So 18 Phan Boi Chau, Cua Nam, Hoan Kiem, Ha Noi
電話番号:+84-90-212-6963
アクセス:ハノイ駅から徒歩約5分
営業時間:6時30分〜22時
2019年4月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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